フィールド値の計算 (Map Viewer)

フィールド演算により、ホスト フィーチャ レイヤーの所有者または組織の管理者が、レイヤーの属性テーブル内の 1 つのフィールドの、すべての行の値を変更できます。

たとえば、不動産販売に関する情報 (販売価格やその不動産の所在地の税率などを含む) が格納されたホスト フィーチャ レイヤーが存在する場合には、このレイヤーに、固定資産税の推定値を格納するフィールドを追加できます。 estimated_property_taxes フィールドを設定するには、sale_price フィールドの値を取得し、取得した値に tax_rate の値を乗算するように、このフィールドの演算式を定義します。

Map Viewer でホスト フィーチャ レイヤーまたはホスト テーブル レイヤーのテーブルからフィールド内の文字列、数値、日付フィールド値を計算するには、次の手順に従います。

注意:
フィールドの計算を取り消すことはできません。 このため、フィールドを追加して、そのフィールド内で値の計算を実行し、計算が期待通りであることを確認することをお勧めします。 計算が期待通りであれば、追加したフィールドと等しくなるように元のフィールドを計算します。 元のフィールドの値が正しいことが確認できたら、追加したフィールドを削除します。

  1. サイン インしていることを確認します。変更を保存する場合は、コンテンツを作成する権限を持っていることを確認します。

    注意:
    マップの探索やレイヤーの構成など、さまざまな操作をサイン インせずに行えます。 作業内容を保存するには、マップを作成する前にサイン インします。

  2. Map Viewer で、レイヤーを含むマップを開くか、直接レイヤーを追加します。
  3. ホスト フィーチャ レイヤーを操作している場合は、[コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [レイヤー] レイヤー をクリックします ([レイヤー] ウィンドウが開いていない場合)。 ホスト テーブル レイヤーを操作している場合は、[コンテンツ] (暗い背景の) ツールバーにある [テーブル] レイヤー をクリックします ([テーブル] テーブル ウィンドウが開いていない場合)。
  4. [レイヤー] または [テーブル] ウィンドウで、レイヤーの [オプション] オプション をクリックし、[テーブルの表示] をクリックしてテーブルを開きます。
  5. レイヤー テーブルで、計算する値が含まれている列の [メニュー] メニュー をクリックし、[フィールド演算] をクリックします。

    フィールド演算ウィンドウが開きます。

  6. 計算に使用する言語を選択します。
  7. 残りの手順は、Arcade の計算のみに適用されます。
  8. 必要に応じて、[新規追加] をクリックし、一部のデータのみの値を計算するためのフィルターを追加して、[次へ] をクリックします。
    注意:

    フィルターを追加しない場合、計算はすべてのフィーチャに対して実行されます。

  9. プロファイル変数と関数を使用して計算式を作成します。 Arcade 式を作成する際は、必要に応じて次のいずれかの操作を行います。
    注意:

    ArcGIS Online で実行できる一般的な計算の例については、「計算の例」をご参照ください。 Map Viewer のフィールド演算エクスペリエンスでは、現在 Arcade がサポートされています。 Arcade または SQL を使用してフィールドを計算するには、「アイテム ページからのフィールド値の計算」をご参照ください。

    • [テスト フィーチャ フィルター] をクリックして、テスト フィーチャにフィルターを追加します。
      注意:

      このオプションを使用すると、テスト フィーチャをフィルターできますが、計算対象のフィーチャには影響しません。

    • [テスト フィーチャ] をクリックすると、テスト フィーチャのテーブルが表示されます。
    • [値のプレビュー] をクリックすると、テスト フィーチャで計算された値をプレビューできます。
    • [自動プレビュー] 切り替えボタンをオフにすると、式の作成中に計算された値のプレビューが自動的に更新されるのを防ぐことができます。 [自動プレビュー] 切り替えボタンをオンにすると、式の作成中に計算された値のプレビューを更新することを許可します。
    • [マップ] マップ[テーブル] テーブル[マップとテーブル] マップとテーブル をクリックして、ビュー間を移動します。
  10. [計算の実行] をクリックして、式を実行します。

計算の完了までにかかる時間は、式の複雑さとレイヤー内のフィーチャ数によって異なります。