プランのシナリオ操作

編集権限と Urban ライセンスを持っていると、既存のシナリオに基づいてシナリオを作成し、編集することができます。 シナリオを切り替えて、複数のプラン提案と解析指標、建物の空間用途、ゾーニング領域または土地利用領域を比較できます。

デフォルトで、プランには既存の条件と新しい (将来の) 条件の 2 つのシナリオがあります。 既存のシナリオでは、区画を開発することはできません。 詳細については、「区画の開発」をご参照ください。

シナリオの作成

プラン編集時にシナリオを作成するには、次の手順を実行します。

  1. プランを、ビューでクリックするか、検索パネルで見つけます。

    プラン エディターが開きます。

  2. ヘッダーの中央にある [シナリオの構成] ボタン 構成ボタン をクリックします。

    [シナリオ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [シナリオの追加] をクリックします。
  4. 新しいシナリオの名前を入力し、新しいシナリオの基になるシナリオを選択します。
  5. [OK] をクリックします。

    新しいシナリオが [シナリオ] ダイアログ ボックスに表示されます。

  6. 必要に応じて、新しいシナリオをクリックして、説明とコンテキスト Web シーンを追加します。
  7. [OK] をクリックします。

シナリオ設定の構成

プランを編集できるユーザーであれば、誰でもシナリオの設定を構成できます。 次のシナリオの設定を構成することができます。

シナリオの設定を構成するには、以下の手順を実行します。

  1. プランを、ビューでクリックするか、検索パネルで見つけます。

    プラン エディターが開きます。

  2. ヘッダーの中央にある [シナリオの構成] ボタン 構成ボタン をクリックします。

    [シナリオ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 設定を構成するシナリオをクリックします。

    シナリオの設定が展開されます。

シナリオのコンテキスト構成

コンテキスト レイヤーを使用すると、特定のレイヤーをインポートし、表示または編集中のシナリオに関する詳細を把握できます。 概要には表示されません。 すべてのシナリオで表示されるコンテキスト レイヤーを構成することもできます。 詳細については、「プランのコンテキストの構成」をご参照ください。

シナリオのコンテキストを構成するには、次の手順を実行します。

  1. シナリオの設定の [シナリオのコンテキスト] セクションで、[シナリオのコンテキストを選択] ボタン Edit ボタン をクリックします。

    [シナリオのコンテキストの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. リストから Web シーンまたはシーン レイヤー アイテムを選択して、[選択] をクリックします。

    [シナリオのコンテキスト] セクションにアイテムが表示されます。

  3. [OK] をクリックして、シナリオ ダイアログ ボックスを閉じます。

    シナリオのコンテキストが読み込まれ、シーンに表示されます。

注意:
  • コンテキスト レイヤーでサポートされる座標系は Urban モデルの座標系によって異なります。 詳細については、「ローカル Urban モデルとグローバル Urban モデルの概要」をご参照ください。
  • プランを編集または表示しているときにコンテキスト レイヤーをオンまたはオフに切り替えるには、[オプション] メニュー メニュー でレイヤー名をクリックします。
  • [詳細] サイド パネルが開くと、コンテキスト レイヤーとともに、Web シーンで構成したポップアップが表示されます。 このサイド パネルを開くには、ヘッダーの右上にある [詳細] ボタン 詳細 をクリックします。

シナリオの標高レイヤー構成

標高レイヤーをシナリオに追加するには、次の手順に従います。 このレイヤーは、データ マネージャーで構成された標高をオーバーライドします。 詳細については、「標高レイヤーの構成」をご参照ください。

  1. シナリオ設定の [標高] セクションで、[シナリオの標高を選択] ボタン Edit ボタン をクリックします。

    [シナリオの標高を選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. リストから標高レイヤー アイテムを選択して、[選択] をクリックします。

    [標高] セクションにアイテムが表示されます。

  3. [OK] をクリックして、シナリオ ダイアログ ボックスを閉じます。

    標高レイヤーが読み込まれ、シーンに表示されます。

注意:

標高レイヤーを変更するとき、以前に作成した建物の標高は変更されません。 建物の標高を編集して新しい標高レイヤーに揃える方法については、「建物空間の編集」をご参照ください。

シナリオのロック

プランを編集できるユーザーであれば、そのプラン内のシナリオをロックできます。 これにより、ユーザーが意図せずシナリオを編集することを防ぐことができます。 プラン エディターでは、ロックされたシナリオに対して次のアクションは無効になります。

  • ゾーニング モード ゾーニング (ゾーニング プラン) - ゾーニング境界とオーバーレイ境界の編集、および区画の再定義
  • 土地利用モード 土地利用 (土地利用プラン) - 土地利用境界の編集と区画の再定義
  • 開発モード 開発 - パーセルの編集、建物タイプの適用、空間の編集、区画の解体
  • ダッシュボード モード ダッシュボード - 既存のシナリオでの既存の指標値の編集

注意:

ロックされたシナリオのデータは、プランを編集できるユーザーであればプラン設定で構成できます。 詳細については、「プランの構成」をご参照ください。

さらに、プラン レベルでの一部のアクションが、ロックされたシナリオに影響することがあります。 プランを編集できるユーザーであれば、次のアクションを実行できます。

  • ゾーニング、土地利用、オーバーレイ、空間用途、建物などのタイプの編集
  • 適合性モデルの編集
  • ダッシュボードの編集
  • プラン構成での指標の編集
  • 分析範囲の編集

シナリオをロックするには、次の手順を実行します。

  1. シナリオ ダイアログ ボックスで、ロックしたいシナリオを探し、シナリオ名の横のロック ボタンをクリックします。
  2. [OK] をクリックします。

    シナリオ ダイアログ ボックスが閉じます。

シナリオの順序の変更

シナリオ スイッチャーでシナリオの順序を変更するには、次の手順を実行します。

  1. プランを、ビューでクリックするか、検索パネルで見つけます。

    プラン エディターが開きます。

  2. ヘッダーの中央にある [シナリオの構成] ボタン 構成ボタン をクリックします。

    [シナリオ] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 順序を変更するシナリオを選択し、新しい位置にドラッグします。

    新しい位置にシナリオが移動します。

  4. [OK] をクリックします。

    シナリオ構成ダイアログ ボックスを閉じます。