ArcGIS Web Editor のアクセシビリティー機能と機能性が優先されます。 ソフトウェア開発ライフサイクル全体を通じてアクセシビリティー機能の強化に取り組んでいます。
注意:
アクセシビリティーへの Web Editor の適合性については、最新バージョンの WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) に従って実施された、Esri の「アクセシビリティー適合レポート」サイトをご参照ください。 これらのレポートは、現在の VPAT (自主的製品アクセシビリティー テンプレート) に基づいています。
Web Editor のアクセシビリティー機能には、インターフェイスの操作や使用可能なツールの使用をサポートするキーボード ショートカットが含まれます。 また、ソフトウェアはフォーカスの順序が最適になるよう設計されており、補助テクノロジーに対応しています。
Web Editor ドキュメントは 6 か国語に翻訳されています。 Web Editor Web サイトは、言語と地域の選択もサポートしています。 ユーザー インターフェイス、および時刻/日付と数値の表示形式は指定した言語によって決定されます。
組織の管理と Web Editor で使用するアクセシブル マップの設計方法については、「ArcGIS Online のアクセシビリティー」をご参照ください。
ナビゲーションとキーボード ショートカット
Web Editor のナビゲーションには次のキーを使用します:
- Tab - パネル、エレメント、ボタンなど、次の対話型機能にフォーカスを移動します。
- Shift + Tab - 前の対話型エレメントにフォーカスを移動します。
- Enter - リンクやボタンなど、現在の選択をアクティブ化します。
- スペースキー - チェックボックスをオンまたはオフにし、フォームベースの入力をアクティブ化します。
- Esc - パネルやダイアログ ボックスなどのエレメントを閉じ、最後に参照したエレメントにフォーカスを戻します。
- 矢印キー - エレメントまたはセレクター内のデータ ポイント、カテゴリー、値の間を移動します。
キーボード ショートカットを使用して、ArcGIS Web Editor の一般的なタスクを実行します。 使用できるキーボード ショートカットのリストを開くには、[ショートカット] ボタン
をクリックするか、Microsoft Windows では Alt + ? キー、Mac では Option + ? キーを押します。 [設定] ウィンドウの編集ツールのツールチップで、ショートカットキーを有効にすることもできます。
フォーカスの順序
フォーカスの順序とは、その時点でキーボード入力を受け付ける 1 つのエレメントのことです。 低視力のユーザーを考慮して Web Editor 全体でフォーカスが表示され、前述のように、Tab キーを押すと次に進み、Shift + Tab キーを押すと前に戻ります。
キーボードを使用して Web Editor を移動する場合、キーボード フォーカスの状態は、ページ上の現在の領域を示します。 通常、フォーカスはその領域を強調する境界線として示されます。 これにより、ユーザーはキーボードを使用して操作できる領域を確認できます。
補助テクノロジー
補助テクノロジーとは、障害がある人の日常作業と生活を改善する製品、装置、システムのことです。 Web 上の補助テクノロジーの例としては、スクリーン リーダー、視線追跡ソフトウェア、アダプティブ キーボードなどがあります。
Web Editor でも補助テクノロジーがサポートされています。 たとえば、エレメントにフォーカスがある場合、画面読み上げ補助テクノロジーにより、ソフトウェアで追加のコンテキストを使用してページの読み上げとナビゲーションの両方を行えるように、そのコンテンツが読み上げられ、対話型コンポーネントに名前が付けられて識別されます。
参考資料
アクセシビリティーの詳細については、次のリソースをご参照ください:
- Esri のアクセシビリティー
- ArcGIS Online のアクセシビリティー
- GIS とマッピングでのアクセシビリティーの基本 ArcGIS ブログ記事
- 低モーションのサポート: Web アプリでのアクセシビリティーの向上 ArcGIS ブログ記事