注意:
このワークフローを使用するには、次のアカウント タイプとライセンス タイプが必要です。
- Microsoft ライセンス - このワークフローを使用するには、Microsoft 365 ライセンス (提供者以上のロール) が必要です。
- ArcGIS アカウント タイプ - Standard ユーザーはこのワークフローの基本的な機能を実行できます。サイン インする必要はありません。
ArcGIS for SharePoint マップでレイヤーが表示されるレベルを制限することができます。
レイヤーの詳細については、「レイヤー」をご参照ください。
マップを構成または表示するとき、レイヤーが表示されるレベルを制限することができます。 レベル (閾値) を設定することで、いつレイヤーを表示するかを指定できます。 たとえば、レイヤーを地域や都市のレベルに拡大したときだけ表示したり、地方または国全体のレベルに縮小したときだけ表示したりするように設定できます。
このレイヤーの表示縮尺の設定は、マップを拡大/縮小したときに、関連するデータだけを表示する場合に特に便利です。
たとえば、レイヤーに、ある都市の公園の位置が表示されている場合、レベル制限により、このレイヤーを都市レベルでは表示し、大陸レベルでは表示しないようにできます。 このシナリオでは、レイヤーを表示する最大閾値として都市レベルを設定します。 都市レベルより縮小した場合、公園レイヤーは表示されなくなります。
また、マップでは州の境界を国レベルでのみ表示する必要があり、都市や地域レベル付近まで拡大したときは表示されないようにします。 このシナリオでは、州の境界レイヤーの最小閾値を [国] に設定し、 このレベルより拡大したら、レイヤーが表示されないようにします。 言い換えれば、[国] を最小閾値にすることで、州の境界レイヤーは、国の範囲まで縮小したときのみ表示されるようになります。
レイヤーの表示範囲を設定するには、次の手順を実行します。
- マップ ツールから [レイヤー] ボタンをクリックします。
。マップに [レイヤー] リストが表示されます。
- [レイヤー] リストで [レイヤー オプション]
をクリックします。レイヤー オプションが表示されます。
- 変更するレイヤーを [アクティブなレイヤー] ドロップダウン メニューから選択します。
- レイヤー オプションから [プロパティ]
をクリックします。[プロパティ] ウィンドウが表示されます。
- レイヤーの表示に最大および最小のズーム レベルを設定するには、スライダー上の 1 つまたは両方のハンドルをドラッグします。
最適なズーム レベルを選択する際、[国]、[市区町村]、[建物] などのラベルを使用できます。 より正確に縮尺を設定するには、ドロップダウン矢印をクリックして、事前に定義された縮尺を選択します。 スライダー上の矢印は、マップの現在のズーム レベルを示します。
スライダーに沿ってハンドルをドラッグすると、サムネイル マップがズーム レベルを示します。
- [戻る] ボタン
をクリックして、[プロパティ] ウィンドウを閉じ、[レイヤー] リストに戻ります。
マップを拡大/縮小すると、指定した表示縮尺の範囲内でレイヤーが表示されます。 レイヤーが表示範囲内に存在しない場合、そのレイヤーは [レイヤー] リストで選択できません。