区画の適合性の評価

適合性ツールにより、さらに開発を行うのに適した区画を選択できます。 たとえば、このツールを使用して、住宅、学校、広場に適した場所を見つけることができます。 各区画の適合性は、その区画の特性、つまり条件に基づいて評価されます。 条件となり得るのは、基本的なゾーニング タイプ、建物の最大高さ、その区画の既存の建物の築年数などの特性です。 設定済みの区画およびゾーニング プロパティを使用したり、条件として外部レイヤーをカスタマイズしたりできます。 各条件の元の値を共通の評価値に再分類し、各条件に重み付けすることにより、加重合計を使用して適合性スコアが算出されます。 計算後、マップ上で適切な区画を特定して選択します。 すべての設定は、適合性モデルに格納されています。 プランには複数の適合性モデルを含めることができます。

区画の適合性を評価する場合の 5 つの主な手順は次のとおりです。

  1. 適合性モデルを作成します。
  2. 条件データを追加します。
  3. 各条件の元の値を、0 ~ 10 の共通の適合性スケール (0 は不適切、10 は最適) に再分類します。
  4. 条件を相互に相対的に重み付けし、それらの条件を組み合わせて、分析範囲内にある各区画の適合性スコアを計算します。
  5. 適切な区画を選択します。

適合性ツールを開く

適合性ツールを開くには、次の手順を実行します。

  1. プラン エディターを開きます。
  2. ヘッダーにある [開発] 開発 をクリックします。

    右側にあるサイド パネルが展開されており、開発モードになっていることを確認します。 サイド パネルを表示または非表示にするには、展開ボタンをクリックします。

  3. ビューの右側のワークフロー ツールバーの [区画の適合性] ボタン 区画の適合性 をクリックします。

    適合性ツールが開きます。

適合性モデルの管理

[適合性ツール] サイド パネルの [適合性モデル] セクションで適合性モデルを管理します。 次のオプションから選択します。

適合性モデルの作成

適合性モデルを作成するには、次の手順を実行します。

注意:

プランに適合性モデルがない場合は、適合性ツールを開くと、新しい適合性モデルが自動的に作成されます。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルの適合性モデル ドロップダウン リストの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックして、[新しい適合性モデル] を選択します。

    新しい適合性モデルが作成されます。 適合性モデルの条件の構成方法については、「条件の追加」をご参照ください。

    注意:

    モデルの名前を変更するには、適合性モデル ドロップダウン メニューの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックして、[名前の編集] を選択します。 名前を編集し、Enter キーを押して確定します。

適合性モデルのコピー

適合性モデルをコピーするには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストからコピーする適合性モデルを選択します。
  3. 適合性モデル ドロップダウン リストの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックして、[コピーの作成] を選択します。

    適合性モデルのコピーが作成されます。

    注意:

    モデルの名前を変更するには、適合性モデル ドロップダウン メニューの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックして、[名前の編集] を選択します。 名前を編集し、Enter キーを押して確定します。

適合性モデルの名前の編集

適合性モデルの名前を編集するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから名前を変更する適合性モデルを選択します。
  3. 適合性モデル ドロップダウン リストの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックして、[名前の編集] を選択します。

    適合性モデル名フィールドがフォーカスされます。

  4. 名前を編集し、Enter キーを押して確定します。

適合性モデルの削除

適合性モデルとその条件を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。
  3. 適合性モデル ドロップダウン リストの横にある [オプション] ボタン オプション をクリックして、[削除] を選択します。

    ポップアップが表示されます。

  4. [削除] をクリックして、その適合性モデルを削除することを確認します。

条件の追加

ソースに応じて 3 種類の条件があります。

  • 区画 - 区画の面積など、設定済みの区画プロパティを含む
  • ゾーニング - ゾーニング タイプや許可される建物の高さなど、設定済みのゾーニング プロパティを含む
  • 外部レイヤー - ソースとして、外部フィーチャ レイヤーを選択する

区画またはゾーニング プロパティからの条件追加

区画またはゾーニング プロパティから条件を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。
  3. サイド パネルの [条件の追加] ボタンをクリックします。

    [条件の追加] パネルが表示されます。

  4. 条件の名前を指定します。
  5. ソースとして [区画] または [ゾーニング] を選択します。

    ドロップダウン リストを含む [フィールド] セクションが表示されます。

  6. ドロップダウン リストから、使用するフィールドを選択します。
  7. [OK] をクリックして、条件を追加します。

    [条件の編集] パネルが表示されます。 詳細については、後述の「条件の再分類」をご参照ください。

外部レイヤーからの条件追加

外部レイヤーのプロパティから条件を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。
  3. サイド パネルの [条件の追加] ボタンをクリックします。

    [条件の追加] パネルが表示されます。

  4. 条件の名前を指定します。
  5. ソースとして [外部レイヤー] を選択します。

    [外部レイヤー] セクションが表示されます。

  6. [アイテムの選択] ボタン Edit ボタン をクリックして、[外部レイヤーの選択] ダイアログ ボックスを開きます。
  7. 使用するレイヤーを選択して [選択] をクリックします。

    ポリゴン、ポリライン、ポイント フィーチャ レイヤーを使用することができます。 複数のサブレイヤーを含むフィーチャ レイヤーはサポートされません。

    追加のオプションが有効になり、ポータル アイテム ピッカーの下に表示されます。

  8. [フィールド] ドロップダウン リストから、使用するフィールドを選択します。
  9. 外部フィーチャを区画に空間的に結合するために使用する方法を選択します。
    • [区画] - 外部フィーチャが土地区画ジオメトリと交差する場合、それらのフィーチャが結合されます。
    • [区画の重心] - 外部フィーチャが区画の重心と交差する場合、それらのフィーチャが結合されます。

    ポリライン レイヤー タイプおよびポイント レイヤー タイプの [区画] のみを選択できます。

  10. 複数のフィーチャが区画と交差している場合は、複数のレコードを結合するために使用する方法を選択します。
    • [すべて] - 任意のフィーチャが選択されます。
    • [合計] - 値が集計されます。
    • [平均] - 値が平均化されます。
    • [最小] - 最小値が選択されます。
    • [最大] - 最大値が選択されます。

    ソース フィールドにテキストが含まれている場合は、[すべて] のみを選択できます。

  11. [OK] をクリックして、条件を追加します。

    [条件の編集] パネルが表示されます。 詳細については、後述の「条件の再分類」をご参照ください。

注意:

次の点に注意してください。

  • プランが他のユーザーと共有されている場合は、適合性モデルで使用されているレイヤーを共有していることを確認してください。 ArcGIS Online でこれを行うことができます。 ラベルでアクセスできないレイヤー (共有されていないか削除された) を含む条件がハイライト表示され、分析から除外されます。
  • ArcGIS Online 上のフィーチャ レイヤーへのリンクをクリックしたり、[条件の編集] パネルの他のソース設定を表示したりすることができます。

条件の再分類

元の条件値を、0 ~ 10 の共通の適合性スケールに再分類する必要があります。 再分類は、ソース値のタイプによって異なります。

  • 数値 - 値は、数値間隔に基づいて再分類されます。
  • 不連続値 - 値は個別に再分類されます。

元の条件値は、適合性ツールの [条件の編集] セクションで再分類できます。 または、再分類することなく外部レイヤーの数値を使用することもできます。 この場合、値はスコアとして直接使用されます。

数値条件の再分類

数値は、間隔に基づいて再分類されます。 間隔内のすべてのソース値が再分類されます。 範囲の開始値は含まれますが、範囲の終了値は含まれません (開始値 ≤ ソース値 < 終了値)。 たとえば、0 から始まって 100 で終わる範囲の場合、0 は再分類されますが、100 は再分類されません。

数値条件を再分類するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。

    条件リストが表示されます。 リストが空の場合は、条件の追加方法について、「条件の追加」をご参照ください。

  3. 数値のソース値を含む条件の名前をクリックします。

    [条件の編集] パネルが表示されます。 または、条件の追加後は、[条件の編集] パネルが自動的に表示されます。

  4. 外部レイヤーを使用している場合は、[再分類の適用] チェックボックスをオンにします。
  5. [間隔] セクションで [間隔の追加] ボタンをクリックし、間隔を追加します。
  6. 間隔の開始値と終了値を指定します。

    間隔の開始値を設定すると、先行する間隔の終了値に同じ値が自動的に設定されます。

  7. 間隔内に含まれるソース値を再分類するには、次のいずれかを実行します。
    • 間隔内に含まれるすべてのソース値を割り当てる (最も一般的) - 0 から 10 までの間のスコアを入力し、[スコア] チェックボックスをオンにします。 このスコアは、複数の条件を結合する際の加重合計で使用されます。
    • 間隔内に含まれるソース値を持つ区画を常に不適切と判定する - [スコア] チェックボックスをオフにします。 一致する値を持つ区画は、加重合計の他の条件を無視し、常に最終スコアとして 0 が割り当てられます。 この場合、[スコア] の値は無視されます。 この設定を使用して、制限されたエリアを解析対象から除外できます。
  8. 必要に応じて、次のいずれかを実行して、さらに間隔を追加します。
    • 最後尾に間隔を追加する - 間隔リストの最後にある [間隔の追加] ボタンをクリックします。
    • 既存の間隔の上に間隔を追加する - 間隔の左側の数字をクリックし、[上に追加] をクリックします。
    • 既存の間隔の下に間隔を追加する - 間隔の左側の数字をクリックし、[下に追加] をクリックします。
  9. 必要に応じて、ソース値が NULL の区画や、交差するソース フィーチャがない区画を再分類します。 [他の値] セクションで [値の追加] ボタンをクリックし、スコアを割り当てます。

    ソースとして、[値または交差なし] が自動的に表示されます。

  10. [OK] をクリックして、再分類を終了します。

    すべての条件を含むリストが表示されます。

注意:

次の点に注意してください。

  • 間隔を削除するには、該当する間隔の左側の数字をクリックし、[削除] をクリックします。
  • 開始と終了の値が同じ間隔を使用することはできません。 終了値は、開始値より高い必要があります。
  • 間隔外の値を持つ区画には、他の条件に関係なく、適合性スコアが割り当てられません。 これを回避するには、間隔にすべてのソース値が含まれるようにします。
  • 交点を含まない区画、またはソース値が NULL の区画には適合性スコアが割り当てられません。 これを回避するには、ソースとして [値または交差なし] を追加し、スコアを割り当てます (上記参照)。

連続しない条件の再分類

不連続の値を持つ条件の場合、値は個別に再分類されます。 このプロセスでは、1 つのソース値が 1 つのスコアに割り当てられます。

不連続の条件値を再分類するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。

    条件リストが表示されます。 リストが空の場合は、条件の追加方法について、「条件の追加」をご参照ください。

  3. 不連続のソース値を含む条件の名前をクリックします。

    [条件の編集] パネルが表示されます。 条件を追加した直後であれば、[条件の編集] パネルが自動的に表示されます。

  4. [値] セクションで、[値の追加] ボタンをクリックし、値を追加します。

    すべてのソース値を含むドロップダウン リストが表示されます。

  5. ドロップダウン リストから、使用する値を選択します。
  6. 次のいずれかを実行して、ソース値を再分類します。
    • ソース値にスコアを割り当てる (最も一般的) - 0 から 10 までの間のスコアを入力し、[スコア] チェックボックスをオンにします。 このスコアは、複数の条件を結合する際の加重合計で使用されます。
    • 一致する値を持つ区画を常に不適切と判定する - [スコア] チェックボックスをオフにします。 一致する値を持つ区画は、加重合計の他の条件を無視し、常に最終スコアとして 0 が割り当てられます。 この場合、[スコア] の値は無視されます。 この設定を使用して、制限されたエリアを解析対象から除外できます。
  7. 必要に応じて、次のいずれかの手順を実行してさらに間隔を追加します。
    • 最後尾に値を追加する - 値のリストの最後にある [値の追加] ボタンをクリックします。
    • 既存の値の上に値を追加する - 値の左側の数字をクリックし、[上に追加] をクリックします。
    • 既存の値の下に値を追加する - 値の左側の数字をクリックし、[下に追加] をクリックします。
  8. 必要に応じて、ソース値が NULL の区画や、交差するソース フィーチャがない区画を再分類します。 値を追加し、ドロップダウン リストから [値または交差なし] を選択して、スコアを割り当てます。
  9. [OK] をクリックして、再分類を終了します。

    すべての条件を含むリストが表示されます。

注意:

  • 値を削除するには、該当する値の左側の数字をクリックし、[削除] をクリックします。
  • 再分類されていない値を持つ区画には、他の条件に関係なく、適合性スコアが割り当てられません。 これを回避するには、すべてのソース値が再分類リストに追加されるようにします。
  • 交点を含まない区画、またはソース値が NULL の区画には適合性スコアが割り当てられません。 これを回避するには、ソースとして [値または交差なし] を追加し、スコアを割り当てます (上記参照)。

再分類せずに外部レイヤーを使用

再分類することなく外部レイヤーの条件値を使用できます。 これは、適合性スコアを別のアプリケーションで計算した場合に便利です。 手順は次のとおりです。

注意:

次の点に注意してください。

  • このスコアは数値フィールドに格納する必要があります。
  • フィールド値は 0 ~ 10 の間でクリップされます。 値がこの範囲内に収まっているか、-1 (以下を参照) に設定されていることを確認してください。
  • 値が -1 の場合、その区画が分析から除外されます。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。

    条件リストが表示されます。 リストが空の場合は、条件の追加方法について、「条件の追加」をご参照ください。

  3. 数値のソース値を含む条件の名前をクリックします。

    [条件の編集] パネルが表示されます。 条件を追加した直後であれば、[条件の編集] パネルが自動的に表示されます。

  4. [再分類] セクションの [再分類の適用] チェックボックスをオフにします。
  5. [OK] をクリックします。

    すべての条件を含むリストが表示されます。

条件の加重

加重合計により、複数の条件が結合されます。 条件を相互に相対的に重み付けし、重要度の違いを反映することができます。 重みには、0 以上の値を使用できます。 重みは計算プロセス中に正規化されます。 正規化された重みは、条件リストのパーセンテージ値に反映され、合計は常に 100 パーセントになります。 各区画の累積適合性スコアは 0 ~ 10 の間です。

条件に重み付けするには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。

    条件リストが表示されます。

  3. 次のいずれかを実行して、加重値を変更します。
    • 加重の絶対値を変更する - [重み付け] フィールドの値を変更します。 変更に応じて、相対加重 ([%]) が自動的に変更されます。
    • 相対加重 ([%]) を変更する - パーセンテージ スライダーを調整します。 変更に応じて、加重の絶対値が自動的に変更されます。

    ある条件の重みを変更すると、他のすべての条件に対して相対的に重要度が調整されます。 変更は、他のすべての条件のパーセンテージ値の変更に反映されます。

  4. 必要に応じて、条件名の横のチェックボックスをオフにして、計算から条件を除外します。

    チェックボックスがオフの条件は、計算に使用されません。 このオプションは、最終的な結果に対する特定条件の影響をすばやくテストするのに便利です。

注意:

[重み付け] をクリックすると、すべての重みが 1 にリセットされます。

条件の編集

条件名を編集したり、条件を削除したりできます。

条件名の編集

条件の名前を編集するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。

    条件リストが表示されます。

  3. 編集する条件の名前をクリックします。

    [条件の編集] パネルが表示されます。

  4. 条件の名前を編集します。
  5. [OK] をクリックします。

条件の削除

条件を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストから編集する適合性モデルを選択します。

    条件リストが表示されます。

  3. 削除する条件の名前をクリックします。

    [条件の編集] パネルが表示されます。

  4. [削除] ボタン 削除 をクリックします。

    条件が削除されます。

スコアの計算と探索

各区画の適合性スコアの計算するには、次の手順を実行します。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. サイド パネルのドロップダウン リストからスコアを計算する適合性モデルを選択します。
  3. シナリオ スイッチャーを使用して、スコアを計算するシナリオを選択します。
  4. 条件のリストの下にある [スコアの計算] をクリックします。

    分析範囲内にある各区画の適合性スコアが計算され、マップに結果が表示されます。 適切な区画が緑色で表示され、不適切な区画が赤色で表示されます。 分析から除外されている区画はグレーで表示されます。 区画をクリックすると、累積スコアと、各条件のスコアと値の詳細な情報を示すポップアップが表示されます。

注意:
  • 再分類されていない値を持つ区画には、適合性スコアが割り当てられず、色が付けられなせん。 すべての値を再分類して、これを回避してください。 再分類が不完全な条件を区画のポップアップで識別できます。
  • シナリオ スイッチャーを使用して、さまざまなシナリオの適合性結果を比較できます。 スコアは、シナリオごとに個別に計算する必要があります。
  • 現在のプランを編集している間、最後に使用した適合性モデルのスコアが格納されます。
  • 最後に計算された適合性モデルの結果を適合性ツールの外部で視覚化できます。 詳細については、「区画の適合性レイヤーの可視化」をご参照ください。
  • 適合性スコアは、Web シーンにエクスポートすることができます。 詳細については、「シナリオの Web シーンの作成」をご参照ください。
  • 分析範囲内にある区画の適合性スコアのみが計算されます。 分析範囲を変更する方法については、「分析範囲の編集」をご参照ください。

適切な区画の選択

適合性が計算されると、算出された適合性スコアに基づいて区画を選択できます。 これを行うには、次の手順に従います。

  1. 適合性ツールを開きます。
  2. 使用する適合性モデルをサイド パネルのドロップダウン リストから選択します。

    マップ ビューに、スライダー付きの青いヘッダーが表示されます。 スライダーが表示されない場合は、適合性スコアが見つからなかったことを示します。 初めにスコアを計算する必要があります。

  3. 次のいずれかを実行して、適切な区画を選択します。
    • 青色のスライダーを調整します。
    • スライダーの横にある入力フィールドにスコアを設定します。

    定義された閾値と等しいかそれ以上のスコアを持つすべての区画が選択されます。

  4. 青いヘッダーの [完了] をクリックします。

    適合性ツールが閉じます。 区画は選択されたままの状態で、区画の適合性レイヤーが、メニュー ボタン オプションにリストされるレイヤーに追加されます。

区画の適合性レイヤーの表示

最後に計算された適合性モデルの区画の適合性レイヤーを適合性ツールの外部で表示できます。 区画の適合性レイヤーを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. ヘッダーの左上にあるメニュー ボタン メニュー をクリックします。

    サイド パネルが展開されます。

  2. サイド パネルの [区画の適合性] セクション内で、最後に計算された適合性モデルの名前のレイヤーをクリックします。

    区画の適合性レイヤーがシーンに表示されます。

注意:

  • シナリオを切り替えて、さまざまなシナリオの適合性結果を比較できます。 スコアは、シナリオごとに個別に計算する必要があります。 スコアが見つからない場合は、区画の適合性ツールを使用します。
  • Urban では、最後に使用した適合性モデルの適合性レイヤーのみが格納されます。
  • 適合性レイヤーは保持されません。 プランを終了したら、スコアを再計算する必要があります。 結果を保持するには、シナリオを Web シーンにエクスポートすることを検討してください。 詳細については、「シナリオの Web シーンの作成」をご参照ください。