新機能

ArcGIS Enterprise (11.3)    |

ArcGIS Instant Apps の更新には、以下に示す新しい機能、アプリ テンプレート、および機能拡張が含まれています。

Instant Apps ホーム

  • ホーム ページからコンテンツを参照する場合は、新しい [マップ][シーン]、または [グループ] タブをクリックし、アイテムを選択して、アプリの作成前に、事前に選択されたコンテンツをサポートしているテンプレートを探索できます。
  • [マイ アプリ] タブの [テンプレート] フィルターが、単一のテンプレートによるアプリのフィルタリングを効率化するために単一選択になりました。
  • [マイ アプリ] とアプリのアイテム ページにあるサムネイルが一致するようになりました。 デフォルトのサムネイルでは、サムネイルの意味がわかりやすくなるように、そのアプリで使用されているマップ、シーン、またはグループのサムネイルが自動的に使用され、コンテンツを後で変更した場合も同期が維持されます。 代わりにカスタム サムネイルを使用するようにアプリのアイテム詳細を編集することはできますが、そのサムネイル画像は、アプリで使用されているコンテンツと一致するように自動的に更新されなくなります。 ArcGIS Enterprise 11.3 リリースより前に作成されたアプリの場合、サムネイルを更新して同期させるにはアプリを再公開する必要があります。そうでなければ、[マイ アプリ] で、カスタム サムネイル画像が存在しないアプリに対してデフォルト テンプレートのサムネイルが表示されます。
  • [マイ アプリ] タブでは、アクセスできるが、所有していない組織のアプリに対して [コピーの保存] ボタンを利用できます。 他のユーザーが自分のアプリのコピーを保存できないようにするには、アイテム ページを開き、[設定] タブをクリックして、対応する [名前を付けて保存] オプションをオフにします。

構成

  • 3D ビューアーおよびメディア マップでは、ユーザーがフロア対応マップを表示できます。また、ユーザーがフロアごとのデータをフィルタリングできるように、新しい [フロア フィルター] ツールを有効にすることができます。
  • 一部のテンプレートでは、アプリでカスタム テキストの翻訳を表示できるようになりました。このため、ユーザーは特定の言語でアプリを表示することができます。 [言語の切り替え] は、3D ビューアー、添付ファイル ビューアー、基本、対話形式の凡例、メディア マップ、近傍、サイドバー、スライダー、ゾーン ルックアップで使用できます。
  • HTML がサポートされている一部のリッチ テキスト エディターで、自分のデバイスからローカル画像をアップロードして、概要ウィンドウや詳細パネル (サイドバー、ポートフォリオ、カウントダウンで利用可能) などの場所で表示することができます。
  • 概要ウィンドウに 3D ビューアー、添付ファイル ビューアー、チャート ビューアー、展示、差し込み、対話形式の凡例、メディア マップ、ポートフォリオ、パブリック通知、サイドバー、スライダーを構成すると、ウィンドウに [今後、これを表示しない] チェックボックスが自動的に表示されます。このため、ユーザーは、次回アプリを開くときにモーダル ウィンドウを非表示にすることができます。
  • ほとんどのアプリ テンプレートでカバー ページ構成オプションが更新され、タイトルや説明などの詳細と、グラフィックスやロゴを含めるためのオプションが含まれるフル サイズ カバー ページを作成できるようになりました。
  • 展示、差し込み、近傍、サイドバー、ゾーン ルックアップで [PDF にエクスポート] ツールを使用する場合、ユーザーは方位記号を含む拡張 PDF レイアウトを使用でき、必要に応じてカスタム マップ エリア、選択フィーチャ、凡例を含めることもできます。
  • 一部のテンプレートでは、エンド ユーザーのソーシャル メディアでの共有オプションを共有メニューから除外することができます。 ソーシャル メディアでの共有オプションは引き続き構成パネルから利用できます。
  • ほとんどの単一マップ アプリに、改善された [ナビゲーションの境界] 構成と新しい [マップ ビュー] オプションを組み合わせてアプリの初期マップ範囲を設定する [マップ エリア] 設定が新たに追加されています。この設定は、Web マップのデフォルト範囲を無効にします。

テンプレート

  • 3D ビューアーでは、属性フィルタリングがサポートされているため、ユーザーは属性を選択し、その選択した属性に基づいてフィーチャを絞り込むことができます。
  • 添付ファイル ビューアーでは、属性フィルタリングがサポートされているため、ユーザーは属性を選択し、その選択した属性に基づいてフィーチャおよび関連する添付ファイルを絞り込むことができます。 マップにフォーカスしたレイアウトでは、データの集約に役立つように、クラスタリングがサポートされています。
  • 差し込みを使用すると、属性フィルターを適用して、それぞれの差し込みマップに表示されるフィーチャを制限できます。
  • メディア マップでは、属性フィルタリングがサポートされているため、ユーザーは属性を選択し、その選択した属性に基づいてフィーチャを絞り込むことができます。
  • サイドバーでは、新しいツールが追加され、いくつかの機能拡張が行われています。 [方向付き画像] ツールにより、エンド ユーザーは、あらゆる角度から撮影した画像 (斜め、バブル、道路側、検査など) および 360 度画像を操作および視覚化できます。 このツールを使用する場合、ユーザーはマップ上の位置をクリックし、提供されたツールを使用して、そのエリアで利用可能な方向付き画像を探索できます。 サイドバーには、アプリ作成者が新しいデフォルトのフィーチャ ポップアップ パネルまたは従来のフィーチャ ポップアップ パネルを選択できるオプションも追加されています。 新しいフィーチャ パネルには、関連レコードを表示し、クラスタリングされたフィーチャの集約されたポップアップを表示する機能が含まれています。
  • スライダーでは、結果をフィルタリングするデフォルトの検索方法としてマップ範囲が使用され、ユーザー検索で表示される結果の最大数を設定できます。 スライダーでは、アプリが起動されたときにスライダー アニメーションを自動的に再生する構成オプションもサポートされています。 さらに、スライダーでは属性フィルタリングもサポートされているため、[定義済み] または [ユーザー入力] のいずれかのフィルターを設定し、特定の属性に基づいてレイヤーのフィーチャを絞り込むことができます。