位置のトラッキングは、ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise で組織全体で利用できる機能で、ユーザーの現在地と過去の位置を記録できます。 位置のトラッキング レイヤーは、追跡した位置をポイント フィーチャとして格納します。 トラックは位置のトラッキング レイヤー内で安全に保たれています。ユーザーには自分のトラックのみが表示され、他のユーザーのトラックを表示するには追加の権限が必要となります。 権限が付与されているユーザーは、最新位置を表示し、トラックの解析を実行できます。
ArcGIS Tracker は ArcGIS Tracker モバイル アプリと Track Viewer Web アプリという新しい 2 つのアプリで位置のトラッキング レイヤーを使用する新製品です。 Tracker モバイル アプリはバックグラウンドでの位置のトラッキングに最適化されており、デバイスのバッテリーへの影響を最小限に抑えます。 このモバイル アプリでは、データ接続に関係なくトラックが記録され、モバイル ユーザーは追跡される期間と追跡されない期間を制御できます。 Track Viewer Web アプリを使用すると、管理者はトラック ビューを作成し、追跡対象のユーザーとそのトラックを表示できるユーザーを定義できます。 認証されたユーザーは、Track Viewer Web アプリを使用してトラックを表示できます。
注意:
これまでのリリースの新機能の詳細については、「以前の新機能」をご参照ください。
モバイル アプリ - 21.0.1 (iOS)
iOS モバイル アプリのバージョン 21.0.1 には、以下が含まれています。
- 各種不具合の修正と改善
モバイル アプリ - 20.2.0 (Android)
Android モバイル アプリのバージョン 20.2.0 には、次の機能が含まれています。
- Tracker for ArcGIS は ArcGIS Tracker に名称変更されました。
- PKI を用いたサイン インのサポート
- 各種不具合の修正と改善
Track Viewer Web アプリ - ArcGIS Online
ArcGIS Online 上の Track Viewer Web アプリが 2021 年 9 月にリリースされました。 このバージョンには、以下が含まれています。
- 各種不具合の修正と改善
Track Viewer Web アプリ - ArcGIS Enterprise
ArcGIS Enterprise 10.9 上の Track Viewer Web アプリの最新バージョンが 2021 年 5 月にリリースされました。 このバージョンには、次の機能が含まれています。
- 各種不具合の修正と改善