データ マネージャーを使用して、ArcGIS Urban のデータを追加、編集、構成することができます。 概要ヘッダーの右上にある [管理] ボタン を使用して、データ マネージャーにアクセスします。 データ マネージャーは、以下のセクションで構成されています。
- [設定] - 一般項目、概略図表現、写実的表現、地表、その他のレイヤー、道路レベルの画像、初期ビジュアライゼーション、表示構成
- 記録システム
- [ゾーニング] - ゾーニング タイプ、ゾーニング境界、オーバーレイ タイプ、オーバーレイ境界、土地利用タイプ、土地利用境界
- [開発] - 区画、空間用途タイプ、建物タイプ
- [ダッシュボード] - 指標、既存の指標値
- [プロジェクト] - プロジェクト ステータス タイプ、プロジェクト、将来の建物
- [インジケーター] - ArcGIS Living Atlas インジケーターとカスタム インジケーター
注意:
ArcGIS Living Atlas インジケーター セクションは、USA デフォルト テンプレートに基づいてグローバル Urban モデルを作成する場合にのみ表示されます。 詳細については、「Urban モデルの作成」をご参照ください。
- [ディスカッション] - フィードバック カテゴリ、パブリック エンゲージメント
- [共有] - Urban モデルを表示できるユーザー、Urban モデルを編集できるユーザー、設計プランやプロジェクトを作成できるユーザー、Urban モデルの埋め込み、Urban Database のエクスポート
ArcGIS Urban を有効に動作させるためには、特定のデータが推奨されます。 Urban は空白のレイヤーでも開くことができますが、都市計画ワークフローを効率的に実行するには次のデータをお勧めします。
- ゾーニング タイプ
- 土地利用タイプ
- 空間用途タイプ
- 建物タイプ
- プロジェクト ステータス タイプ
- フィードバック カテゴリ
データを処理するとき、他のデータを構成する前に一部のデータをアップロードする必要があります。 次のような依存関係があります。
- ゾーニング境界を追加するには、ゾーニング タイプが必要です。
- オーバーレイ境界を追加するには、オーバーレイ タイプが必要です。
- 土地利用境界を追加するには、土地利用タイプが必要です。
- 建物タイプを追加するには、空間用途タイプが必要です。
- プロジェクトをアップロードするには、プロジェクト ステータス タイプが必要です。
- 将来の建物レイヤーを追加するには、プロジェクトをアップロードする必要があります。
注意:
プランを作成すると、[記録システム] セクションと [ダッシュボード] セクションで構成されたデータのプラン固有のコピーが作成されます。 詳細については、「プランの作成」と「データ モデル」ドキュメント ページをご参照ください。テンプレートの使用
一部のデータ フィールドでは、コンピューターのスプレッドシートからデータをアップロードできます。 このような場合、テンプレートをダウンロードできます。 テンプレートには、デフォルトのデータ (たとえば、デフォルトの建物タイプ) が構造化テーブル形式で含まれています。 このテンプレートを使用して、データを準備することができます。 テーブルが完成したら、データ マネージャーにテーブルを追加でき、コンテンツが表示されます。
テンプレートにアクセスするには、次の手順を実行します。
- データ マネージャーを開きます。
- データをアップロードするセクションをクリックします。
- 現在のセクションの右上にある [追加] ボタンをクリックします。
- [スプレッドシートから] を選択します。
[インポート] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [ファイル] ステップで、[テンプレートのダウンロード] をクリックします。
Excel ファイルがダウンロードされます。
または、データが準備され、ArcGIS Online に追加されている場合、[フィーチャ テーブル/レイヤーから] アップロード オプション (該当する場合) を使用して、そのデータをデータ マネージャーにアップロードできます。 ゾーニング タイプや空間用途タイプなどのタイプをアップロードする場合はテーブル (ホスト) を使用し、ゾーニング境界やプロジェクトなどのジオメトリをアップロードする場合はフィーチャ レイヤー (ホスト) を使用します。
ヒント
データを準備してデータ マネージャーにアップロードする場合、次のことを考慮してください。
- ゾーニング レイヤー、土地利用レイヤー、および区画レイヤーに、重複するフィーチャまたは重なっているフィーチャがないことを確認してください。
- ゾーニングまたは土地利用境界のレイヤー内の Zoning Type フィールドまたは Land Use Type フィールドが、ゾーニング タイプまたは土地利用タイプのデータの [カスタム ID] の値を参照していることを確認してください。
- 一部の属性は、JSON 文字列を入力として必要とします (たとえば、ゾーニング タイプでの許可される空間用途タイプ)。 この JSON 文字列が正しい形式であることを確認してください。 このスキーマについては、対応するスプレッドシートのテンプレートで詳細に説明します。 スプレッドシートのテンプレートは、データ マネージャーでダウンロードできます。
- スプレッドシートのテンプレートを使用してデータをアップロードするときに、文字列値の大文字と小文字が区別されます。 このスキーマについては、テンプレートで詳細に説明します。
- 区画レイヤーの場合、EdgeInfos フィールド内のエッジの数が区画のジオメトリのエッジの数に一致することを確認してください。
- インポート時に、座標系が一致していない場合、ジオメトリが Urban モデルの座標系に変換されます。