重心の検索 (Map Viewer Classic)

注意:

Map Viewer でこのツールを、ArcGIS Online で最新のマップ作成ツールを、それぞれ使用できるようになりました。 詳細については、「重心の検索 (Map Viewer)」をご参照ください。

重心の検索 重心の検索ツールは、マルチポイント、ライン、およびエリア フィーチャの地理的中心 (重心) を表すポイント フィーチャを作成します。

ワークフロー図

重心の検索ツールのワークフロー図

スコットランド環境保護局のアナリストは、風力発電所の実用化に関して、未開地と重なっている場所または未開地を見渡せる場所を特定する事前調査を実施しています。 未開地ごとに可視領域を作成するために、アナリストはまず、それぞれの未開地を表すポイント フィーチャを作成する必要があります。 重心の検索ツールを使用すると、それぞれの未開地内に重心を作成できます。

詳細なワークフローについては、環境事前調査に関するケース スタディをご参照ください。

ある都市は、近隣住民の多くが利用できる緑地として新しい公園の建設を予定しています。 アナリストは最適な施設の選択ツールを使用して、公園まで歩いて 5 分以内に居住しているその都市の住民の数が最大になる、最適な場所を探したいと考えています。 しかし、アナリストが利用可能な土地区画のフィーチャ レイヤーにはエリアが含まれており、最適な施設の選択にはポイント入力が必要です。 重心の検索ツールを使用して各エリアの中心点を生成し、最適な施設の選択の入力として使用することができます。

使用上の注意

マルチポイント、ライン、またはエリア フィーチャの単一の入力が必要です。 マルチポイント、ライン、またはエリア フィーチャごとに重心が算出されます。

デフォルトで、重心の検索は、各フィーチャの表示上の中心または重心を算出します。 [出力位置の表示] パラメーターの [入力フィーチャの範囲内] オプションを選択すると、実際の重心に最も近く、入力フィーチャの境界内にあるか、入力フィーチャの境界に含まれるポイントが出力されます。

[現在のマップ範囲を使用] をオンにすると、現在のマップ範囲内に表示されている入力マルチポイント、ライン、またはエリア レイヤーのフィーチャだけが解析されます。オフの場合、入力レイヤーのすべてのフィーチャが、現在のマップ範囲内になくても解析されます。

ヒント:

解析を実行して消費されるクレジットの量を確認するには、[クレジットの表示] をクリックします。

制限事項

単純なポイント フィーチャは、重心の作成に使用できません。

類似のツール

重心の検索ツールを使用すると、マルチポイント、ライン、またはエリア フィーチャの表示上の中心を見つけることができます。 その他のツールは、類似した少し異なる問題を解決するのに効果的です。

Map Viewer Classic の解析ツール

ポイント、ライン、またはエリア フィーチャをポイント フィーチャに結合する場合は、フィーチャの結合ツールを使用します。

ArcGIS Pro の解析ツール

重心の検索は、フィーチャ → ポイント ツールの機能を実行します。