添付ファイル ビューアー

添付ファイル ビューアー テンプレートを使用して、ページを移動してレイヤーのフィーチャを一度に 1 つずつ参照し、画像、ビデオ、および PDF の添付ファイルを閲覧できる、属性データを更新するためのオプションがあるアプリをユーザーに提供します。 このビューアーは、ArcGIS Field MapsArcGIS Survey123 などの ArcGIS アプリを使用して収集したデータと画像を表示するのに適しています。 マップの横に個別の画像を表示する添付ファイルにフォーカスしたレイアウトを選択するか、画像のギャラリーの横でマップをハイライト表示するマップにフォーカスしたレイアウトを選択します (詳細については、添付ファイル ビューアーの使用に関するブログ記事をご参照ください)。

このテンプレートを選択し、以下に示すようなユース ケース向けにアプリを作成します。

  • 緊急対応の損害検査中に収集した写真を確認します。
  • フィールド データの収集結果を表示し、レポートに含める画像のダウンロードをサポートします。
  • 土地区画の地図とともに、添付ファイルとして保存されている関連ドキュメントを提示します。

データ要件

添付ファイル ビューアー アプリには、添付ファイルを含むフィーチャ レイヤーが必要です。 このアプリには、ホスト フィーチャ サービスまたは ArcGIS Server フィーチャ サービス (10.8 以降) の添付ファイルを表示する機能があります。 現在、このアプリは、JPEG、JPG、PNG、GIF、MP4、QuickTime (.mov)、PDF ファイルをビューアー ウィンドウに表示できます。 その他すべての添付ファイル タイプは、リンクとして表示されます。

アプリの機能

このアプリ向けに構成できる主な設定と機能を、以下のリストに示します。

  • [アプリ レイアウト] - 横にマップが表示されているアプリのメイン パネルに一度に 1 つの添付ファイルを表示する [添付ファイルにフォーカス] レイアウト、または添付ファイルのギャラリーとともにアプリのメイン パネルにマップを表示する [マップにフォーカス] レイアウトのどちらかを選択します。
  • [カバー ページ] - カスタム テキストとロゴを用いたカバー ページを含めて、アプリの目的を定めます。
  • [フィーチャ選択] - ユーザーがマップ内のフィーチャを選択し、関連添付ファイルを表示できます。
  • [属性の編集] - ユーザーがデータを確認し、編集可能なレイヤーで既存のレコードの属性を更新できます。
  • [属性フィルター] - マップと添付ファイルのフィルター オプションを構成して、ユーザーが利用できるようにします。
  • [ナビゲーションの境界] - マップ ナビゲーションを特定の地域とズーム縮尺に制限することで、重要なマップ領域にフォーカスを固定します。 マップを回転することも、マップの回転を禁止することもできます。
  • [共有] - アプリで見たままをユーザーが共有できるように、現在のマップ範囲、表示されているレイヤー、選択したフィーチャを URL パラメーターとして保持するリンクを共有します。
  • [画像の画面移動/ズーム] - ユーザーが、添付ファイルを拡大/縮小して操作し、参照することができます。
  • [画像のダウンロード] - ユーザーが添付ファイルをダウンロードできます。
  • [言語の切り替え] - カスタム テキストの翻訳を表示し、多言語アプリを作成します。

Instant Apps のすべてのテンプレートには、ホーム ボタン、ズーム コントロール、凡例、マップまたはデータの検索機能のための設定があります。


このトピックの内容
  1. データ要件
  2. アプリの機能