ゾーニングの管理—ArcGIS Urban

ArcGIS Urban では、都市のゾーニングコード規制を標準化された構造で格納し、プランの設計で使用できます。データマネージャーでは、次のプロパティを構成できます。

[ゾーニングタイプ] と [ゾーニング境界] は、ゾーニングプランで使用するゾーニングコード規制を定義します。
[オーバーレイタイプ] と [オーバーレイ境界] を使用すると、基になるゾーンのゾーニングコード規制をオーバーライドできます。オーバーレイは、ゾーニングプランでのみ使用でき、土地利用プランでは使用できません。
[土地利用タイプ] と [土地利用境界] は、土地利用プランで使用される土地利用規制を定義します。

ゾーニング、オーバーレイ、土地利用タイプにはジオメトリがありません。ゾーニング、オーバーレイ、土地利用規制の空間範囲を定義するには、境界をアップロードする必要があります。境界を構成する前に、タイプのアイテムを構成する必要があります。 Urban モデルを作成する際にテンプレートを使用する場合 (USA デフォルトテンプレートなど)、デフォルトタイプが各カテゴリに割り当てられます。 Urban モデルを作成する方法については、「ArcGIS Urban のセットアップ」をご参照ください。

注意:

ゾーニングタイプと土地利用タイプをそれぞれの境界と結合するには、タイプを追加する際にカスタム ID 属性を構成する必要があります。このような属性を指定しなければ、関連する境界をアップロードして結合することはできません。

ゾーニングタイプの管理

ゾーニングタイプは、建物の高さ、区画範囲、許可される空間用途など、ゾーニングコード規制の特定の組み合わせを表します。ゾーニングタイプにはジオメトリがありません。これらは、ゾーニングコード規制の空間範囲を定義するゾーニング境界によって参照されます。ゾーニングタイプに許可される空間用途を追加する場合、ゾーニングタイプを構成する前に空間用途タイプを追加する必要があります。詳細については、「空間用途タイプの管理」をご参照ください。

ゾーニングタイプデータを追加するには、データを単独アイテムとして手動で追加、コンピューターからスプレッドシートをアップロード、ホストフィーチャテーブルまたはフィーチャレイヤーシンボルからデータをインポートする方法があります。

注意:

データマネージャーで構成したゾーニングタイプが、新しいゾーニングプランのテンプレートになります。ゾーニングプランを作成すると、これらのタイプのプラン固有のコピーが作成されます。詳細については、「プランの作成」と「データモデル」ドキュメントページをご参照ください。

データマネージャーでゾーニングタイプを編集しても、過去に作成されたプランのタイプには影響しません。ゾーニングプランのゾーニングタイプの編集について詳しくは、「プランの構成」と「ゾーニングの操作」をご参照ください。

単一のゾーニングタイプの追加

単一のゾーニングタイプを追加するには、次の手順に従います。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[ゾーニングタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[単一アイテム] を選択します。
[新しいゾーニングタイプ] ダイアログボックスが表示されます。
[表示設定] タブで、新しいゾーニングタイプのスタイル設定を変更します。
- ゾーニングタイプのラベルおよびカスタム ID を入力します。
- 必要に応じて、ゾーニングタイプの名前と説明を入力します。説明はマークダウンの構文エレメントを使用してスタイル設定できます。詳細については、「説明のスタイル設定」をご参照ください。
- 必要に応じて、[色]、[塗りつぶし]、[アウトライン] のデフォルト値を変更します。
[パラメーター] タブで、基本ゾーニング規制を変更します。
[OK] をクリックし、新しいゾーニングタイプを保存します。
新しいゾーニングタイプが、ゾーニングタイプテーブルに追加されます。

スプレッドシートからのゾーニングタイプの追加

スプレッドシートからゾーニングタイプをアップロードするには、特定の形式である必要があります。テンプレートをダウンロードして、この形式を使用できます。

ゾーニングタイプテンプレートをダウンロードし、データをアップロードするには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[ゾーニングタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[スプレッドシートから] を選択します。
[ゾーニングタイプのインポート] ダイアログボックスが表示されます。
[ファイル] ステップで、[テンプレートのダウンロード] をクリックします。
Excel ファイルがダウンロードされます。
テンプレートにデータを追加します。
列の見出しは変更しないでください。
ファイルを保存します。
[ファイルのアップロード] セクションで、[ファイルの選択] をクリックします。
コンピーター上のファイルを見つけてアップロードし、[次へ] をクリックします。
または、ファイルをダイアログボックスにドラッグしても操作を行えます。
[フィールド] ステップが表示されます。
[ソースの単位] を選択し、フィールドを一致させ、[次へ] をクリックして続行します。
注意:
許可される空間用途タイプに制限があるゾーニングタイプをインポートする際には、AllowedSpaceUseTypes フィールドのデータが空間用途タイプのカスタム ID を参照していることを確認します。
[検証] ステップが表示されます。
エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、ファイルをもう一度アップロードします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
[インポート] ステップが表示されます。
すべてのフィーチャがインポートされたら、[閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

フィーチャテーブルからのゾーニングタイプの追加

ホストフィーチャテーブルからゾーニングタイプを追加するには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[ゾーニングタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[フィーチャテーブルから] を選択して、[ゾーニングタイプのインポート] ダイアログボックスを開きます。
1. [アイテム] ステップで、ゾーニングタイプのデータが含まれている ArcGIS Enterprise アイテムを検索して選択し、[次へ] をクリックします。
2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックします。
3. [フィールド] ステップで、[ソースの単位] を選択し、フィールドを一致させ、[次へ] をクリックします。
  注意:
  許可される空間用途タイプに制限があるゾーニングタイプをインポートする際には、AllowedSpaceUseTypes フィールドのデータが空間用途タイプのカスタム ID を参照していることを確認します。
4. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
5. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

フィーチャレイヤーのシンボルからのゾーニングタイプの追加

それぞれのゾーニングタイプについてゾーニングフィーチャレイヤーが存在し、シンボルが定義されている場合、タイプを対応するシンボルとともに、ここから直接インポートできます。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[ゾーニングタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[フィーチャレイヤーシンボルから] を選択して、[ゾーニングタイプのインポート] ダイアログボックスを開きます。
1. [アイテム] ステップで、ゾーニングタイプと、対応するシンボルをインポートする ArcGIS Enterprise アイテムを検索して選択し、[次へ] をクリックします。
2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックします。
3. [データ] ステップで、レイヤーのシンボルから作成されたゾーニングタイプテーブルを確認し、[次へ] をクリックして続行します。
  注意:
  さまざまな塗りつぶしスタイル (アウトライン付きまたはなしの単色塗りつぶしやハッチパターンを含む) をインポートできます。Urban は、実線、破線、点線のアウトラインをサポートしています。塗りつぶしスタイルの詳細については、「塗りつぶしスタイルに設定可能な値」をご参照ください。
4. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
5. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

注意:

フィーチャレイヤーのシンボルからゾーニングタイプを追加すると、色、塗りつぶし、アウトライン、ラベル、説明、カスタム ID のみがインポートされます。その他のパラメーターは、オプションボタンをクリックして手動で設定する必要があります。
ArcGIS Pro 3.1 以降を使用して ArcGIS Enterprise にシンボルのインポート元のゾーニングフィーチャレイヤーを公開している場合、ArcGIS Pro [Web レイヤーとして共有] ウィンドウの [構成] タブにある [すべてのクライアントと互換性のあるシンボルタイプを使用する] チェックボックスをオンにします。詳細については、ArcGIS Pro ドキュメントの「パラメーターの構成」のセクションの手順 6 をご参照ください。

ゾーニングタイプの並べ替え

ゾーニングタイプを並べ替えて、ゾーニングプランの凡例およびタイプのリストでの位置を変更することができます。

ゾーニングタイプの順序を変更するには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[ゾーニングタイプ] をクリックします。
ゾーニングタイプの横にあるドラッグハンドルをクリックしてその順序を変更します。
新しいタイプの順序は自動的に保存されます。

ゾーニング境界の追加

ゾーニング境界はゾーニングタイプを参照し、ゾーニングコード規制の地理的範囲を定義します。まず、ゾーニングタイプを追加します。

注意:

データマネージャーで追加したゾーニング境界が、新しいゾーニングプランのテンプレートになります。ゾーニングプランを作成すると、そのプランの分析範囲と交差する境界のプラン固有のコピーが作成されます。詳細については、「プランの作成」と「データモデル」ドキュメントページをご参照ください。

データマネージャーでゾーニング境界を編集しても、過去に作成されたプランのゾーニング境界には影響しません。ゾーニングプランのゾーニング境界の編集について詳しくは、「プランの構成」と「ゾーニングの操作」をご参照ください。

ゾーニング境界を追加するには、次の手順に従います。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[ゾーニング境界] をクリックします。
[追加] をクリックして、[ゾーニング境界のインポート] ダイアログボックスを開きます。
1. [アイテム] ステップで、ゾーニング境界が含まれている ArcGIS Enterprise レイヤーを検索して選択し、[次へ] をクリックします。
  注意:
  座標系が一致していない場合、ゾーニング境界が Urban モデルの座標系に変換されます。
2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックします。
3. [フィールド] ステップで、フィールドを一致させ、[次へ] をクリックします。
  注意:
  Zoning type フィールドのデータがゾーニングタイプのカスタム ID を参照していることを確認します。
  Custom ID フィールドはオプションであり、Urban では現在のところ使用されていません。
4. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
5. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

注意:

使用できるゾーニングレイヤーは 1 つだけです。新しいゾーンを追加する前に、既存のすべてのゾーンを削除する必要があります。

オーバーレイタイプの管理

オーバーレイを使用すると、建物の高さや区画範囲など、基になるゾーニングタイプのゾーニングコード規制をオーバーライドできます。オーバーレイタイプにはジオメトリがありません。これらは、ゾーニングコード規制の空間範囲を定義するオーバーレイ境界によって参照されます。ゾーニング規制や土地利用規制とは異なり、オーバーレイ規制はオーバーレイタイプではなく、個々のオーバーレイ境界に基づいて定義されます。オーバーレイタイプは、個々のオーバーレイ境界をグループ化し、同じシンボルで視覚化できるようにします。また、オーバーレイタイプでは、オーバーレイと基になるゾーニングコード規制の連携方法 (例: 規制の置き換え、ボーナスの追加) を指定することができます。オーバーレイは、ゾーニングプランでのみ使用でき、土地利用プランでは使用できません。

注意:

データマネージャーで構成したオーバーレイタイプが、新しいゾーニングプランのテンプレートになります。ゾーニングプランを作成すると、これらのタイプのプラン固有のコピーが作成されます。詳細については、「プランの作成」と「データモデル」ドキュメントページをご参照ください。

データマネージャーでオーバーレイタイプを編集しても、過去に作成されたプランのオーバーレイタイプには影響しません。ゾーニングプランのオーバーレイタイプの編集について詳しくは、「プランの構成」と「オーバーレイの操作」をご参照ください。

オーバーレイタイプの追加

オーバーレイタイプを追加するには、次の手順に従います。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[オーバーレイタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[新しいオーバーレイタイプ] ダイアログボックスが表示されます。
[表示設定] タブで、新しいオーバーレイタイプのスタイル設定を変更します。
- オーバーレイタイプに名前を指定します。
- 必要に応じて、[色]、[塗りつぶし]、[アウトライン] のデフォルト値を変更します。
[高度な設定] タブで、オーバーレイと基になるゾーニングコード規制の連携方法を変更します。
[OK] をクリックし、新しいオーバーレイタイプを保存します。
新しいオーバーレイタイプがオーバーレイタイプテーブルに追加されます。

スプレッドシートからのオーバーレイタイプの追加

スプレッドシートからオーバーレイタイプをアップロードするには、特定の形式である必要があります。テンプレートをダウンロードして、この形式を使用できます。

オーバーレイタイプテンプレートをダウンロードし、データをアップロードするには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[オーバーレイタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[スプレッドシートから] を選択します。
[オーバーレイタイプのインポート] ダイアログボックスが表示されます。
[ファイル] ステップで、[テンプレートのダウンロード] をクリックします。
Excel ファイルがダウンロードされます。
テンプレートにデータを追加します。
列の見出しは変更しないでください。
ファイルを保存します。
[ファイルのアップロード] セクションで、[ファイルの選択] をクリックします。
コンピーター上のファイルを見つけてアップロードし、[次へ] をクリックします。
または、ファイルをダイアログボックスにドラッグしても操作を行えます。
[フィールド] ステップが表示されます。
フィールドを一致させ、[次へ] をクリックします。
[検証] ステップが表示されます。
エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、ファイルをもう一度アップロードします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
[インポート] ステップが表示されます。
すべてのフィーチャがインポートされたら、[閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

フィーチャテーブルからのオーバーレイタイプの追加

ホストフィーチャテーブルからオーバーレイタイプを追加するには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[オーバーレイタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[フィーチャテーブルから] を選択して、[オーバーレイタイプのインポート] ダイアログボックスを開きます。
1. [アイテム] ステップで、オーバーレイタイプのデータが含まれている ArcGIS Enterprise アイテムを検索して選択し、[次へ] をクリックします。
2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックします。
3. [フィールド] ステップで、フィールドを一致させ、[次へ] をクリックします。
4. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
5. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

フィーチャレイヤーのシンボルからのオーバーレイタイプの追加

それぞれのオーバーレイタイプについてオーバーレイフィーチャレイヤーが存在し、シンボルが定義されている場合、タイプを対応するシンボルとともに、ここから直接インポートできます。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[オーバーレイタイプ] をクリックします。
右上にある [追加] ボタンをクリックします。
[フィーチャレイヤーシンボルから] を選択して、[オーバーレイタイプのインポート] ダイアログボックスを開きます。
1. [アイテム] ステップで、オーバーレイタイプと、対応するシンボルをインポートする ArcGIS Enterprise アイテムを検索して選択し、[次へ] をクリックします。
2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックします。
3. [データ] ステップで、レイヤーのシンボルから作成されたオーバーレイタイプテーブルを確認し、[次へ] をクリックして続行します。
  注意:
  さまざまな塗りつぶしスタイル (アウトライン付きまたはなしの単色塗りつぶしやハッチパターンを含む) をインポートできます。Urban は、実線、破線、点線のアウトラインをサポートしています。塗りつぶしスタイルの詳細については、「塗りつぶしスタイルに設定可能な値」をご参照ください。
4. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
5. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

注意:

フィーチャレイヤーのシンボルからオーバーレイタイプを追加すると、色、塗りつぶし、アウトライン、名前のみがインポートされます。その他のパラメーターは、オプションボタンをクリックして手動で設定する必要があります。
ArcGIS Pro 3.1 以降を使用して ArcGIS Enterprise にシンボルのインポート元のオーバーレイフィーチャレイヤーを公開している場合、ArcGIS Pro [Web レイヤーとして共有] ウィンドウの [構成] タブにある [すべてのクライアントと互換性のあるシンボルタイプを使用する] チェックボックスをオンにします。詳細については、ArcGIS Pro ドキュメントの「パラメーターの構成」のセクションの手順 6 をご参照ください。

オーバーレイタイプの並べ替え

オーバーレイタイプを並べ替えて、ゾーニングプランの凡例およびタイプのリストでの位置を変更することができます。同じゾーニングコード規制 (範囲など) と連携するオーバーレイがある場合、順序は、境界が重なり合う場合の競合を解決するためにも使用されます (順位の高いオーバーレイタイプが最後に適用されます)。

オーバーレイタイプの順序を変更するには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[オーバーレイタイプ] をクリックします。
いずれかのオーバーレイタイプの横にあるドラッグハンドルをクリックしてその順序を変更します。
新しいタイプの順序は自動的に保存されます。

オーバーレイ境界の追加

オーバーレイ境界は、ゾーニングコード規制の空間範囲とパラメーター値を定義します。オーバーレイ境界はオーバーレイタイプを参照し、同じタイプの境界を同じシンボルで視覚化します。最初にオーバーレイタイプを追加します。

注意:

データマネージャーで追加したオーバーレイ境界が、新しいゾーニングプランのテンプレートになります。ゾーニングプランを作成すると、そのプランの分析範囲と交差する境界のプラン固有のコピーが作成されます。詳細については、「プランの作成」と「データモデル」ドキュメントページをご参照ください。

データマネージャーでオーバーレイ境界を編集しても、過去に作成されたプランのオーバーレイ境界には影響しません。ゾーニングプランのオーバーレイ境界の編集について詳しくは、「プランの構成」と「オーバーレイの操作」をご参照ください。

定義済みオーバーレイタイプをするには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[オーバーレイ境界] をクリックします。
オーバーレイタイプを選択して、該当する行の [追加] をクリックして [フィーチャレイヤーから] ダイアログボックスを開きます。
1. [アイテム] ステップで、オーバーレイ境界が含まれている ArcGIS Enterprise レイヤーを検索して選択し、[次へ] をクリックします。
  注意:
  座標系が一致していない場合、オーバーレイ境界が Urban モデルの座標系に変換されます。
2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックします。
3. [フィールド] ステップで、フィールドを一致させ、[次へ] をクリックします。
4. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
5. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

注意:

オーバーレイの説明はマークダウンの構文エレメントを使用してスタイル設定します。詳細については、「説明のスタイル設定」をご参照ください。

土地利用タイプの管理

ゾーニングタイプと同様、土地利用タイプは、建物の高さ、区画範囲、許可される空間用途などのゾーニングコード規制の特定の組み合わせです。土地利用タイプにはジオメトリがありません。これらは、土地利用規制の空間範囲を定義する土地利用境界によって参照されます。許可される空間用途を追加する場合、最初に空間用途タイプを追加する必要があります。詳細については、「空間用途タイプの管理」をご参照ください。

土地利用タイプデータを追加するには、データを単独アイテムとして手動で追加、コンピューターからスプレッドシートをアップロード、ホストフィーチャテーブルまたはフィーチャレイヤーシンボルからデータをインポートする方法があります。

注意:

データマネージャーで構成した土地利用タイプが、新しい土地利用プランのテンプレートになります。土地利用プランを作成すると、これらのタイプのプラン固有のコピーが作成されます。詳細については、「プランの作成」と「データモデル」ドキュメントページをご参照ください。

データマネージャーで土地利用タイプを編集しても、過去に作成されたプランのタイプには影響しません。土地利用プランの土地利用タイプの編集について詳しくは、「プランの構成」と「土地利用の操作」をご参照ください。

土地利用タイプの追加

土地利用タイプを追加するには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[土地利用タイプ] をクリックします。
[追加] をクリックして、次のオプションから選択します。
- [単一アイテム] - 単一の土地利用タイプを追加します。
- [スプレッドシートから] - スプレッドシートから複数のタイプをインポートします。
- [フィーチャテーブルから] - ホストフィーチャテーブルから複数のタイプをインポートします。
- [フィーチャレイヤーシンボルから] - ホストフィーチャレイヤーのシンボルから複数のタイプをインポートします。
これらのオプションの詳細については、上記の「ゾーニングタイプの管理」セクションをご参照ください。

土地利用タイプの並べ替え

土地利用タイプを並べ替えて、土地利用プランの凡例での位置を変更することができます。

土地利用タイプの順序を変更するには、次の手順を実行します。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[土地利用タイプ] をクリックします。
いずれかの土地利用タイプの横にあるドラッグハンドルをクリックしてその順序を変更します。
新しいタイプの順序は自動的に保存されます。

土地利用境界の追加

土地利用境界は土地利用タイプを参照し、土地利用規制の空間範囲を定義します。まず、土地利用タイプを追加します。

注意:

データマネージャーで追加した土地利用境界が、新しい土地利用プランのテンプレートになります。土地利用プランを作成すると、そのプランの分析範囲と交差する境界のプラン固有のコピーが作成されます。詳細については、「プランの作成」と「データモデル」ドキュメントページをご参照ください。

データマネージャーで土地利用境界を編集しても、過去に作成されたプランの土地利用境界には影響しません。土地利用プランの土地利用境界の編集について詳しくは、「プランの構成」と「土地利用の操作」をご参照ください。

土地利用境界を追加するには、次の手順に従います。

データマネージャーを開きます。
[記録システム] をクリックし、[土地利用境界] をクリックします。
[既存の土地利用] または [将来の土地利用] を選択し、該当する行の [追加] をクリックして、[フィーチャレイヤーから] ダイアログボックスを開きます。
1. [アイテム] ステップで、土地利用境界が含まれている ArcGIS Enterprise レイヤーを検索して選択し、[次へ] をクリックします。
  注意:
  座標系が一致していない場合、土地利用境界が Urban モデルの座標系に変換されます。
2. [サブレイヤー] ステップで、サブレイヤーを選択し、[次へ] をクリックします。
3. [フィールド] ステップで、フィールドを一致させ、[次へ] をクリックします。
  注意:
  Land use type フィールドのデータが土地利用タイプのカスタム ID を参照していることを確認します。
  Custom ID フィールドはオプションであり、Urban では現在のところ使用されていません。
4. [検証] ステップで、エラーが検出された場合、[エラー] テーブルで無効なフィーチャを確認します。ソースデータ内のエラーを修正して、[更新] をクリックします。すべてのフィーチャが有効な場合、[次へ] をクリックするか 5 秒待機して、インポートを開始します。
5. [インポート] ステップで、すべてのフィーチャがインポートされます。 [閉じる] をクリックして、ダイアログボックスを閉じます。

注意:

既存の土地利用レイヤーと将来の土地利用レイヤーは、1 つずつしか持てません。新しいレイヤーを追加する前に、既存のレイヤーを削除する必要があります。

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注意:

ゾーニング タイプの管理

注意:

単一のゾーニング タイプの追加

スプレッドシートからのゾーニング タイプの追加

注意:

フィーチャ テーブルからのゾーニング タイプの追加

注意:

フィーチャ レイヤーのシンボルからのゾーニング タイプの追加

注意:

注意:

ゾーニング タイプの並べ替え