Insights は、レイヤー、ファイル、およびデータベース、OneDrive、SharePoint 接続のデータの追加をサポートしています。
レイヤー
Insights では、次のレイヤーがサポートされています。
- コンテンツ、グループ、または組織のホスト フィーチャ レイヤーまたは登録済みフィーチャ レイヤー
- ArcGIS Living Atlas of the World のフィーチャ レイヤー
- マップ イメージ レイヤー
- (Insights desktop でサポートされている) ローカル レイヤー
注意:
マップ イメージ レイヤーは、統計情報をサポートするために、[フィーチャ アクセス] ケーパビリティを有効にする必要があります。 統計情報がサポートされていない場合は、チャートの作成など、Insights の多くの機能を使用できません。 マップ イメージ レイヤーの公開時に統計情報がサポートされていることを確認する方法のヒントについては、「マップ イメージ レイヤーのトラブルシューティング」をご参照ください。 詳細については、「マップ サービス プロパティの設定」および「フィーチャ サービスのエディター権限」をご参照ください。
マップ イメージ レイヤーは、標準化されたクエリも有効化する必要があります。 標準化されたクエリを有効にするには、レイヤーをタイル レイヤーではなくダイナミック サービスとして公開する必要があります。
制限事項
Insights では、次の制限がレイヤーに適用されます。
- Insights in ArcGIS Online は、インターネットにアクセスできないオンプレミスのフィーチャ サービスの利用をサポートしていません。
- Insights は、以下では機能しない可能性があります。
- マルチポイント ジオメトリ
- マルチパッチ ジオメトリ
- 定義式を持つ ArcGIS Online と ArcGIS Enterprise のフィーチャ レイヤー、または ArcGIS Arcade 条件式を使用するフィーチャ レイヤー
- クエリ レイヤー
- 編集情報の記録が有効化されているフィーチャ レイヤー (Insights in ArcGIS Online および Insights in ArcGIS Enterprise)
ファイル
次のファイル形式がサポートされています。
- Microsoft Excel ワークブック (.xlsx)
- CSV (カンマ区切り値) ファイル (.csv)
- 圧縮 (.zip) フォルダー内のシェープファイル
- 圧縮 (.zip) フォルダー内のファイル ジオデータベース (Insights desktop のみ)
- GeoJSON (圧縮 [.zip] フォルダー内の .json、.geojson、または GeoJSON ファイル)
注意:
圧縮ファイルでは、UTF-8 または CP437 文字エンコードを使用する必要があります。
各圧縮フォルダーに複数のファイルを含むことができます。 ただし、圧縮フォルダー内のすべてのファイルは同じ形式である必要があります (たとえば、すべてがシェープファイル、またはすべてが GeoJSON ファイルであるなど)。
制限事項
Insights では、次の制限がファイルに適用されます。
- Insights in ArcGIS Online でアップロードされるファイルは、100 MB 以下でなければなりません。 100 MB を超えるファイルを選択すると、エラー メッセージが表示されます。
- CSV 形式のファイルは、1 つのシートにつき 1 つのテーブルのみをサポートします。 1 つのシートにつき複数のテーブルが .csv ファイルに含まれている場合、そのファイルを Excel のワークブックに変換するか、余分なテーブルを別のシートに移動する必要があります。
トラブルシューティング
Insights in ArcGIS Enterprise を PKI (Public Key Infrastructure) 認証で使用していてファイルのアップロードに失敗する場合、IIS Web サーバーの uploadReadAheadSize プロパティの値を増やす必要がある可能性があります。 詳細については、「分散コラボレーションに関するよくあるご質問 (FAQ)」をご参照ください。
OneDrive
注意:
OneDrive は、Insights in ArcGIS Online および Insights in ArcGIS Enterprise で使用できます。
OneDrive では、次のファイル タイプがサポートされています。
- Microsoft Excel ファイル (.xlsx)
- カンマ区切り値のファイル (.csv)
- シェープファイル (.zip)
- GeoJSON ファイル (.zip ファイル内の .json、.geojson、または GeoJSON ファイル)
制限事項
Insights in ArcGIS Online では、OneDrive のファイルの最大サイズ制限は 100 MB です。
SharePoint
注意:
SharePoint は、Insights in ArcGIS Online および Insights in ArcGIS Enterprise で使用できます。
SharePoint では、次のファイル タイプがサポートされています。
- Microsoft Excel ファイル (.xlsx)
- カンマ区切り値のファイル (.csv)
- シェープファイル (.zip)
- GeoJSON ファイル (.zip ファイル内の .json、.geojson、または GeoJSON ファイル)
- SharePoint サブサイト
- SharePoint ドキュメント ライブラリ
- SharePoint リスト
データベース
注意:
データベース接続は Insights in ArcGIS Enterprise および Insights desktop で使用できます。
次のデータベースへの接続がサポートされています。
- Google BigQuery
- Microsoft SQL Server
- Oracle
- PostgreSQL
- SAP HANA
- Java Database Connectivity (JDBC) ドライバーを使用するリレーショナル データベース
- エンタープライズ ジオデータベース
データベース接続の次のデータ タイプがサポートされています。
- 空間テーブル
- 非空間テーブル
- リレーショナル データベース ビュー
制限事項
Insights は、バージョン対応登録されたデータセットおよびエンタープライズ ジオデータベースをサポートしていません。 Insights で使用する前に、データセットのバージョン対応登録を解除する必要があります。
トラブルシューティング
Insights で空間データベース テーブルをサポートするには、次の要件を満たす必要があります。
- 各テーブルは、1 つの空間フィールドのみを持つことができます。
- フィーチャには有効なジオメトリまたはジオグラフィが存在している必要があります (NULL または無効なフィーチャはサポートされていません)。
- フィーチャには空間参照 ID (SRID) が存在している必要があります。
- フィールドのすべてのフィーチャの SRID が同じである必要があります。
- フィールドのすべてのフィーチャのジオメトリ タイプが同じである必要があります。
リソース
詳細については、次のリソースをご参照ください。