プロキシ設定の構成

一部の環境では、Esri Maps for MicroStrategy は、ArcGIS プラットフォーム（および、取得した ArcGIS アイテムが参照するすべての Web サービス）との通信を仲介する内部プロキシ機構を使用します。必要な場合、Esri Maps for MicroStrategy は HTTP リクエストをプロキシに送信し、プロキシはそのリクエストを ArcGIS プラットフォームに転送します。

Esri Maps for MicroStrategy に付属するプロキシ構成ファイルを、標準的なテキスト エディタを使用して変更することによって、特定のサーバへのリクエストのみを許可するように内部プロキシ設定をカスタマイズできます。

プロキシ構成ファイル（proxy.config）は、使用している環境に適用されているプロキシ ディレクトリにあります。

• Active Server Pages（ASP.NET）を構成している場合（IIS）、プロキシは MicroStrategy Web インストール ディレクトリにあります。

  デフォルトの場所は、C:\Program Files (x86)\MicroStrategy\Web ASPx\plugins\em4mstr\asp\proxy.config です。.

• JavaServer Pages（JSP）Web アプリケーションを構成している場合、プロキシは、Web アプリケーション サーバが MicroStrategy WAR ファイルを解凍した場所にあります。

  たとえば、Tomcat 上でインストールしている場合、デフォルトの場所は Tomcat/webapps/MicroStrategy/plugins/em4mstr/jsp/proxy.config です。.

Esri Maps for MicroStrategy からのアクセスが許可される URL を定義するには、ProxyConfig エレメントの mustMatch 属性を true に設定し、個々の URL を別々の serverUrl 子エレメントで指定します。Esri Maps がアクセスしてマップ サービスを取得する必要のあるすべてのサーバについて、別々の serverUrl エレメントを作成します。

例:

<ProxyConfig mustMatch="true">
	<serverUrls>
		<serverUrl url="http://www.arcgis.com"></serverUrl>
		<serverUrl url=”http://geoenrich.arcgis.com”></serverUrl>
		<serverUrl url=”http://geocode.arcgis.com”></serverUrl>
		<serverUrl url=”http://gis.mycompany.com/arcgis/rest/services”></serverUrl>
	</serverUrls>