数と量 (サイズ別) によるデータのスタイル設定

注意:

このワークフローを使用するには、次のアカウント タイプとライセンス タイプが必要です。

等級シンボルのサイズを使用して数値データやランク付けされたカテゴリの表現が可能なので、視覚的に数量を比較したり、トレンドを認識したりすることができます。

データのスタイル オプションの詳細については「データ スタイル」を、スマート マップ カードの詳細については「スマート マップ スタイル」をご参照ください。

この比例シンボルでスタイル設定されたマップでは、シンボルが大きいほど大きい数値を表します。 シンボルのサイズを調整してデータを定義します。 たとえば、下図のように、比例シンボルを使用して、アイオワ州の公共図書館の場所を取り巻く総人口を表示できます。

マップでの数と量 (サイズ別) によるスタイル設定
比例シンボルを使用したスタイル設定の詳細については、「スマート マッピング: 数と量 (サイズ)」をご参照ください。

前提条件:

開始前に [サイズ] 列またはフィールド ウェルに数値データを追加します。

数と量 (サイズ別) を使用してデータのスタイルを設定するには、次の手順を実行します。

  1. コンポーネントで、スタイルの適用ワークフローの手順を実行してください。
    注意:

    ArcGIS for Power BI でマッピングされた位置がポリゴンによって表され、[サイズ] フィールド ウェルに数値が追加されると、マップが更新されて等級シンボルが表示され、元のポリゴンで定義されたエリアの中心にシンボルが追加されます。

  2. スマート マップ スタイルの選択ステップで、[数と量 (サイズ)] スタイル カードを選択します。
  3. スタイル カード上にポインターを置き、[スタイル オプション] スタイル オプション をクリックして、レイヤーの外観をカスタマイズします。

    サイズ別の数と量のスタイルを設定するようにレイヤーが更新され、スタイル オプションが表示されます。

  4. 次のいずれかを実行してスタイル オプションを定義します。
    • [シンボル] を展開して、シンボル設定を指定することで、比例シンボル (シェープ、塗りつぶし、およびアウトライン) のスタイルを変更します。
    • [データの分類] を展開します。
    • データが正規化も標準化もされていない場合は、[除数] ドロップダウン メニューから属性フィールドを選択して、生データを比率またはパーセンテージに変換します。 正規化されたデータの例には、1 人あたりの x、1 平方キロメートルあたりの y、x/y の比率などがあります。 一方で、ローデータを標準化した後は、色を付けると見やすくなります。
      注意:

      [除数] メニューは ArcGIS for Power BI では使用できません。

    • [データの分類] でヒストグラムに沿って境界ハンドルを調整し、データへの比例シンボルの適用方法を変更します。 ハンドルをドラッグするか、ハンドルの横にある数値をクリックして値を入力することができます。 上側のハンドルより上の値はすべて、同じ最大サイズのシンボルで描画されます。 下側のハンドルより下の値は、同じ最小サイズのシンボルで描画されます。 上側と下側のハンドルの間にある各値は、その境界内での値に応じた比例的なサイズで描画されます。 ハンドルの位置を変えたり、ヒストグラムを使用してデータの分布を表示したりして、これらの値とサイズをマップ上にどのように表示するかを微調整します。
    • [データの分類] 切り替えボタンをオンにし、分類方法を選択してクラス数を指定し、 マップをさらに単純化します。または、標準偏差を使用する場合は、間隔を選択します。
    • [値がない、または範囲外のフィーチャの表示] 切り替えボタンをオンにして、マップ上でデータが欠落している位置を描画し、必要に応じてそれらの値を表現するスタイルとラベルを指定します。
    • [サイズ範囲] を展開します。 現在のズーム レベルのシンボルを最適化し、他のズーム レベルでは自動的にシンボルを調整するには、[自動] を選択します。 カスタム ズーム レベルを設定するには、[カスタム] をクリックして、[サイズ範囲 (px)] を設定します。設定するには、スライダー ハンドルを調整するか、デフォルト値をクリックして新しい値を入力します。
    • [透過表示] を展開して [透過表示の有効化] 切り替えボタンをオンにし、透過表示設定を指定します。
    • [シンボルの回転] を展開して [回転の使用] 切り替えボタンをオンにし、回転設定を指定します。
      注意:

      [シンボルの回転] および [透過表示] オプションは、ArcGIS for Power BI では使用できません。

  5. [戻る] ボタン 戻る をクリックしてウィンドウを閉じ、[レイヤー] リストを表示します。