既知の問題

調査を保存または公開するときに受信する既知のエラー メッセージのリストについては、「トラブルシューティング」をご参照ください。

Survey123 の不具合に関するレポートや詳細については、「Esri テクニカル サポート」をご参照ください。

起動およびサイン イン

調査のコンテンツ

フォームの動作

起動およびサイン イン

ArcGIS Survey123 フィールド アプリが起動しない場合は、api-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dll ファイルが存在しないことを示すエラー メッセージが表示されます。

このメッセージは、Windows の実行に必要な Survey123 コンポーネント内の Universal C Runtime が存在しないことを示します。 これらのコンポーネントは、Windows サポートからダウンロードできる Windows アップデートで配布されています。

英語以外のヨーロッパ言語のロケールを使用する Survey123ArcGIS Field Maps から開いた場合、Android の調査を開いて数値の質問の内容を入力するリンクが機能しません。

Android では、URL の中にスペースがあると、そこで URL が切詰められます。 このため、フランス語、スウェーデン語、ドイツ語、デンマーク語など、大きな数値の桁区切り記号としてスペースを使用するロケールでは、起動 URL に大きな数値が含まれていると、Survey123 を起動できない場合があります。

この問題を回避するには、その Web マップで桁区切り記号を無効化します。 ArcGIS Online で Web マップを開き、[ポップアップの構成] ウィンドウで [属性フィールドの構成] を開いて、[桁区切り記号を使用] 書式設定オプションを無効化します。

Survey123 の調査を開くためのリンクが、小数点を表すカンマを使用する座標を含む特定の位置に開きません。

小数点を表すカンマは、Survey123 の URL スキーマの center パラメーターではサポートされません。アプリに渡された小数点を表すカンマを使用する値は、機能しません。

URL の一部として渡される center パラメーターが必ず小数点を使用するようにすることによって、この問題を防ぐことができます。

ブラウザーでサイン インすると、Windows のアプリに自動的に戻りません。

これは Windows オペレーティング システムのブラウザーでサイン インした場合の既知の制限事項です。 このプラットフォームで指定された文字列をアプリに貼り付けると、サイン イン手順が完了します。

iOS を使用して SAML 認証で構成された ArcGIS Enterprise ポータルにサイン インできません。

Apple のアプリのデフォルト セキュリティ プロセスでは、サーバーの SSL 設定にトランスポート レイヤー セキュリティ (TLS) バージョン 1.2 が必要です。 SAML サーバーが以前のバージョンを使用している場合、サーバーでこれを更新するように依頼してください。

Survey123Windows フィールド アプリに不正なアイコンが表示されます。

Survey123 フィールド アプリのアイコンは、アプリの実行時に読み込まれるカスタム フォントとしてパッケージ化されます。 Windows ポリシーにより、信頼されていないカスタム フォントを読み込めない場合は、Survey123 のアイコンはシステム フォントに置換されます。

Survey123 調査を開くために使用するソーシャル メディア共有カードに、予期された調査タイトル、サムネイル、サマリーが表示されません。

ほとんどの調査では、詳細のソーシャル メディア共有カードが生成されます。 ただし、ArcGIS Enterprise に格納されたパブリックな調査は例外で、その URL には portalUrl パラメーター (https://survey123.arcgis.com/69fa46a31d1446679ec80361a58b1412?portalUrl=https://survey123.myownserver.com/portal など) が含まれます。 この場合、調査には汎用的な Survey123 ソーシャル メディア カードが表示されます。

調査のコンテンツ

クエリ中に受信トレイが強制終了するか応答がありません。

これには、次のような原因が考えられます。

  • 調査の作成時に作成された受信トレイの検索条件が無効です。 Survey123 では構文のチェックは行われていません。
  • 調査の作成中に作成された受信トレイの検索条件に関数が含まれています。 受信トレイの検索条件は関数に対応していません。

1 つの調査を送信すると、送信箱内にあるすべての調査が送信されます。

1 つの調査に対して [今すぐ送信] ボタンを選択すると、送信箱に含まれているすべての調査が送信されます。 他の調査を送信箱の中に残したまま 1 つの調査を送信することはできないので、調査を送信する前に、送信箱に含まれているすべての調査の送信準備ができていることを確認してください。

フォームの動作

Survey123 フィールド アプリで文字化けが発生します。文字化けは、自分が選択した言語で発生し、それ以外の言語では発生しません。

Survey123 フィールド アプリで使用されているフォント (Avenir) が他の言語の文字を完全にサポートしていないと、文字化けが発生する可能性があります。 この問題を解決するには、別のフォントを指定します。 この場合は、Survey123 フィールド アプリのメイン画面にある [設定] メニューから [テキスト] ページを開き、お使いのデバイスで利用できる別のフォントを選択します。

Survey123 フィールド アプリで調査を編集する際、ファイルまたはオーディオの添付ファイルの表示、追加、変更ができません。

Survey123 フィールド アプリで調査を編集する際の、ファイルおよびオーディオの質問の添付ファイルはサポートされていません。ただし、Survey123 Web サイトか Survey123 Web アプリのいずれかで調査の回答を編集するときに、これらの添付ファイルを変更できます。 詳細については、「既存の調査データの編集」をご参照ください。

フェデレートされていないフィーチャ レイヤーから調査データを編集できません。

編集可能なのはホスト フィーチャ レイヤーのみです。

一部の Samsung デバイスでは小数点のカンマが入力できません。

一部の Samsung 製デバイスは、デフォルトの数値キーボードが小数点のカンマをサポートしていません。このため、小数点のカンマが必要なロケールで、小数の質問が有効な回答を受け入れることができません。 この問題は、一部の Samsung 製デバイスに提供されているデフォルトのキーボードでのみ存在し、小数点のカンマをサポートする代替のキーボードを使用することで回避できます。

Android で SwiftKey キーボードを使用すると、アプリが予期しない動作をします。

これは Qt の既知の問題であり、今後修正される予定です。 Enter キーを使用した場合は SwiftKey キーボードは再オープンできず、入力や計算が正しく表示されないことがあります。

Spike 上で Survey123iOS と組み合わせて使用すると、エラーが発生します。

Spike 上で iOS 統合を目的どおりに動作させるには、次のシステム権限を設定する必要があります。

  • Survey123Spike のどちらにも、カメラへのアクセス権を付与します。
  • Survey123Spike のどちらにも、写真に対する読み取り/書き込みアクセス権を付与します。
  • 写真設定で iCloud フォト ライブラリを無効にする必要があります。

Spike から読み取られたコンパスの値が正確でありません。

Spike には、コンパスの読み取り値の正確性を確保するために実行される独自のコンパス キャリブレーション プロセスがあります。 このキャリブレーション プロセスの詳細については、ikeGPS の「Spike に関するチュートリアル」をご参照ください。

基本マップ タイプが Android デバイスでデフォルトになっています。

ARMv7 32 ビット デバイス アーキテクチャを使用している Android デバイスでは、マップ タイプの [標準] オプションがサポートされていません。 これらのデバイスでは、マップ タイプの [基本] オプションを使用する必要があります。 マップ タイプを指定するには、Survey123 フィールド アプリの [設定] > [マップ] を選択します。お使いのデバイスのアーキテクチャについては、Survey123[情報] ページをご参照ください。 [Powered by ArcGIS AppStudio] テキストを長押しすると、システム情報の詳細とデバイスのアーキテクチャが表示されます。

基本マップ タイプが iOS デバイスでデフォルトになっています。

iOS バージョン 12 以前を使用しているデバイスでは、マップ タイプの [標準] オプションがサポートされていません。 これらのデバイスでは、マップ タイプの [基本] オプションを使用する必要があります。 マップ タイプを指定するには、Survey123 フィールド アプリの [設定] > [マップ] を選択します。お使いのデバイスで使用されている iOS のバージョンを確認するには、Survey123[情報] ページをご参照ください。 [Powered by ArcGIS AppStudio] テキストを長押しすると、システム情報の詳細と [オペレーティング システムのバージョン] が表示されます。

デバイスの地域がデバイスの言語のデフォルトの地域に一致するように設定されていない場合、調査フォーム内で、または調査の送信時に、Survey123 フィールド アプリ内の小数点記号が認識されない可能性があります。

Survey123 フィールド アプリは、サポートされている言語ごとのデフォルトの地域のみをサポートしています。 デバイスの地域の設定を変更して一致させることなくデバイスの言語を変更すると、数値形式の問題が発生する可能性があります。

Android デバイス上の画像ファイルを参照すると、画像位置データが削除されます。

Android で画像ファイルを選択する場所によっては、調査フォームに読み込む際に、位置の EXIF データが画像ファイルから削除されることがあります。 この現象は、デバイス上のフォルダーの場所 ([デバイス] > [DCIM] > [カメラ] フォルダーなど) から画像ファイルを選択すると発生することがあります。 位置の EXIF データを保持するには、ショートカットの場所 ([画像] > [カメラ] ショートカットなど) から画像ファイルを選択します。