TCP (クライアント)

ArcGIS Velocity の TCP (クライアント) フィード タイプは、TCP サーバーから、XML、JSON、区切りテキストとして書式設定されたイベントを TCP ソケット接続で受信します。

フィードの使用例を次に示します:

ある交通機関は、TCP (クライアント) フィードをリアルタイム解析で使用して、TCP サーバーから車両データを受信します。 TCP サーバーは、位置と速度の更新を含む JSON メッセージを送信します。 TCP クライアント (フィード) は TCP サーバーを待機し、サンプル メッセージを取得して、スキーマを自動的に検出します。 車両の速度が 80 mph を超えると、アラートがトリガーされます。 これらのアラートは、機関が交通状況を監視し、事故にすばやく対応するのに役立ちます。

使用上の注意

フィードを操作する際には、以下の点に注意してください:

  • TCP (クライアント) フィードは、TCP サーバーに接続して、データを受信します。 TCP (クライアント) フィードを構成する前に、TCP サーバーが待機していることを確認する必要があります。
  • Velocity は複数の出力データ形式をサポートしています。 これには、JSON、GeoJSON、EsriJSON、区切りテキストなどがあります。
  • 区切りテキスト形式の使用を選択した場合、属性値の間に入れる区切り文字を選択する必要があります。 一般的な区切り文字はカンマ、パイプ文字、またはセミコロンです。
  • 属性の分離に加えて、各データ レコードにも区切り文字が必要です。 TCP (クライアント) フィードは、1 つのデータ レコードの終了場所と別のデータ レコードの開始場所を知る必要があります。

パラメーター

フィードには、次のパラメーターがあります:

パラメーター説明データ タイプ
ホスト

TCP サーバーとの接続の開始に必要なホスト名または IP アドレス (localhost、127.0.0.1 など)。

String

ポート

TCP サーバーとの接続の開始に必要なポート。

Integer

検討事項と制限事項

フィードを使用する際には、以下の点を検討してください:

TCP (クライアント) フィードは、TCP サーバーに接続して、データ スキーマをサンプリングします。 クライアントは、フィード構成の完了中に接続を終了します。 フィードが開始されると、新しいクライアント接続が開始されます。

最終的にフィードが開始され、データの受信が始まるまで、フィードの構成中は、Velocity は TCP サーバーとの接続、接続解除、再接続を何度も繰り返します。 一部のサーバー ソケットでは、この動作を予測していない場合があります。 Velocity がサーバーに接続できるかどうかをテストする際やサーバーのデータ スキーマをサンプリングするために接続する際の複数のクライアント接続を、TCP サーバーがサポートできない場合、手動によるデータ スキーマの定義が必要な場合があります。