ダッシュボードの構成

プラン エディターおよびプロジェクト エディターのダッシュボードには、プランのシナリオまたはプロジェクトのシナリオの指標値がそれぞれ表示されます。 データ マネージャーで、指標を構成してプランでの計算方法を定義できます。 プランでは、指標は提案された開発 (ゾーニング プラン) または提案された土地利用規制 (土地利用プラン) に基づいて計算されます。 プロジェクトでは、指標値を手動で入力する必要があります。

ArcGIS Urban には、従来の指標と新しい指標の 2 つのバージョンがあります。 従来の指標とは対照的に、新しい指標は追加の演算子 (乗算、除算)、計測指標 (区画の面積、建物フットプリントの面積など)、指標を計算する解像度を選択するオプションなど、新たな機能を提供しています。 プランでは、新しい指標を使用することを推奨します。 従来の指標は廃止され、将来的に削除される予定です。 プランごとに、従来の指標を使用するか、新しい指標を使用するかを選択できます。 詳細については、「従来の指標と新しい指標の切り替え」をご参照ください。 また、従来の指標を新しい指標に変換することもできます。 詳細については、「従来の指標を新しい指標に変換」をご参照ください。

注意:

プランでは新しい指標を使用できますが、プロジェクトでは引き続き従来の指標を使用します。

データ マネージャーの [ダッシュボード] セクションにある [指標 (新規)] オプションで新しい指標の定義と編集を行い、[指標] オプションで従来の指標を構成できます。 従来の指標と新しい指標で既存の指標値をインポートするには、[既存の指標値] オプションを使用します。

ダッシュボードでの指標の解析については、「プランでのダッシュボードの操作」および「プロジェクトでのダッシュボードの操作」をご参照ください。

指標 (新規)

データ マネージャーで、新しい指標の定義と編集を行えます。 新しい指標の使用方法の詳細については、以下のセクションをご参照ください。

データ マネージャーで指標 (新規) ページを開く

データ マネージャーで指標 (新規) ページを開くには、次の手順に従います。

  1. ArcGIS Urban の概要で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標 (新規)] を選択します。

指標のタイプの概要

Urban には、さまざまなタイプの指標があります。 指標のタイプは、指標名の左側にあるアイコンで識別できます。 次のタイプがあります。

  • [計測値] 計測指標 - 計測値を表す組み込みの指標。 たとえば、空間面積や建物の高さなど。 演算子を使用して新しい指標を計算したり、計測値自体をダッシュボードに表示したりするための入力として使用します。
  • [空間用途タイプ パラメーター] 空間用途タイプ パラメーター - 各空間用途タイプのパラメーターを追加するための指標。 演算子を使用して、新しい指標を計算するための入力として使用します。
  • [変数] 変数 - 演算子を使用して新しい指標を計算するための入力として使用する数値。
  • [演算子] - 既存の指標に基づいて指標を計算するための演算子。 次の演算子を使用できます。
    • 加算 加算
    • 減算 減算
    • 乗算 乗算
    • 除算 除算
    • 丸め 丸め
  • [複合指標] 複合指標 - 複数の指標を含む組み込み指標。 グラフに複合指標を追加すると、演算子に接続された複数の指標が追加されます。

Urban で提供されるさまざまな指標の詳細については、「指標の追加」をご参照ください。

指標の解像度と集約の概要

指標の [解像度] によって、指標が計算されるレベルが決まります。 指標の解像度は、指標グラフの調査中に、指標名の右側にあるアイコンで識別できます。 次の解像度があります (高解像度から低解像度の順)。

  1. [空間] 空間の解像度 - 指標は、建物空間、サーフェス、地表ごとに計算されます。
  2. [建物] 建物の解像度 - 指標は建物ごとに計算されます。
  3. [区画] 区画の解像度 - 指標は区画ごとに計算されます。
  4. [分析範囲または選択] 分析範囲または選択の解像度 - 指標は、区画の選択か分析範囲 (区画が選択されていない場合) に対して計算されます。

指標の解像度の詳細については、「指標の構成」をご参照ください。

指標の調査

グラフ ビューを使用して、指標やその依存関係を調べます。

マウスを使用したグラフのナビゲートと調査

左下のミニマップに、グラフ全体に対する現在のビューの相対位置が表示されます。 マウスを使用してグラフをナビゲートするには、次の手順に従います。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。
  2. マウスを使用してグラフを調査します。
    • グラフを画面移動するには、グラフをクリックして、移動する方向へグラフをドラッグします。
    • グラフを拡大/縮小するには、マウス ホイール ボタンを使用します。 拡大するには、マウス ホイールを上に回転させます。 縮小するには、マウス ホイールを下に回転させます。
      ヒント:

      ダブルクリックすると、ポインターの位置で拡大します。 縮小するには、Shift キーを押しながらダブルクリックします。

ズーム ツールを使用したグラフの調査

左下のミニマップに、グラフ全体に対する現在のビューの相対位置が表示されます。 ズーム ツールを使用して拡大/縮小するには、次の手順に従います。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。
  2. マップの左上隅にあるズーム ツールを使用してグラフを調査します。
    • [拡大] ボタン 拡大 をクリックすると拡大します。
    • [縮小] ボタン 縮小 をクリックすると縮小します。
    • [画面に合わせる] ボタン 画面に合わせる をクリックすると、グラフ全体が画面いっぱいに表示されるように拡大/縮小されます。

グラフの依存関係の調査

グラフの依存関係を調査するには、次の手順に従います。

  1. 指標ページを開きます。
  2. 指標と指標接続にポインターを合わせてグラフの依存関係を調査します。
    • 指標にポインターを合わせると、流入と流出の接続がすべてハイライト表示されます。
    • 指標接続にポインターを合わせると、指標接続がハイライト表示されます。

指標の検索

指標を名前で検索するには、次の手順を実行します。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。
  2. ヘッダーの右上にある [検索] ボタン 検索 をクリックします。
  3. 検索する指標の名前を入力します。

    名前が一致するすべての指標がグラフ内でハイライト表示されます。

    ヒント:

    ハイライト表示されている指標を編集できます。

  4. 検索を終了するには、入力フィールドの横にある閉じるボタン 閉じる をクリックします。

グラフ レイアウトの調整

指標を移動して依存関係グラフのレイアウトを調整するには、次の手順を実行します。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。
  2. 指標を移動してレイアウトを調整します。
    • 1 つの指標を移動 - 指標をクリックして新しい位置にドラッグします。
    • 複数の指標を移動 (Shift キー選択) - Shift キーを押しながら指標をクリックすることで、複数の指標を選択します。 次に、選択したすべての指標を新しい位置にドラッグします。
    • 複数の指標を移動 (矩形選択) - Alt キーを押しながら指標の周囲に選択ボックスを描画することで、複数の指標を選択します。 次に、選択したすべての指標を新しい位置にドラッグします。

    新しいグラフ レイアウトは自動的に保存されます。

注意:
指標グラフを自動的にレイアウトするには、ヘッダーの [自動レイアウト] をクリックします。 これにより現在のグラフ レイアウトが上書きされます。

指標の追加

指標を追加するには、次の手順を実行します。

Urban で提供される指標のタイプの詳細については、「指標のタイプの概要」をご参照ください。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。
  2. ヘッダーのドロップダウン メニューで、グラフに追加する指標をクリックします。 次の指標を使用できます。
    • [空間] - 建物空間、サーフェス、地表の組み込み指標。
      • [空間面積] 計測指標 - 各建物空間とサーフェスの合計面積。
      • [正味空間面積] 計測指標 - 各建物空間とサーフェスの正味面積。 正味面積とは、合計面積に空間用途タイプの正味面積ファクターを乗算したものです。
      • [住戸] 計測指標 - 各空間の住戸数。 建物内の空間用途タイプごとに住戸数を計算する方法については、「建設規制サイド パネルを使用した検証」をご参照ください。 この数は、建物内の同じ空間用途タイプの空間に均等に割り当てられます。
      • [空間用途タイプ パラメーター] 空間用途タイプ パラメーター - 詳細の計算に使用される各空間用途タイプにパラメーターを追加するための指標。
    • [建物] - 建物の組み込み指標。
      • [建物フットプリントの面積] 計測指標 - 各建物の合計フットプリント面積。
      • [建物の延床面積] 計測指標 - 各建物の延床面積 (GFA)。 GFA/FAR で考慮される空間のみが含まれます。 プラン エディターで、GFA に空間を含めたり除外したりする方法については、「建物空間の編集」をご参照ください。
      • [建物の高さ] 計測指標 - 各建物の高さ。
      • [建物のフロア数] 計測指標 - 各建物のフロア数。
      • [建物の基礎深度] 計測指標 - 各建物の基礎 (地下) 深度。
      • [建物の基礎フロア] 計測指標 - 各建物の基礎 (地下) フロア数。
    • [区画] - 区画の組み込み指標。
      • [区画面積] 計測指標 - 各区画の合計面積。
      • [区画の範囲] 複合指標 - 計測指標を入力として使用し、各区画で建物が占める範囲を計算する複合指標。
      • [区画の建蔽率 (FAR)] 複合指標 - 計測指標を入力として使用し、各区画の建蔽率 (FAR) を計算する複合指標。
    • [演算子] - 既存の指標に基づいて新しい指標を計算するための演算子。
      • [加算] 加算 - 2 つ以上の指標を合計します。
      • [減算] 減算 - ある指標から別の指標を減算します。
      • [乗算] 乗算 - 2 つ以上の指標を乗算します。
      • [除算] 除算 - ある指標を別の指標で除算します。
      • [丸め] 丸め - 指標を丸めます。
    • [変数] - 新しい指標を計算するための数値。

指標の構成

以下の指標のタイプを構成できます。

  • 演算子
  • 空間用途タイプ パラメーター
  • 変数

指標を構成するには、次の手順に従います。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。
  2. 構成するグラフで指標をクリックします。

    指標の構成サイド パネルが表示されます。

  3. 必要に応じ、名前と説明を入力します。

    名前のない指標はダッシュボードに表示されず、既存の指標値を持つことはできません。

  4. タイプ固有の指標の構成を続行します。
ヒント:

また、空間用途タイプ ダイアログ ボックスで空間用途タイプ パラメーターを構成することもできます。 詳細については、「空間用途タイプの管理」をご参照ください。

演算子の指標の構成

演算子の指標を構成するには、次の手順に従います。

  1. グラフ内の指標をクリックして指標の構成サイド パネルを開き、名前と説明を構成します。
  2. 演算子の指標の入力を構成します。 指標の構成サイド パネルの入力を選択するか、指標グラフで指標を接続します。
    • 構成サイド パネルで指標の入力を選択 - [計算] セクションの [指標の選択] ドロップダウン リストで 1 つ以上の指標を選択し、計算への入力として追加します。
    • 指標グラフで指標を接続 - 指標グラフで、入力として使用する指標を参照します。 解像度アイコンの横にある、指標の出力の円にポインターを合わせます。 ポインターをクリックし、ターゲットの指標の演算子アイコンの横にある指標の入力の円にドラッグします。
    注意:
    • 必要な入力と許可された入力の数は、選択した演算子によって異なります。
      • [丸め] - 必要な入力は 1 つのみです。
      • [減算][除算] には、2 つの入力が必要です。
      • [加算][乗算] では 1 つ以上の入力を使用できます。
      入力が不足している場合は計算が行われず、エラー メッセージが表示されます。
    • 減算と除算の場合、入力の順序が計算に影響します。
      • [減算] - 下の指標 (減数) が上の指標 (被減数) から減算されます。
      • [除算] - 上の指標 (被除数) が下の指標 (除数) で除算されます。
  3. [丸め] 演算子の場合、[丸め] 方法を構成します。
    • [最近接] - 指標値は最も近い整数値に丸められます。
    • [切り上げ] - 指標値は、その数より大きい次の整数に切り上げられます。
    • [切り下げ] - 指標値は、その数より小さい次の整数に切り下げられます。
  4. 必要に応じ、[単位] パラメーターの単位を指定します。 定義済みの単位を選択することも、独自の単位を作成することもできます。
    • 事前定義された単位 - ドロップダウン リストから単位を選択します。
    • カスタム単位 - ドロップダウン リストで [カスタム] を選択します。 ドロップダウン メニューの下にある [単位の被除数を追加] ボタン 単位の追加 をクリックして単位の被除数を選択して追加し、[単位の除数を追加] ボタン 単位の追加 をクリックして単位の除数を選択して追加します。 たとえば、「1 日あたりの量」という単位を作成するには、「量」を被除数、「日」を除数として追加します。
    注意:
    • 演算子指標の単位は、入力の単位と互換性がある必要があります。 たとえば、[加算] 演算子を使用する場合、すべての入力は同じ単位である必要があります。 単位が一致しない場合、計算は行われず、エラー メッセージが表示されます。
    • 既存の指標値が含まれている指標の単位は変更できません。
    • [丸め] 演算子は、数値、日数、角度の単位にのみ対応しています。
  5. 指標の [解像度] を構成します。 指標の解像度によって、指標が計算されるレベルが決まります。 次のいずれかの解像度を選択します (高解像度から低解像度の順)。
    • [空間] 空間の解像度 - 指標は、建物空間、サーフェス、地表ごとに計算されます。
    • [建物] 建物の解像度 - 指標は建物ごとに計算されます。
    • [区画] 区画の解像度 - 指標は区画ごとに計算されます。
    • [分析範囲または選択] 分析範囲または選択の解像度 - 指標は、区画の選択か分析範囲 (区画が選択されていない場合) に対して計算されます。
    指標の解像度を選択する際は、以下を考慮します。
    • 指標は、それ自体よりも高い解像度で使用できません。 たとえば、建物の解像度で計算された指標は、空間の解像度で計算された指標の入力として使用できません。 解像度が一致しない場合、計算は行われず、エラー メッセージが表示されます。
    • 集約が有効であれば、指標は低い解像度で使用できます ([合計] に設定)。 集約の詳細については、次のステップをご参照ください。
    • 最適な解像度は使用例によって異なります。
      • 指標の計算をできるだけ細かく行うには、可能な限り高い解像度を維持します。
      • 指標を丸める際は、可能な限り高い解像度を選択することが推奨されないことがあります。 たとえば、人々は複数の空間 (フロア) に居住することができるため、人口は空間レベルではなく建物レベルで丸める方が良いでしょう。
    • 建物の解像度に集約されるのは建物空間だけで、サーフェスと地表は集約されません。
  6. 指標の [集約] 方法を構成します。 集約は、指標をグラフやダッシュボードで低い解像度に集約できるかどうかを決定します。 次のいずれかの集約方法を選択します。
    • [合計] - 指標値は低解像度に合計されます。
    • [なし] - 指標は低解像度に集約できません。
    集約方法を選択する際は、以下を考慮します。
    • 集約方法が [なし] に設定されている指標は、低解像度の指標の入力として使用することはできません。 たとえば、集約を無効にした建物の解像度で計算された指標は、区画の解像度で計算された指標の入力として使用できません。 解像度と集約の設定が一致しない場合、計算は行われず、エラー メッセージが表示されます。
    • 集約が [なし] に設定され、集約が [区画] よりも高い指標の値は、プラン エディターのダッシュボードに表示されません。これには、区画または分析範囲のいずれかへの集約が必要になるからです。 この場合は、ダッシュボードに警告が表示されます。
    • 集約が [なし] に設定された指標は、既存の指標値を持つことはできません。
    • 集約方法を [なし] に設定するのは、一部のケースにのみ推奨されます。 たとえば、建蔽率 (FAR) などの比率を計算する場合などです。 FAR を計算する場合 (延床面積を区画面積で除算)、集約を [なし] に設定することをおすすめします。これは、複数の区画の FAR を合計すると、不正な結果につながるからです。
    注意:

    集約方法として [最大] を使用する計測指標がいくつかあります (建物の高さ、建物のフロア数、建物の基礎深度、建物の基礎フロア)。 この集約方法は変更できず、現在のところ他の指標では使用できません。

空間用途タイプ パラメーター指標の構成

空間用途タイプの指標を構成するには、次の手順に従います。

  1. グラフ内の指標をクリックして指標の構成サイド パネルを開き、名前と説明を構成します。
  2. [空間用途タイプ パラメーター] セクションで [追加] をクリックし、パラメーターを追加する空間用途タイプを選択します。

    空間用途タイプがテーブルに追加されます。

  3. [編集] ボタン 編集ボタン をクリックし、空間用途タイプ パラメーターを追加します。

    テーブルから空間用途タイプを削除するには、[削除] ボタン 削除 をクリックします。

  4. 必要に応じ、[単位] パラメーターの単位を指定します。 定義済みの単位を選択することも、独自の単位を作成することもできます。
    • 事前定義された単位 - ドロップダウン リストから単位を選択します。
    • カスタム単位 - ドロップダウン リストで [カスタム] を選択します。 ドロップダウン メニューの下にある [単位の被除数を追加] ボタン 単位の追加 をクリックして単位の被除数を選択して追加し、[単位の除数を追加] ボタン 単位の追加 をクリックして単位の除数を選択して追加します。 たとえば、「1 日あたりの量」という単位を作成するには、「量」を被除数、「日」を除数として追加します。
    注意:
    単位を変更すると、構成済みの空間用途タイプ パラメーターの値が変わることがあります。 値が正しいことを確認してください。

変数の指標の構成

変数の指標を構成するには、次の手順に従います。

  1. グラフ内の指標をクリックして指標の構成サイド パネルを開き、名前と説明を構成します。
  2. [値] 入力フィールドを使用し、変数値を構成します。
  3. 必要に応じ、[単位] パラメーターの単位を指定します。 定義済みの単位を選択することも、独自の単位を作成することもできます。
    • 事前定義された単位 - ドロップダウン リストから単位を選択します。
    • カスタム単位 - ドロップダウン リストで [カスタム] を選択します。 ドロップダウン メニューの下にある [単位の被除数を追加] ボタン 単位の追加 をクリックして単位の被除数を選択して追加し、[単位の除数を追加] ボタン 単位の追加 をクリックして単位の除数を選択して追加します。 たとえば、「1 日あたりの量」という単位を作成するには、「量」を被除数、「日」を除数として追加します。
    注意:
    単位を変更すると、変数値が変わることがあります。 値が正しいことを確認してください。

指標の削除

1 つ以上の指標を削除するには、次の手順に従います。 既存の指標値を含む指標を削除できません。 この場合は、はじめに既存の指標値を削除します。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。
  2. 1 つ以上の指標を削除します。
    • 1 つの指標を削除 - 指標を選択し、指標の構成サイド パネルの下部にある [削除] ボタンをクリックします。
    • 複数の指標を削除 (Shift キー選択) - Shift キーを押しながら指標をクリックすることで、複数の指標を選択します。 次に、右下の [削除] をクリックするか、Delete キーを押します。
    • 複数の指標を削除 (矩形選択) - Alt キーを押しながら指標の周囲に選択ボックスを描画することで、複数の指標を選択します。 次に、右下の [削除] をクリックするか、Delete キーを押します。

    選択したすべての指標とその接続が削除されます。 既存の指標値を含む指標はグラフに残ります。 最初に既存の指標値を削除してください。 その後、指標を削除します。

従来の指標を新しい指標に変換

従来の指標を新しい指標に変換するには、次の手順に従います。

注意:

  • 従来の指標は、新しい指標のグラフが空白の場合にのみ変換できます。 はじめに、新しい指標を削除することを検討してください。 新しい指標を削除する方法については、「指標の削除」をご参照ください。
  • 現時点では、プロジェクトは従来の指標を使用しています。 従来の指標のグラフを変換した場合でも、プロジェクトでは引き続き従来の指標のグラフを使用します。
  • プランで新しい指標を使用するには、プラン ダッシュボードで有効にする必要があります。 詳細については、「ダッシュボードの編集」をご参照ください。

  1. 指標 (新規) ページを開きます。

    従来の指標が定義されており、新しい指標のグラフが空白の場合は、[新しい指標] ダイアログ ボックスが自動的に表示されます。

  2. [OK] をクリックし、従来の指標を変換します。

    変換された指標のグラフが表示されます。

注意:

  • 変換された指標のグラフには、従来のグラフよりも多くの指標が含まれています。従来の指標接続は新しい指標に変換されるためです。 従来の指標接続にオプションのチャート ラベルが定義されていない場合、新しく導入された指標には名前がありません。 ダッシュボードに表示するために、指標に名前を追加するか、既存の指標値を追加することを検討してください。
  • 新しい指標ではオプションのチャート ラベルはサポートされず、場合によっては変換時に削除されることがあります。 これは新しい指標のダッシュボードに影響を及ぼすことがあります。 オプションのチャート ラベルを使用していた場合は、指標の変換後、ダッシュボードを確認することを検討してください。
  • 指標の丸め方法は、新しいグラフと従来のグラフとで異なります。 これにより、指標値が若干異なることがあります。 従来の指標は、各区画の空間用途タイプごとに指標値を丸めていました。 変換後の新しい指標は、デフォルトで、空間ごとに丸めます。
  • 従来の指標グラフのレイアウトは維持されません。

指標 (従来)

データ マネージャーで、従来の指標の定義と編集を行えます。

注意:
ArcGIS Urban には、従来の指標と新しい指標の 2 つのバージョンがあります。 従来の指標とは対照的に、新しい指標は追加の演算子 (乗算、除算)、計測指標 (区画の面積、建物フットプリントの面積など)、指標を計算する解像度を選択するオプションなど、新たな機能を提供しています。 従来の指標は今後廃止される予定のため、プランでは新しい指標を使用することをおすすめします。 詳細については「指標 (新規)」をご参照ください。

指標の調査

Urban モデルに定義されている指標と、これらの指標の関係を調べるには、グラフ ビューとリスト ビューを使用します。

グラフ ビューとリスト ビューの切り替え

グラフ ビューとリスト ビューの間で切り替えるには、次の手順に従います。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。
  3. 青色のヘッダー バーにあるビュー オプションから選択します。
    • [グラフ ビュー] グラフ ビュー - 指標を依存関係グラフで表示します。
    • [リスト ビュー] リスト ビュー - 指標をリストで表示します。

マウスを使用したグラフのナビゲートと調査

右下のミニマップに、グラフ全体に対する現在のビューの相対位置が表示されます。

マウスを使用してグラフをナビゲートするには、次の手順に従います。

  1. グラフ ビューで指標ページを開きます。
  2. マウスを使用してグラフを調査します。
    • グラフを画面移動するには、移動する方向にグラフをドラッグします。
    • グラフを拡大/縮小するには、マウス ホイール ボタンを使用します。 拡大するには、マウス ホイールを上に回転させます。 縮小するには、マウス ホイールを下に回転させます。
      ヒント:

      ダブルクリックすると、ポインターの位置で拡大します。 縮小するには、Shift キーを押しながらダブルクリックします。

ズーム ツールを使用したグラフの調査

右下のミニマップに、グラフ全体に対する現在のビューの相対位置が表示されます。

ズーム ツールを使用して拡大/縮小するには、次の手順に従います。

  1. グラフ ビューで指標ページを開きます。
  2. マップの左下隅にあるズーム ツールを使用してグラフを調査します。
    • [拡大] ボタン 拡大 をクリックすると拡大します。
    • [縮小] ボタン 縮小 をクリックすると縮小します。
    • [画面に合わせる] ボタン 画面に合わせる をクリックすると、グラフ全体が画面いっぱいに表示されるように拡大/縮小されます。

グラフの依存関係の調査

グラフの依存関係を調査するには、次の手順に従います。

  1. グラフ ビューで指標ページを開きます。
  2. 指標と指標接続にポインターを合わせてグラフの依存関係を調査します。
    • 指標にポインターを合わせると、流入と流出の接続がすべてハイライト表示されます。
    • 指標接続にポインターを合わせると、指標接続がハイライト表示されます。
ヒント:

指標や指標接続にポインターを合わせると、次のような追加の情報がツールチップとして表示されます。

  • 指標にポインターを合わせると、指標の説明が表示されます。
  • 接続ノードにポインターを合わせると、計算の詳細が表示されます。
  • 赤色でハイライト表示されている接続ノードにポインターを合わせると、欠落しているパラメーターの詳細が表示されます。

グラフ レイアウトの調整

指標を移動して依存関係グラフのレイアウトを調整するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。
  3. 指標を移動してレイアウトを調整します。
    • 1 つの指標を移動 - 指標を囲む灰色のボックスをクリックして新しい位置にドラッグします。
    • 複数の指標を移動 (Shift キー選択) - Shift キーを押しながら指標を囲む灰色のボックスをクリックすることで、複数の指標を選択します。 次に、選択したすべての指標を新しい位置にドラッグします。
    • 複数の指標を移動 (矩形選択) - Alt キーを押しながら指標の周囲に選択ボックスを描画することで、複数の指標を選択します。 次に、選択したすべての指標を新しい位置にドラッグします。

    新しいグラフ レイアウトは自動的に保存されます。

注意:
指標グラフを自動的にレイアウトするには、青色のヘッダーの [自動レイアウト] をクリックします。 これにより現在のグラフ レイアウトが上書きされます。

指標の追加と構成

以下のセクションでは、指標を追加および構成する方法について説明します。 指標は次の方法で追加できます。

  • 接続された指標をグラフに追加 - 既存の指標に接続された指標を追加します。
  • 追加ツール 追加 を使用して指標を追加 - 指標を追加し、後から接続します。

指標接続の追加および構成の詳細については、以下の「指標の接続」セクションをご参照ください。

注意:

指標の操作は、プランとプロジェクトで異なります。

  • プラン - データ マネージャーで構成した指標は、新しいプランのテンプレートになります。 プランを作成すると、これらの指標の専用のコピーが作成されます。 詳細については、「プランの作成」と「データ モデル」ドキュメント ページをご参照ください。 データ マネージャーで指標を編集しても、過去に作成されたプランの指標には影響しません。 指標値は、計画済み建物とサーフェスに基づいて計算されます。 プランで指標を構成する方法については、「ダッシュボードの操作」をご参照ください。
  • プロジェクト - データ マネージャーで構成した指標は、各プロジェクトで直接使用されます。 プラントは異なり、指標はプロジェクトの作成時にコピーされません。 データ マネージャーで指標を編集すると、過去に作成したプロジェクトも含め、Urban モデルに関連付けられたすべてのプロジェクトに影響が及びます。 指標値は、提案されたデザインに基づいて計算されません。 手動で入力する必要があります。 プロジェクトで指標を使用する方法については、「ダッシュボードの操作」をご参照ください。

接続された指標をグラフに追加

既存の指標に接続された指標をグラフに追加するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。
  3. 新しい指標の接続先となる指標の横にある指標接続の追加ボタン 指標接続の追加 にポインターを合わせます。

    ポインターが十字線シンボルに変化します。

  4. ポインターをクリックし、グラフ上の空白スペースにドラッグします。

    [無題の指標] という名前で、ソースの指標に接続された新しい指標が作成されます。 新規作成された指標と指標接続ノードが太い境界線でハイライト表示されます。

  5. 必要に応じて、指標名をクリックして指標を構成します。
  6. 必要に応じて、指標接続をクリックして指標接続を編集します。

注意:
  • 追加した指標接続は計算パラメーターが欠落しているため、赤色でハイライト表示されます。 指標計算パラメーターを構成する方法については、「指標接続の編集」をご参照ください。
  • 指標接続は、プロジェクトには影響しません。

追加ツールを使用した指標の追加

追加ツールを使用して指標を追加するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。
  3. 青色のヘッダー バーにある [追加] ボタン 追加 をクリックします。

    ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. 指標を構成します。 このためには、「指標の構成」セクションの手順 5 以降を実行します。
注意:

追加した指標はグラフに接続されていないため、赤色でハイライト表示されます。 正しく計算されるようにするため、これを別の指標に接続する必要があります。 詳細については、以下の「指標の接続」セクションをご参照ください。

指標の構成

指標を構成するには、次の手順に従います。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。

    指標の構成がグラフ ビュー グラフ ビュー で自動的に開きます。

  3. 必要に応じて、リスト ビューに切り替えます
  4. 指標の構成ダイアログ ボックスを開きます。
    • [グラフ ビュー] グラフ ビュー - 指標名をクリックします。
    • [リスト ビュー] リスト ビュー - 構成ボタン 構成ボタン をクリックします。

    指標ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. 名前、説明、単位タイプを入力します。

    説明は、プロジェクトではなくプランでのみ表示されます。

    空間用途タイプの設定後、別の指標でその指標が使用されている場合、または指標に既存の指標値がある場合、指標の単位タイプは変更できません。

    注意:

    指標名とユニット タイプを変更すると、この指標を使用しているすべてのプロジェクトに影響が及ぶ可能性があります。

  6. 単位タイプ [数値] および [1 日あたりの数値] の指標に [丸め] 方法を構成します。
    • [なし] - 指標値を整数に丸めません。
    • [最近接] - 指標値が最も近い整数に丸められます。
    • [切り上げ] - 指標値は、その数より大きい次の整数に切り上げられます。
    • [切り下げ] - 指標値は、その数より小さい次の整数に切り下げられます。

    各指標ソース値は、各区画の空間用途タイプごとに丸められ、合計指標値に合計されます。 指標に既存の指標値が含まれている場合、このデータは値ごとに丸められます。

    既存の指標値を追加する方法については、以下の「既存の指標値のインポート」セクションをご参照ください。

    丸めの設定は、プランにのみ適用されます。 プロジェクトの指標値は丸められません。

  7. [OK] をクリックします。

    ダイアログ ボックスが閉じます。 グラフ ビューで指標を編集した場合、太い境界線でハイライト表示されます。

指標の削除

指標を削除するには、次の手順に従います。 別の指標で使用されている指標や既存の指標値がある指標は削除できません。

注意:

指標を削除すると、プロジェクトに追加した指標値も削除されます。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。

    指標の構成がグラフ ビュー グラフ ビュー で自動的に開きます。

  3. 必要に応じて、指標を構成します。
  4. 指標の構成ダイアログ ボックスを開きます。
    • [グラフ ビュー] グラフ ビュー - 指標名をクリックします。
    • [リスト ビュー] リスト ビュー - 構成ボタン 構成ボタン をクリックします。

    指標ダイアログ ボックスが表示されます。

  5. 削除ボタン 削除 をクリックして削除を確定します。

指標の接続

以下のセクションでは、指標接続を追加および構成する方法について説明します。 2 つの指標を接続することで、ある指標を別の指標のソースとして使用できます。 プランでは、指標ソースは加重合計として集計され、指標値になるまで合計されます。 指標接続は、プロジェクトには影響しません。

ソース指標の加重の方法については、以下の「指標接続の編集」セクションをご参照ください。

指標は次の方法で接続できます。

  • グラフで接続を描画します。
  • 接続ツール 接続 を使用します。

グラフでの指標の接続

グラフ内で指標を接続するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。

    指標の構成がグラフ ビュー グラフ ビュー で開きます。

  3. 別の指標に接続する指標の横にある指標接続の追加ボタン 指標接続の追加 にポインターを合わせます。

    ポインターが十字線シンボルに変化します。

  4. ポインターをクリックしてターゲットの指標にドラッグします。

    新しい指標接続が作成され、そのノードが太い境界線でハイライト表示されます。

  5. 必要に応じて、指標接続をクリックして指標接続を編集します。
注意:

追加した指標接続は計算パラメーターが欠落しているため、赤色でハイライト表示されます。 指標計算パラメーターを構成する方法については、「指標接続の編集」をご参照ください。

接続ツールを使用した指標の接続

接続ツールを使用して指標を接続するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。
  3. 青色のヘッダー バーにある [接続] ボタン 接続 をクリックします。

    ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [From] および [To] ドロップダウン メニューを使用して、指標間の接続を定義します。

    [From] で指定した指標は、[To] で指定した指標のソースとして使用されます。

  5. [OK] をクリックします。

    接続が依存関係グラフに追加されます。 接続ノードは計算パラメーターが欠落しているため、太い境界線でハイライト表示され、赤色で表示されます。 指標計算パラメーターを構成する方法については、「指標接続の編集」をご参照ください。

指標接続の編集

指標接続ダイアログ ボックスで、指標ソースがターゲットの指標にどのように寄与するかを定義できます。

2 つの指標間の接続を編集するには、以下の手順を実行します。

注意:

指標接続はグラフ ビューでのみ編集できます。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。

    指標の構成がグラフ ビュー グラフ ビュー で開きます。

  3. 2 つの指標間の接続上にある [接続の編集] ボタン 接続の編集 をクリックします。

    ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. [寄与] セクションで、ソース指標値の寄与タイプを選択します。
    • [定数値による加重] - 加重は空間用途タイプに関係なく同じです。
    1. [加重] セクションの入力フィールドに定数値を入力します。
    2. [加重] セクションのドロップダウン メニューを使用して、指標ソースの加重を構成します。

      • [x] - ソース指標値に加重値が乗算されます。
      • [/] - ソース指標値が加重値で除算されます。

    • [空間用途タイプ パラメーターによる加重] - 空間用途タイプに新しいパラメーターが追加されます。これにより、各空間用途タイプに対して異なる加重を設定できます。
    1. [加重] セクションの入力フィールドに名前を入力します。
    2. [加重] セクションのドロップダウン メニューを使用して、指標ソースの加重を構成します。

      • [x] - ソース指標値に加重値が乗算されます。
      • [/] - ソース指標値が加重値で除算されます。

    3. [空間用途タイプ] セクションで空間用途タイプ パラメーターを追加します。 ドロップダウン リストで空間用途タイプを選択し、入力フィールドに値を入力します。 [追加] をクリックして、このパラメーターをリストに追加します。

      空間用途タイプ パラメーターは、空間用途タイプ設定の [指標パラメーター] タブでも定義できます。 詳細については、「空間用途タイプの管理」をご参照ください。

    • [加算] - 指標ソースがターゲットの指標に加算されます。
    • [減算] - 指標ソースがターゲットの指標から減算されます。

    [加算][減算] は、ソースとターゲットの指標が同じ単位タイプである場合にのみ有効になります。 詳細については、「指標の構成」をご参照ください。

  5. 必要に応じて、チャート ラベルを構成します。

    構成済みの場合は、ソース指標名の代わりにチャート ラベルがダッシュボードに表示されます。

  6. [OK] をクリックします。

    [接続の編集] ダイアログ ボックスが閉じます。 グラフ ビューで指標接続を編集した場合、その接続ノードが太い境界線でハイライト表示されます。

指標接続の削除

指標接続を削除するには、次の手順に従います。

注意:

指標接続はグラフ ビューでのみ削除できます。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [指標] を選択します。

    指標の構成がグラフ ビュー グラフ ビュー で開きます。

  3. 2 つの指標間の接続上にある [接続の編集] ボタン 接続の編集 をクリックします。

    ダイアログ ボックスが表示されます。

  4. 削除ボタン 削除 をクリックして削除を確定します。
注意:

指標は別の指標に接続されている必要があります。 接続を削除したことで指標が接続されていない状態になった場合、指標グラフで赤色でハイライト表示されます。

既存の指標値のインポート

既存の値を指標にインポートすることができます。 既存の指標値は、計画アクティビティが開始される前の現在の状態を表します。 既存の指標値は、ポイント フィーチャとして Urban データベースに格納されます。 既存の指標値は、プロジェクトではなくプランでのみ使用されます。

注意:

データ マネージャーで構成した既存の指標値は、新しいプランのテンプレートになります。 プランを作成すると、既存の指標値ポイント フィーチャのプラン固有のコピーがそのプランの分析範囲内に作成されます。 詳細については、「プランの作成」と「データ モデル」ドキュメント ページをご参照ください。

データ マネージャーで既存の指標値を編集しても、過去に作成されたプランの値には影響しません。 プラン レベルで既存の指標値を操作する方法の詳細は、「既存の指標値」をご参照ください。

既存の指標値をインポートするには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Urban で、右上にある [管理] ボタン 設定ボタン をクリックし、データ マネージャーを開きます。
  2. [ダッシュボード] をクリックし、ドロップダウン リストから [既存の指標値] を選択します。

    注意:
    指標の構成に応じて、[新しい指標: 既存の指標値] および [指標: 既存の指標値] の 2 つのテーブルが表示されます。 従来の指標と新しい指標の詳細については、「指標 (新規)」および「指標 (従来)」をご参照ください。

  3. テーブルにリストされている指標の [既存データ] 列にある [追加] をクリックして、[既存データのインポート] ダイアログ ボックスを開きます。

    注意:
    新しい指標を使用する場合は、次の点に留意してください。
    • 名前のない指標はテーブルに表示されません。
    • 以下の指標はテーブルに表示されますが、既存の値の追加は無効になっています。
      • 空間用途タイプ パラメーター
      • 変数
      • 集約が無効化された指標

    1. [アイテム] ステップで、既存の指標値が含まれている ArcGIS Online レイヤーを検索します。 レイヤーをクリックし、[次へ] をクリックして続行します。
      • 既存の指標値は、ポイント、ポリゴン、ポリライン フィーチャ レイヤーからインポートすることができます。
      • 座標系が一致していない場合、既存の指標値を表すポイント フィーチャが Urban モデルの座標系に変換されます。
    2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックして続行します。
    3. [フィールド] ステップで、[ソース内のフィールド] ドロップダウン メニューを使用して、既存の指標値を含むソース フィールドを構成します。
    4. 必要に応じて、[ソースの単位] ドロップダウン メニューを使用して、既存データ ソースの単位を構成します。
    5. ポイント フィーチャを含まないホスト フィーチャ レイヤーから値をインポートしている場合は、既存の値を持つライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャをポイント フィーチャに変換する方法を選択します。

      • [重心] - ポイントを入力ジオメトリの重心としてインポートします。 重心がジオメトリの外部にある場合は、代わりにジオメトリ内部の妥当なポイントが使用されます。
      • [等間隔のポイント] - グリッドに沿った正距図法でソース値を分布します。 値が 0 の場合は、ポイントが作成されません。

    6. [フィールド] ステップで、[次へ] をクリックします。
    7. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。 ソース データ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。 すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
    8. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
      注意:

      [検証] ステップでは、データ ソースで検証されたフィーチャの数が表示され、[インポート] ステップでは、Urban データベースにインポートされたフィーチャの数が表示されます。 ライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャを含むホスト フィーチャ レイヤーから [等間隔のポイント] インポート オプションを使用して既存の指標値をインポートすると、この数は異なる場合があります。

注意:

  • 整数に丸めるよう構成されている指標の場合、既存の指標値はデータ ポイントごとに丸められます。 指標の丸め方の詳細については、上記の「指標の構成」セクションをご参照ください。
  • 集約された指標の既存の指標値を、関連するソース指標の既存の指標値から計算することはできません。 集約された指標専用の既存の指標値を追加します。