ArcGIS Indoors Spaces エクステンションで利用できます。
アプリを作成した時点では、Indoor Space Planner にプランは構成されていません。 さまざまなシナリオを確認するには、プランを作成し、スペースの割り当てを変更します。 プランに行った変更は、そのプランに保存され、限定されます。
プランを作成するには、デフォルトの公開者ロール以上に関連付けられた権限が必要です。また、組織で共有されたプランを開いて編集するには、デフォルトのデータ編集者ロール以上に関連付けられた権限が必要です。 カスタム ロールを使用している場合、プランを開いて編集するには、ArcGIS Online でフィーチャの編集権限を有効にする必要があります。
注意:
プランの作成後にスキーマに変更を加えて新しい機能を有効にした場合、新しい機能にアクセスするには、新しいプランを作成する必要があります。 たとえば、プランの作成後に RESTRICTED フィールドを Areas テーブルに追加した場合、新しいプランを作成して、制限付きのホテリングを構成する必要があります。
新しいプランはプライベートのままにしておくことも、組織と共有することもできます。 必要に応じ、自分が所属する 1 つ以上のグループとプランを共有できます。 また、既存のプランの共有レベルは、随時更新できます。
注意:
プランをグループと共有する場合、グループのメンバーは Space Planner でプランを開き、変更を行って、移動を確認し、プランにコメントを追加できます。
[このグループに所属できるユーザー] 設定が [任意の組織のメンバー] に構成されているグループとはプランを共有できません。
スペース プランの作成
Space Planner で複数のプランを作成し、組織のさまざまなプランニング シナリオに対して独自なものにすることができます。
- [オプション] ボタン をクリックします。
- [新しいプラン] をクリックします。
- [新しいプラン] パネルでタイトルを入力し、オプションでプランを説明するサマリーも入力します。
- [共有範囲] オプションを選択して、アクセス タイプを指定します。
- [プランの作成] をクリックします。
新しいプランが Space Planner で開きます。 プランに対する変更内容は自動的に保存されます。
既存のスペース プランを開く
Space Planner では、他のユーザーによって作成されたプランが、自分が所属する組織またはグループで共有されている場合、それらのプランを開くことができます。
- [オプション] ボタン をクリックします。
- [プランを開く] をクリックして、リストからプランを選択します。開くプランで更新されているフロア プランを使用している場合、割り当てなどの最新の変更を反映するためのオプションとともに [情報] ダイアログ ボックスが表示されます。
注意:
プランを開くときに問題が発生した場合は、必要な権限を持っていることを確認します。 アクセス権の要求については、ArcGIS Online の ArcGIS 組織管理者にお問い合わせください。
ヒント:
プランを削除するには、テンプレートの横にある削除ボタン をクリックします。 管理者でない限り、削除できるのは、自分で作成したプランだけです。 管理者は、すべてのプランを削除できます。 開かれているプランは削除できません。
ArcGIS Online での既存のプランからのプランの作成
既存のプランを新しいプランの開始点として使用することができます。 または、現在のプランに変更を加え、変更内容を含む新しいプランとして保存することもできます。 新しいプランには、既存のコメントやレビューアー、移動など、作成元のプランに加えられた編集内容もすべて含まれます。 コメントとレビューアーを格納するために、新しいフィーチャ レイヤーが新プランに作成されています。 これにより、提案されたプランでさまざまなシナリオを簡単に評価することができます。 スペース プランの編集内容は、編集時に自動的に保存されます。編集中にプランを手動で保存する必要はありません。
別のプランを作成するには、次の手順を実行します。
- [オプション] ボタン をクリックします。
- [名前を付けて保存] をクリックします。
- [名前を付けてプランを保存] パネルでタイトルを入力し、オプションでプランを説明するサマリーも入力します。
- [共有範囲] オプションを選択して、アクセス タイプを指定します。
- [プランの作成] をクリックします。
保存したプランが Space Planner で開きます。これには、元のプランのすべての内容と変更が含まれています。
注意:
プレースホルダー入室者は、[名前を付けて保存] で作成された新しいプランに含まれます。
クレジット使用量
Space Planner でフロア プランを作成すると、組織のコンテンツに屋内データのコピーが作成され、ストレージのクレジット コストが追加されます。 [同期の有効化] や [作成および更新されたフィーチャを記録] などのフィーチャ レイヤーの設定によっては、時間の経過に伴ってストレージ サイズおよびコストが増大する可能性があります。 たとえば、100,000 のフィーチャを含むプランの場合、サイズは約 75 MB となり、特定の月に約 18 クレジットを消費します。
クレジット消費コストのその他の例については、ArcGIS Online の「機能別のクレジット」をご参照ください。