要件

ArcGIS QuickCapture を使用するには、デバイスおよび ArcGIS アカウントが以下の要件を満たしている必要があります。 プロジェクトで高精度な位置データの収集が必要な場合は、外部の GNSS 受信機を使用する必要があります。 これらの要件の詳細については、「受信機の選択」をご参照ください。

モバイル アプリに関するデバイス要件

QuickCapture は、次のオペレーティング システム (最低バージョン) でサポートされています。

オペレーティング システムOS のバージョン

Windows

  • Windows 11 Pro および Windows 11 Enterprise バージョン 21H2 (64 ビット) 以上
  • Windows 10 Pro および Windows 10 Enterprise バージョン 1809 (64 ビット) 以上
  • Windows Server 2016 (64 ビット)
  • Windows Server 2019 (64 ビット)

Android

6.0 Marshmallow 以降 (ARMv7 32 ビットおよび ARMv8 64 ビット)

iOS

13 以降 (64 ビット)

QuickCapture デザイナーでサポートされているブラウザー

以下のブラウザーがサポートされています。 サポートされているバージョンの番号とその他の考慮事項については、ArcGIS Online の「サポートされているブラウザー」をご参照ください。

  • Google Chrome
  • Microsoft Edge
  • Mozilla Firefox
  • Safari

ArcGIS アカウントの要件

QuickCapture は、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise 10.7.1 以降での使用がサポートされています。

注意:

QuickCapture は、ArcGIS Enterprise 10.7.1 以降またはアドオン ライセンスとしてフィールド アプリに同梱されています。 ライセンスは、My Esri からダウンロードできます。

ArcGIS 組織のユーザー タイプとロールによって、アクセスできる QuickCapture の機能が異なります。 詳細については、次の表をご参照ください。 詳細については、「ArcGIS Online のユーザー タイプ、ロール、および権限」または「ArcGIS Enterprise のユーザー タイプ、ロール、および権限」をご参照ください。

ユーザー タイプQuickCapture モバイル アプリQuickCapture Web サイト

Viewer

いいえ

いいえ

Editor

Yes (QuickCapture アドオン ライセンスが割り当てられている場合)

いいえ

Field Worker

はい

いいえ

Creator

はい

はい

GIS Professional (Basic、Standard、Advanced)

はい

はい

QuickCapture ライセンスを Editor ユーザー タイプに割り当てるには、「ArcGIS Online でのアドオン ライセンスの構成」または「ArcGIS Enterprise でのアドオン ライセンスの構成」をご参照ください。

デフォルトでは、ArcGIS Server はクロス ドメイン リクエストを許可しているため、JavaScript クライアントが任意のドメインからサーバーのサービスを起動することができます。 ただし、ArcGIS Server が特定のドメインだけを信頼するように構成されている場合、https://www.arcgis.com/apps/quickcapture/ ドメインが信頼されていることを確認する必要があります。 ドメインが信頼されていない場合、QuickCapture Web サイトはデータを取得できず、エラーが発生します。 詳細については、「ポータルへのクロス ドメイン リクエストの制限」をご参照ください。

認証

ArcGIS Online で作業中は、モバイル アプリと Web デザイナーの両方が、ビルトイン、SAML、および多要素の認証方法をサポートします。

ArcGIS Enterprise で作業中は、モバイル アプリと Web デザイナーの両方が、ビルトイン、SAML、IWA、PKI、および LDAP の認証方法をサポートします。 認証の詳細については、「ポータルのセキュリティ保護について」をご参照ください。

注意:

SAML PKI を使用するように構成されたポータルにサイン インするには、QuickCapture モバイル アプリで、デフォルトのサイン イン ページではなく、デバイス上で実行されている外部のブラウザーをサイン インに使用する必要があります。 これを有効にするには、手動で externalBrowserSignIn URL パラメーターを共有プロジェクト リンクに追加できます。または、QuickCapture デザイナーの管理設定で [外部のブラウザーを使用]を選択して、組織で作成されたすべての共有プロジェクト リンクと QR コードにこのパラメーターを適用することもできます。

arcgis-quickcapture:// リダイレクト URI を手動で QuickCapture モバイル アプリ アイテムに追加しないと、QuickCapture モバイル アプリでは外部ブラウザーを使って ArcGIS Enterprise 10.9 以前のバージョンにサイン インすることができません。 リダイレクト URI を追加するには、次の手順を実行します。

  • Portal for ArcGIS の管理アプリケーションを開き、管理者権限のあるメンバーとしてサイン インします。 この管理ページの URL の形式は https://webadaptorhost.domain.com/arcgis/portaladmin です。
  • [Home] > [Security] > [OAuth] > [Update App Info] の順に移動します。
  • {"appId":"QuickCapture","redirectURIs":["urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob", "arcgis-quickcapture://"]} と入力し、[Update App] をクリックします。

サポートされている言語

モバイル アプリと Web デザイナーでは、次の言語がサポートされています。

アラビア語、ボスニア語、ブルガリア語、カタロニア語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エストニア語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語 (ブラジル)、ポルトガル語 (ポルトガル)、ルーマニア語、ロシア語、セルビア語、簡体字中国語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スウェーデン語、タイ語、繁体字中国語 (香港)、繁体字中国語 (台湾)、トルコ語、ウクライナ語、およびベトナム語。

モバイル アプリの場合は、使用される言語がデバイスの言語設定によって決まります。

Web デザイナーの場合、デフォルト言語は、ArcGIS 組織サイトのユーザー言語設定によって決まります。 ユーザーが ArcGIS 組織にサイン インしていない場合、Web ブラウザーの設定が Web デザイナーで使用されます。