新機能

ArcGIS Experience Builder の更新には、新しいウィジェット、新しいテンプレート、および追加のウィジェット設定が盛り込まれています。 以下にその一部を紹介します。

  • アクセス - ビルダーのエクスペリエンスを開くことができるのは、アプリ所有者、組織サイトの管理者、アプリが共有されている共有更新グループのメンバーのみです。
  • データ アクション - [統計][テーブルに追加] の 2 つの新しいデータ アクションが追加されました。 Experience Builder では、2 つのレベルのデータ アクションがサポートされるようになりました。 データソース レベル アクションは、データ ソース全体のすべてのレコードに影響します。 レコード レベル アクションは、選択レコード、読み込まれたレコード、現在のレコードにのみ影響します。
  • 動的コンテンツ - 統計エディターで、統計にカスタム ラベルを指定できます。 ラベルを設定するには、プレースホルダー テキストを置換します。プレースホルダー テキストはデフォルト ラベルとして使用され、指定した演算子とフィールドに基づいて変更されます。
  • 一般設定 - ビルダーの左側にある [一般] タブは、新しい [エクスペリエンス設定] または [テンプレート設定] パネルを開きます。ここで、アプリまたはテンプレートの一般設定を構成できます。 アイテム設定を使用して、アプリまたはテンプレートのファビコン、サムネイル、サマリーを変更できます。 タイム ゾーン設定を使用して、Experience Builder が異なるタイム ゾーンにある時間ベースのデータを処理する方法を選択します。 また、[URL ステータスの管理] の下にある設定を使用すると、実行時に URL に表示する URL パラメーターを制御できます。
  • グリッド ページ - グリッドにネストされたウィジェットの [スタイル] タブに、[拡大を許可] チェックボックスが表示されるようになりました。 これを使用し、グリッド ページの設定の [拡大を許可] チェックボックスをオーバーライドできます。 これは、ユーザーが一部のグリッド アイテムだけを拡大できるようにする場合に便利です。 この機能強化はグリッド ウィジェットにも適用されます。
  • Location Referencing - 6 つの Location Referencing ウィジェットが追加されます。 これらのウィジェットを使用して、ArcGIS Pipeline Referencing でパイプライン データを管理し、ArcGIS Roads and Highways で道路データを管理できます。 これらのウィジェットの詳細については、以下の [ウィジェット] セクションをご参照ください。
  • ログイン - ウィジェット、データ、ユーティリティ サービス、特定の権限を持つアカウントを必要とするコンポーネントがアプリに含まれている場合、必要な資格情報を持たないユーザーがアプリにアクセスしようとすると、バナーが表示されます。 バナーはユーザーがアクセスできないアプリのすべての部分をリストし、別のアカウントを使用してサイン インするか、無視して何もアクセスせずに続行するかを選ぶよう促します。 無視することを選択すると、ユーザーがアプリを更新するまで、アプリは資格情報を再要求しません。
  • モバイル最適化 - 小画面デバイスでレイアウトを編集する場合、これまではキャンバスに表示されていた大きい構成パネルは、ビルダーの余白に表示されるようになりました。 大きい構成パネルには、ボタン ウィジェット、区切り線ウィジェット、ビュー ナビゲーション ウィジェットの [動的コンテンツ] パネルや、[クイック スタイル] パネルが含まれます。
  • 検索 - 検索ウィジェット、テーブル ウィジェット、リスト ウィジェットでは、フルテキスト検索を使用して検索候補を生成します。 フルテキスト検索は、レコードを小さい検索可能単位 (個々の単語など) に分割するフルテキスト フィールド インデックスを使用する効果的な検索方法です。 これは大きな変更点です。 これまで、これら 3 つのウィジェットでは CONTAIN %abc% を使用して候補を検索していました。つまり、検索語句はレコードのどこに含まれていてもかまいませんでした。 しかし、フルテキスト検索では、単語の途中にある検索語句は対象になりません。 たとえば、今回のリリース以前で、米国の都市名を検索する際に「alt」と入力すると、Baltimore, Maryland と Alton, Texas が候補として返されていました。 フルテキスト検索では、これら 2 都市のうち Alton, Texas のみが候補として返されます。 検索ウィジェット、テーブル ウィジェット、リスト ウィジェットでは、引き続き CONTAIN %abc% を使用して検索結果を生成します。

    マップとアプリのフィーチャを検索する方法の詳細

  • テンプレート - レンズ マルチページ テンプレート、コンパラティスト スクロール ページ テンプレート、5 つの全画面ページ テンプレート (パノラマ、ダッシュボード、プラトー、序文、スルース) が追加されます。 これらの新しいデフォルト テンプレートは、[テンプレート] ギャラリーで、サムネイルの [新規] バッジで特定できます。 Esri によって作成されたすべてのテンプレートに公式 Esri バッジが付きます。 ギャラリーの [ArcGIS Online] タブのテンプレートは、環境、観光、インフラストラクチャなどのカテゴリ別に整理されます。 カテゴリにパブリック テンプレートをリストするには、テンプレートのアイテム ページで該当するカテゴリを指定します。
  • URL パラメーター - マップの中心、縮尺、回転、観測点、レイヤーの表示設定を定義するための、5 つの新しいマップ ウィジェット パラメーターが追加されます。 検索ソースと検索入力を表示するために使用できる、2 つの新しい検索ウィジェット パラメーターが追加されます。 また、block パラメーターも追加されます。これを使用すると、スクロール ページの特定のブロックにアプリを移動することができます。 新しい data_s パラメーターは、データ レコードを選択するパラメーターとして data_id を置換します。 以前の data_id パラメーターを持つ URL は予期したとおりに動作し続け、選択が更新されると自動的に新しいパラメーターに調整されます。 マップ ウィジェットおよび検索ウィジェットのすべてのパラメーターと data_s パラメーターは、疑問符 (?) ではなくハッシュマーク (#) の後に続きます。 詳細と例については、「URL パラメーター」をご参照ください。
  • ユーティリティ サービス - ジオプロセシング サービスと個々のジオプロセシング タスクを [ユーティリティ サービス] パネルで追加できます。 ジオプロセシング サービスとは、サーバー サイトに公開されたジオプロセシング ツールまたはタスクのコレクションであり、地理情報を操作および解析するために必要な操作を実行します。 ジオプロセシング サービスを、新しい解析ウィジェットで使用できます。
  • ウィンドウ - 新しい [ブロック ページ] 設定を固定ウィンドウで使用できます。 この設定をオフにすると、ウィンドウを非モーダルにできます。つまり、ウィンドウが開いている間、ユーザーはウィンドウとページの両方に対して操作を行えます。 ウィンドウ テンプレートには、固定ウィンドウ、固定パススルー、アンカーの 3 つのカテゴリがあります。

ウィジェット

その他の改善として、次の新しいウィジェットと更新されたウィジェットがあります。

  • ライン イベントの追加ウィジェット (新規) - リニア リファレンス システム (LRS) のルートに沿って新しいライン イベントを作成できます。
  • ポイント イベントの追加ウィジェット (新規) - リニア リファレンス システム (LRS) のルートに沿って新しいライン イベントを作成できます。
  • 解析ウィジェット (新規) - 解析ツールをアプリに追加します。64 個の組み込みの空間解析ツールと 100 個を超える組み込みラスター関数から選択できます。 また、カスタム ジオプロセシング ツールを追加することもできます。
  • LRS の特定ウィジェット (新規) - マップ上のルート ロケーションを特定し、基になるイベントのメジャー値と属性を表示できます。
  • イベントのマージ ウィジェット (新規) - 同じリニア リファレンス システム (LRS) のライン イベント フィーチャクラスに含まれる複数のリニア イベントをマージできます。
  • 近隣検索ウィジェット (新規) -  定義した位置から特定の距離内にあるフィーチャのデータを検索し、まとめることができます。 位置には、選択したフィーチャ、描画したグラフィックス、または別の入力方法で定義された位置を指定できます。 また、現在のマップ範囲に基づくフィーチャを検索することもできます。 このウィジェットでは、定義した位置に最も近いフィーチャの検索、指定した位置から所定の距離内にあるすべてのフィーチャの検索、統計関数や SQL 式を使用した近傍フィーチャの数値の集計といった、3 種類の解析を実行できます。
  • ルートで検索ウィジェット (新規) - ルートまたはルートの一部を検索し、リニア リファレンス システム (LRS) でルートに沿った特定の位置を見つけることができます。
  • 選択ウィジェット (新規) - を使用すると、属性選択、対話形式のマップ選択、空間選択を使用してフィーチャを選択できます。 選択を伴うデータ処理タスクを実行できるさまざまなメッセージとデータ アクションを有効化できます。 このウィジェットは、テーブル ウィジェットやリスト ウィジェットなど、他のウィジェットが行った選択を表示します。つまり、別のウィジェットでフィーチャを選択して、その選択に対して選択ウィジェットでデータ アクションを実行できます。
  • イベントのスプリット ウィジェット (新規) - リニア リファレンス システム (LRS) で、ライン イベントを 2 つの隣接するイベントにスプリットできます。
  • データの追加ウィジェット - GPX ファイルのアップロードがサポートされます。 [タイプ] ボタンをクリックして、ArcGIS コンテンツの特定のデータ タイプを検索すると、グループ レイヤーを検索できるようになりました。 レイヤー タイプでフィルターすると、複数のレイヤーを含むフィーチャ コレクションがグループ レイヤー カテゴリに表示されます。
  • ブックマーク ウィジェット - 3D Web シーンのブックマークは、ブックマークの設定時点の日光および天気の値を優先します。 選択したブックマークには、選択ハイライトが表示されます。 ウィジェットの設定で、ドラッグしてブックマークを並べ替えることができます。 実行時に追加されたブックマークには、ブックマークが表すマップ エリアに基づくマップ サムネイルがあります。
  • ボタン ウィジェット - ボタン ウィジェットを使用して、サイドバー ウィジェットを開閉することができます。 これを行うには、ボタン ウィジェットをアプリに追加します。ボタン ウィジェットの設定の [アクション] タブで、[ボタンをクリック] トリガーを追加して、ターゲットとしてサイドバー ウィジェットを選択し、[サイドバーの切り替え] アクションを選択します。
  • Business Analyst ウィジェット - 新しい [検索] 設定を使用し、Business Analyst ウィジェットのマップ検索ツールのオンとオフを切り替えられます。 新しい [データ ソース] ドロップダウン メニューには、選択した国または地域で使用可能なデータがリストされます。 国や地域によっては、使用可能なデータ ソースが複数存在することがあります。 概要を示すテキストは、[プリセット] モードでカスタマイズできます。 デフォルト インフォグラフィックスは [ワークフロー] モードで設定できます。 ウィジェットは、ビルダーの [テーマ] タブで色とフォントに加えた変更をサポートします。 [ワークフロー] モードでのナビゲーションおよびインフォグラフィックス検索エクスペリエンスが改善され、名前によるインフォグラフィックスの検索、名前と作成日による並べ替え、プレビュー サムネイルの表示を行えるようになりました。
  • カード ウィジェット - Experience Builder モバイル最適化レイアウト モードと同じように、[自動] および [カスタム] レイアウト モードを使用し、カードのホバー状態のレイアウトを設計できます。 [自動] モードでは、ネストされたウィジェットの設定が、デフォルト状態とホバー状態の間で同期されます。 このモードは、デフォルト状態とホバー状態の間で、背景の設定などカードのコンテンツ設定のみを変更し、ネストされたウィジェット設定は変更しない場合に適しています。 [カスタム] モードでは、カードのデフォルト状態およびホバー状態で別のレイアウトを作成します。
  • チャート ウィジェット - ラベル テキストの変更、小数桁の最小桁数や最大桁数を指定したり、桁区切り記号を表示したりできます、パイ チャートを使用してホバー ラベルやデータ ラベルをカスタマイズできます。 パイ チャートを使用してピクセルの最大幅を指定することもできます。 すべてのチャート タイプで、ホバー ラベルをオフにすることもできます。 カテゴリ フィールドまたは数値フィールドを選択する場合は、フィールドを検索することもできます。 カラム、バー、ライン、エリア チャートで新しい [フィールドで分割] 設定を使用すると、カテゴリ フィールドを別のフィールドでスプリットできます。 分割フィールドを定義した場合、カテゴリ フィールドのデータが複数のデータ シリーズに分割されます (つまり、分割フィールド内の個別値ごとに 1 つのシリーズ)。
  • ルート案内ウィジェット - [ルート案内の出発地][ルート案内の目的地] データ アクションが追加されました。 これらのデータ アクションを使用すると、マップ ウィジェット、テーブル ウィジェット、リスト ウィジェット、クエリ ウィジェット、フィーチャ情報ウィジェットからポイント フィーチャを選択し、ルートの始点と終点を決定できます。
  • 描画ウィジェット - 3D 描画効果オプションである [シーンを基準] が追加されました。 この効果を使うことで、立ち上げたポリゴン、3D オブジェクト SceneLayers、または BuildingSceneLayers のうち、標高が高いものの上にフィーチャを描画します。 ドローイングが建物や他のフィーチャの真上にある場合は、そのフィーチャに対して相対的な特定の標高に描画されます。 ドローイングが建物や他のフィーチャの真上にない場合は、地表か IntegratedMeshLayer の標高に合わせて配置されます。
  • 編集ウィジェット - ウィジェットの設定で、実行時のデフォルトのスナップ設定を構成できます。 ウィジェットの設定の [規定] モードを使用し、実行時に変更できない定義済みのスナップ設定を指定できます。 編集権限は、どこで編集ウィジェットにアクセスするか (ビルダーか、実行時のアプリか) とアカウント タイプによって異なります。 ルールと権限の包括的なリストについては、編集ウィジェットのドキュメントをご参照ください。 実行時にツールチップをオンにすると、描画中に Tab キーを押すとセグメントの長さ、角度、高さの値を入力できます。 これらの新しい編集制約により、2D と 3D で描画中のコントロールと効率性が向上します。
  • 標高断面ウィジェット - 新しい [標高断面の表示] データ アクションを使用すると、別のウィジェットからライン フィーチャの標高断面を生成できます。 ウィジェットには、断面と交差するフィーチャの標高値を取得する方法として、[断面の照合] も追加されています。
  • フィルター ウィジェット - グループ フィルターをサポートします。 [グループ SQL 式ビルダー] を使用すると、共通の値に基づいて複数のデータ ソース フィールドをフィルター処理するグループ フィルターの論理式を作成できます。 フィルターとグループ フィルターを複製できます。
  • フライ コントローラー ウィジェット - カメラがマップ中心の周りを回転するよう設定できます。これは、常にユーザーの現在のカメラ ビューの中心点です。
  • グリッド ウィジェット - グリッドにネストされたウィジェットの [スタイル] タブに、[拡大を許可] チェックボックスが表示されるようになりました。 これを使用し、グリッド ウィジェットの設定の [拡大を許可] チェックボックスをオーバーライドできます。 これは、ユーザーが一部のグリッド アイテムだけを拡大できるようにする場合に便利です。 この機能強化はグリッド ページにも適用されます。
  • 画像ウィジェット - iOS デバイスと macOS デバイスでは [塗りつぶし] レンダリング オプションがサポートされます。
  • マップ ウィジェット - [範囲の移動] ツールを追加します。 このウィジェットは、ユーザーが別のウィジェット (テーブル ウィジェットなど) でマップ フィーチャを選択したときに、マップ上にポップアップを表示します。 さらに、このウィジェットはポップアップに表示されるデータ アクションもサポートします。 [選択] ツールにいくつかの更新が加えられました。 なげなわ選択モードは、フリーハンド ドローイングをサポートします。 キーボード ショートカットを使用して、現在の選択セットにサブセットを追加したり、サブセットを削除したり、サブセットを選択したりできます。 選択を行うと、選択ツール ボタンは進行状況ボタンに変わります。 これは、多数のフィーチャを選択しており、選択プロセスに長い時間がかかる場合に便利です。 進行状況ボタンをクリックして選択プロセスを停止し、その時点までに選択されたフィーチャに対して操作できます。 マップ ウィジェットの設定で、Web マップのクライアントサイド クエリをオンにできます。 クライアントサイド クエリの利点は、サーバーでの要求が減り、アプリのパフォーマンスが向上することです。 クライアントサイド クエリを使用すると、サーバーに対するネットワーク リクエストの数が大幅に減少します。 サーバーに負荷のかかる可能性がある一般的な Experience Builder アプリの構成は、現在のマップ範囲に基づいて更新されるリスト ウィジェットです。 そのようなアプリがある場合、クライアントサイド クエリをオンにすることで、サーバーの過負荷を回避できます。 さらに、クライアントサイド クエリは、サーバーサイド クエリよりも高速です。 フィーチャを選択してチャートを更新するなどのデータ関連タスクは、高速に実行されます。
  • マップ レイヤー ウィジェット - 同じマップ ウィジェットに接続されていても、個々のマップ レイヤー ウィジェットの一意のレイヤー構成がサポートされます。 ユーザーが名前でレイヤーを検索したり、実行時にレイヤーをドラッグして並べ替えたりできるようにします。 新しい [チェックボックスを使用してレイヤーの表示を制御] の設定は、[レイヤーの表示設定の切り替え] 設定を置換します。 このウィジェットは、[テーブルに追加][エクスポート][フィルターの設定][位置の設定][統計] の 5 つのデータ ソース レベルのデータ アクションをサポートします。
  • 印刷ウィジェット - [出力範囲のプレビュー] ボタンをオフにすると、印刷に表示されるマップの範囲を視覚化できます。 レポート テンプレートをサポートします。 ArcGIS Enterprise 11.2 以降で公開され、レポートをサポートする印刷サービスに接続すると、レポート テンプレートを使用して印刷できます。 現在、ArcGIS Online のデフォルトの印刷サービスはレポートをサポートしていません。 このウィジェットは、カスタム レイアウト アイテムとカスタム レポート アイテムもサポートしています。 .pagx レイアウト ファイルまたは .rptx レポート ファイルを、接続された印刷サービスをホストする同じ ArcGIS 組織にアップロードすると、これらのレイアウトとレポートは、ウィジェットの設定の [テンプレートの構成] パネルの [レイアウト アイテムのレイアウトを使用][レポート アイテムのレポートを使用] で選択できます。 テンプレートを複製できます。
  • 検索ウィジェット - 複数の検索ソースを構成すると、[すべて] チェックボックスを使用して、実行時にすべてのソースをオンまたはオフにできます。
  • 共有ウィジェット - 実行時に表示される [URL パラメーターを含める] チェックボックスでは、コピーする URL にアクティブな URL パラメーターを含めることができます。 チェックボックスをオフにすると、パラメーターが含まれないエクスペリエンスの元の URL を共有します。
  • サイドバー ウィジェット - ボタン ウィジェットを使用して、サイドバー ウィジェットを開閉することができます。 これを行うには、ボタン ウィジェットをアプリに追加します。ボタン ウィジェットの設定の [アクション] タブで、[ボタンをクリック] トリガーを追加して、ターゲットとしてサイドバー ウィジェットを選択し、[サイドバーの切り替え] アクションを選択します。
  • 調査ウィジェット - Web シーンで選択されたフィーチャから、調査の質問にデータを入力できます。 シーン レイヤーには、関連付けられたフィーチャ レイヤーが必要です。
  • スワイプ ウィジェット - 実行時にデータ追加ウィジェットとともに追加されたレイヤーをスワイプできます。 このウィジェットには、[パネル][バー] の 2 つの配置スタイルがあります。 [デフォルトの有効化] 設定を使用し、ウィジェットを最初に読み込むときにスワイプ ツールをデフォルトでオンにします。 ユーザーが実行時のレイヤーの表示設定を変更できるようにします。
  • テーブル ウィジェット - [フィルターの設定] データ アクションを追加し、実行時に SQL 式でテーブルをフィルターできます。 接続されたデータ ソースの自動更新をオンにすると、テーブルの最終更新日を示すメッセージを含めることができます。 合計レコード数と選択レコード数も含めることができます。 レイヤーのデフォルト設定を使用して、初期表示で表示するフィールド、表示フィールド、編集可能フィールドを決定します。 実行時に開くシートのレコードを選択できます。 他のウィジェットの設定でオンにするテーブル関連のデータ アクションには、[テーブルに表示][テーブルに追加] の 2 つがあります。 どちらも、別のウィジェットからテーブルにレコードを送信するためのものです。 違いは、対象となるレコードです。 [テーブルに追加] はデータ ソース レベルのアクションで、データ ソース全体のすべてのレコードをテーブル ウィジェットに送信します。 [テーブルに表示] はレコード レベルのデータ アクションで、選択レコード、現在のレコード、読み込まれたレコードにのみ影響します。
  • タイムライン ウィジェット - 時間の最小精度単位のオプションは [秒] になりました。
  • ユーティリティ ネットワーク トレース ウィジェット - トレース結果周辺にポリゴン グラフィックスを生成できます。 グラフィックスの形状は凸包かバッファーです。 凸包は、切断されたエリアからのトレース結果を包含する 1 つの大きな結果エリアを作成するのに適しています。 各トレース結果に対して別々の結果エリアを作成する場合は、バッファーが適しています。 ウィジェットは、他のウィジェットでも使用できる出力データ ソースを生成します。 さらに、ウィジェットの設定のメッセージ アクションも構成できます。 ユーティリティ ネットワーク トレース ウィジェットは、[レコード選択の変更] トリガーのソースとして使用できます。
  • ウィジェット コントローラー ウィジェット - ウィジェット パネルを固定位置で開く場合、その位置をページの中心に設定できます。 列ウィジェットや行ウィジェットのようなレイアウト ウィジェットを、ウィジェット コントローラー ウィジェットに追加できます。 固定されたウィジェット パネルの幅と高さを [ストレッチ] に設定することもできます。 その場合、[上][下][左][右] の余白内で、キャンバスのエリアを埋めるようにパネルがストレッチされます。これは、ピクセル単位またはキャンバスのパーセントで定義できます。 アクティブなウィジェットを知らせるインジケーター ラインをオンにできます。 [展開] ボタンと [折りたたみ] ボタンを使用して、パネルを完全に閉じないで、パネルが占めるスペースの量を変更できます。


このトピックの内容
  1. ウィジェット