ワークフロー構成のインポート

ワークフロー アイテムの構成ファイルとマッピング ファイルをインポートして、別の ArcGIS Workflow Manager システムでワークフロー アイテムを更新および構成できます。

マッピング ファイルを使用して、ソース構成の組織のアイテムと Workflow Manager が使用するとターゲット構成の組織のアイテムを関連付けることができます。 最新バージョンの Workflow Manager からワークフローの構成ファイルをインポートするには、ワークフロー アイテムを最新バージョンにアップグレードします。

ワークフロー アイテムの構成をインポートするには、次の手順を実行します:

1. Workflow Manager Web アプリにアクセスします。
2. [設計] タブをクリックします。

   [設計] ページが開きます。

   注意:

   十分な権限がない場合は、[設計] タブは使用できません。

3. [設定] をクリックします。

   注意:

   十分な権限がない場合は、[設定] は使用できません。

4. [データのインポート] タブをクリックします。
5. [構成ファイルの選択] をクリックして、workflow_configuration_<export_ID>.wmc ファイルの場所を参照します。
6. マッピング ファイルをダウンロードした場合は、マッピング ファイルを構成してから [マッピング ファイルの選択] をクリックして、workflow_mapping_<export_ID>.json ファイルの場所を参照します。
7. 必要に応じて、[このアイテム内のデータの上書き] チェックボックスをオンにして、現在のワークフロー アイテム内のすべてのデータを上書きします。

   このオプションをオンにしないと、既存のデータはインポートしたデータとともに維持されます。

   注意:

   ワークフロー アイテム内のデータを上書きする前に、既存のジョブを削除する必要があります。

8. [データのインポート] をクリックします。

   ワークフロー アイテムの構成がインポートされます。

   注意:

   ジョブ テンプレートをインポートできなかったが設定データは正常にインポートされた場合、インポートできなかったジョブ テンプレートの共有設定を確認してから、.wmc ファイルを再インポートしてください。

マッピング ファイルの構成

マッピング ファイルは、フィーチャ サービス データ参照、ArcGIS Survey123 の拡張プロパティ、ユーザー定義の設定、組織グループなど、Workflow Manager が使用する組織のアイテムを関連付けることができるオプションのファイルです。 マッピング ファイルは、ワークフローを他の組織メンバーと共有する際、または継続的インテグレーション/継続的デリバリー (CI/CD) ワークフローでよく使用されます。 マッピング ファイルをインポートする前に、ターゲット構成のパラメーターを指定する必要があります。

ソース構成のアイテムとターゲット構成のアイテムを関連付けるには、次の手順を実行します:

1. テキスト エディターで workflow_mapping_<export_ID>.json ファイルを開きます。
2. 必要に応じて targetPortalItemId プロパティと targetPortalUrl プロパティの値を指定します。

   例:

   {
      "workflowItemId":"b196643dad27488b9204846235cffbe0",
      "workflowItemName":"Workflow Item 1",
      "diagrams":[
         {
            "diagramName":"Workflow Diagram 1",
            "diagramId":"m7R2ap-eQlC3q2RrQCDWRQ",
            "centralizedDataReferences":[
               {
                  "centralizedDataReferenceAlias":"Gas_Utility_Network",
                  "centralizedDataReferenceId":"45faee8c-9408-4915-abf5-43a7adace12f",
                  "sourcePortalType":"ArcGISOnline",
                  "sourcePortalItemId":"e8dc20b5c9dc4cbfa65f8125ec2b7227",
                  "targetPortalItemId":"1daaeba244064ba1945aaa8d8f9f1457"
               }
            ]
         }
      ],
      "extendedProperties":[
         {
            "tableName":"property_damage_survey",
            "tableId":"xQ1KCoVfRhyzZo1n_EZbmw",
            "isSurvey":true,
            "sourcePortalType":"Current",
            "sourcePortalItemId":"39a0c0b4e808470fbb97cadb3c956db4",
            "targetPortalItemId":"aa73b31da9424f52bb70ac20f99cc490"
         }
      ],
      "userDefinedSettings":[
         {
            "settingName":"user_1",
            "isEncrypted":true,
            "targetPreserveValue":false
         }
      ],
      "groups":[
         {
            "sourceGroupId":"e4ba6bfff9834f8a91200b6152ecef5d",
            "targetGroupId":"1da4fe3ff3db42e08b2258cdbc642b22"
         }
      ]
   }

3. ファイルを保存します。
4. Workflow Manager にマッピング ファイルをインポートします。