対象物、観測結果、および現場で実行された調査ごとに、フォームに記入します。 手動での値の入力に加えて、モバイル作業者は、以下を実行してデータ入力を簡略化できます。
- 写真やビデオをフィーチャに添付し、視覚情報を提供します。
- バーコードおよび QR コードをスキャンして、データ入力を簡略化し、誤字を防ぎます。
- フォームに事前に入力されるデフォルト値を使用します。 それらのデフォルト値は、送信前に確認する必要があります。
モバイル作業者は、フォームに記入するときに、必要な情報を入力するとともに、整合チェック エラーを解決する必要があります。 すべての必須エントリ (ラベルの後ろにアスタリスクでマークが付けられている) が入力されるまで、[送信] ボタン が無効化されます。 [送信] ボタンは、整合チェック エラー (フォーム内の無効なエントリの近くの赤いメッセージによって示される) が存在する場合にも無効化されます。
写真とビデオの添付
モバイル作業者は、写真とビデオを添付して、対象物、観測結果、および調査に関する追加情報を提供できます。 フォーム上部の近くにある [写真の撮影] をタップして、写真を撮影して添付するか、[添付] をタップして既存の写真やビデオを添付したり、ビデオを録画して添付したりできます。
デフォルトでは、Collector で撮影された写真のサイズは大 (980 x 1280) になります。 代わりに、アプリが小 (240 x 320)、中 (480 x 640)、特大 (1126 x 1500)、または実サイズの画像を使用することを指定できます。 実サイズは、写真の撮影に使用されるデバイスによって決まります。
要求されたサイズよりもすでに小さい写真を添付する場合、写真の実サイズが使用されます。 異なる縦横比を有する写真を添付する場合、その写真は、要求されたサイズの境界内に収まるが、その縦横比を維持するように、サイズ変更されます。
アプリの設定で、写真サイズを指定します。
アイテムを添付した後で、まだ編集をしている場合、添付ファイルを表示して、その名前を変更することができます。
メモ:
モバイル作業者がファイルを添付できるようになるには、レイヤーが添付ファイルを許可する必要があります。 ホスト フィーチャ レイヤーの場合、フィーチャ レイヤーの詳細ページを編集します (「ArcGIS Online での添付ファイルの許可」または「ArcGIS Enterprise での添付ファイルの許可」をご参照ください)。 ArcGIS Server フィーチャ サービスの場合は、フィーチャクラスの添付ファイルを有効化して、サービスを再公開します (「ArcGIS Pro での添付ファイルの有効化」をご参照ください)。
バーコードおよび QR コードのスキャン
対象物がバーコードまたは QR コードを持っている場合、Collector を使用してバーコードまたは QR コードをスキャンし、そのスキャンに基づいて 1 つ以上のエントリにデータを入力します。Collector では、すべてのテキスト エントリおよび数値エントリは、バーコードまたは QR コードをスキャンするためのオプションを含んでいます。モバイル作業者が [バーコードまたは QR コードのスキャン] を選択すると、デバイスのカメラ アプリが開き、バーコードまたは QR コードを読み取ります。スキャンが完了すると、バー コードまたは QR コードに含まれている情報が、選択されているエントリに入力されます。
メモ:
Collector は、オペレーティング システムによってサポートされているバーコードおよび QR コードの形式をサポートします。 Android のサポートについては、「Barcode API Overview」をご参照ください。
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