タイプおよびサイズによるデータのスタイル設定

注意:

このワークフローを使用するには、次のアカウント タイプとライセンス タイプが必要です。

このスタイルを使用し、比例サイズのシンボルを使ってカテゴリ データと数値データの固定配列を表して、分散が最大のエリアを示します。

データのスタイル オプションの詳細については「データ スタイル」を、スマート マップ カードの詳細については「スマート マップ スタイル」をご参照ください。

フロリダ DOT が提供する次のフロリダ州の交通量マップは、ライン シンボル (タイプ) を使用して道路を示し、ライン幅 (サイズ) を使用して年間平均の日次交通量を示しています。

マップでのタイプとサイズのスタイル設定
このタイプのマップの詳細については、ArcGIS ブログ記事「A drawing style designed for categorical data: Types」をご参照ください。

前提条件:

開始前に、[サイズ] 列またはフィールド ウェルに数値データを、[色] 列またはフィールド ウェルにカテゴリ (非数値) データを追加します。

タイプおよびサイズを使用してデータのスタイルを設定するには、次の手順を実行します。

  1. コンポーネントで、スタイルの適用ワークフローの手順を実行してください。
  2. スマート マップ スタイルの選択ステップで、[タイプとサイズ] スタイル カードを選択します。
  3. スタイル カード上にポインターを置き、[スタイル オプション] スタイル オプション をクリックして、レイヤーの外観をカスタマイズします。

    [数と量 (サイズ)] スマート マップ カードと [タイプ (個別値シンボル)] スマート マップ カードが [タイプとサイズ] カテゴリに表示されます。

  4. 次のいずれかを実行して、[数と量 (サイズ)] (1 番目の属性) のスタイル オプションを定義します。
    • [シンボル] を展開して、シンボル設定を指定することで、比例シンボル (シェープ、塗りつぶし、およびアウトライン) のスタイルを変更します。
    • [データの分類] を展開します。
    • データが正規化も標準化もされていない場合は、[除数] ドロップダウン メニューから属性フィールドを選択して、生データを比率またはパーセンテージに変換します。 正規化されたデータの例には、1 人あたりの x、1 平方キロメートルあたりの y、x/y の比率などがあります。 一方で、ローデータを標準化した後は、色を付けると見やすくなります。
      注意:

      [除数] メニューは ArcGIS for Power BI では使用できません。

    • [データの分類] でカラー ランプに沿って境界ハンドルを調整し、データへのカラー ランプの適用方法を変更します。 ハンドルをドラッグするか、ハンドルの横にある数値をクリックして値を入力することができます。 ハンドルの位置を変えてみたり、ヒストグラムと計算された平均値 ヒストグラムの計算された平均値 を使用してデータの分布を確認したりして、これらの値と色をマップ上にどのように表示するかを微調整します。
    • [値がない、または範囲外のフィーチャの表示] 切り替えボタンをオンにして、マップ上でデータが欠落している位置を描画し、必要に応じてそれらの値を表現するスタイルとラベルを指定します。
    • [データの分類] 切り替えボタンをオンにし、分類方法を選択してクラス数を指定し、マップをさらに単純化します。または、標準偏差を使用する場合は、間隔を選択します。
      ヒント:

      [手動] 分類オプションを使用するには、ヒストグラムのハンドルを調整または移動します。

    • [サイズ範囲] を展開します。 現在のズーム レベルのシンボルを最適化し、他のズーム レベルでは自動的にシンボルを調整するには、[自動] を選択します。 カスタム ズーム レベルを設定するには、[カスタム] をクリックして、[サイズ範囲 (px)] を設定します。設定するには、スライダー ハンドルを調整するか、デフォルト値をクリックして新しい値を入力します。
    • [透過表示] を展開して [透過表示の有効化] 切り替えボタンをオンにし、透過表示設定を指定します。
    • [シンボルの回転] を展開して [回転の使用] 切り替えボタンをオンにし、回転設定を指定します。
      注意:

      [シンボルの回転] および [透過表示] オプションは、ArcGIS for Power BI では使用できません。

  5. 次のいずれかを実行して、[タイプ (個別値シンボル)] (2 番目の属性) のスタイル オプションを定義します。
    • [シンボル] の設定を指定します。
    • [カラー ランプ] を展開してランプを選択します。 色覚特性対応のランプや暗い背景に最適なランプなど、いくつかのカラー ランプ コレクションから選択できます。 また、[カラー ランプの反転] カラー ランプの反転 をクリックして、ランプの色の順序を変更することもできます。

      注意:
      カラー ランプにマウス ポインターを合わせると、その名前が表示されます。

    • [個別値] を展開し、リスト内のアイテムの横にあるカラー チップをクリックして、シンボルの設定をカスタマイズします。 データ (ポイント、ライン、エリア) に応じて異なるスタイル オプションを使用できます。 たとえば、ポイント データのシンボル形状、塗りつぶし色、アウトラインを変更できます。 この表示オプションは、多くの場合、リスク ゾーンなどの主題データとともに使用されます。
    • 最適な視覚化のために、レイヤー内のカテゴリは 10 種類未満にします。 10 種類よりも多いと、色だけで区別するのが難しくなります。 カテゴリ数が 10 を超える場合は、最も数の多い 10 のカテゴリのみが表示されます。 残りのカテゴリは、[その他] カテゴリに自動的に分類されます。 フィーチャ数を判定できない場合は、アルファベット順に最初の 9 つのカテゴリがリスト表示され、残りが [その他] カテゴリにグループ化されます。
      • [その他] カテゴリにアイテムを追加するには、[値を含める] 値を含める をクリックします。
      • [その他] カテゴリのアイテムをグループから除外するには、[値を除外] 値を除外 をクリックします。
      • 観測データのグループ化をすべて同時に解除するには、[すべての値を除外] すべての値を除外 をクリックします。
      • [その他] カテゴリにリストされているフィーチャをマップ上で非表示にするには、チェックボックスをオフにします。表示するには、チェックボックスをオフのままにします。
    • [透過表示][シンボルの回転] の設定を指定します。
      注意:

      [シンボルの回転] および [透過表示] オプションは、ArcGIS for Power BI では使用できません。

  6. [戻る] ボタン 戻る をクリックしてウィンドウを閉じ、[レイヤー] リストを表示します。