以下に、Drone2Map 2024.2 の新機能の一部を紹介します。
処理の改善
Drone2Map 処理エンジンの最新の改善により、高ポイント クラウド設定の使用時における細い構造フィーチャ上のメッシュとテクスチャの詳細度が継続的に向上します。
![メッシュの改善 メッシュの改善](GUID-090F7677-CB3F-452D-A64C-B7B58DB622C8-web.gif)
地上コントロール
Drone2Map の地上コントロール ポイントに関する複数のワークフローとユーザー フィードバックによる改善が行われました。
地上コントロール ポイントに写真を追加しやすくなりました。 これは、[ホーム] タブの [コントロール] ドロップダウン メニューの新しいボタンと [コントロール マネージャー] ウィンドウで行えます。
また、画像リンク エディターを使用すると、ボタンをクリックして、該当のコントロール ポイントに写真を追加できます。
デフォルトのコントロール シンボルをアプリケーション設定内で設定できるようになりました。 これには、コントロール ポイント、チェック ポイント、および画像リンクの色、サイズ、シンボルのオプションが含まれます。
コントロール ポイントのインポート後にコントロール ポイントの水平と垂直の精度を更新できるようになりました。 [コントロール マネージャー] ウィンドウに [コントロールの精度] 設定が追加され、選択したコントロールまたはチェック ポイントの精度の値を変更できるようになりました。
画像リンク エディターにおける熱画像の表示が改善され、新しい画像リンクを配置するときの画像上の移動がはるかに簡単になりました。
推定される画像リンクを画像リストから個別に選択して、リンクできるようになりました。
画像メタデータ ビューアー
新しい組み込みメタデータ ビューアーが Drone2Map に追加されました。 [フライト データ] タブからアクセスできるこのメタデータ ビューアーでは、画像内の特定のメタデータをすばやく確認、検索できます。
画像は、マップ内の有効な画像選択に対応するテーブルに一覧表示されます。
計測の改善
ポイント フィーチャ、ライン フィーチャ、およびポリゴン フィーチャをインポートして、計測に使用できるようになりました。
[計測結果] ウィンドウの新しいボタンで異なる計測オプションに反映させるために計測値をコピーすることもできます。
追加の共有オプション
マルチスペクトル画像に由来する指数をイメージ レイヤーとして ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise に共有できるようになりました。
プロジェクト フィードバックの改善
プロジェクトを作成するときに、画像の座標系情報を選択したプロジェクトの座標系と比較して検証し、画像が特定の空間参照に投影できるかを確認できるようになりました。 画像をそのシステムに投影できない場合、または投影する画像が少なすぎる場合は、警告が表示されます。
処理レポートに処理中にソース画像の精度設定を使用したかどうかが表示されるようになりました。
検査機能の拡張
検査スキームが日付フィールドと日時フィールドをサポートするようになり、常に現在の日付を表示するよう構成できるようになりました。