システム要件には、オペレーティング システム要件とユーザー システム要件の 2 種類があります。
オペレーティング システム要件は、Urban をインストールするためにサーバー インフラストラクチャが満たす必要がある要件について説明しています。 ArcGIS Urban のインストールを開始する前に、これらの要件が満たされていることを確認します。
ユーザー システム要件は、Urban を使用するときに、お使いのコンピューターが満たしている必要がある要件について説明しています。 ArcGIS Urban の操作を開始する前に、これらの要件が満たされていることを確認します。
オペレーティング システム要件
ArcGIS Urban をインストールする前に、最小システム要件を満たしていることを確認します。 ArcGIS Enterprise で Urban をインストールする方法については、「ArcGIS Urban のインストール」をご参照ください。
オペレーティング システムのサポート
ArcGIS Urban on ArcGIS Enterprise is supported on Windows and Linux operating systems.
Urban は、次の Windows Server オペレーティング システムでサポートされています。
- Windows Server 2022
- Windows Server 2019
注意:
ArcGIS Urban は Windows Server 2016 ではサポートされていません。
Urban is supported on all Linux operating systems mentioned in ArcGIS Enterprise 11.3 system requirements.
ハードウェア要件
ArcGIS Urban が配置される各コンピューターには、2 つのコアと 4 GB のディスク容量が必要です。
ArcGIS Urban は Portal for ArcGIS コンポーネントと同じノードにインストールされます。
ユーザー システム要件
ArcGIS Urban で最善の結果を得るために、ブラウザーおよびコンピューター ハードウェアが ArcGIS Urban の要件を満たしていることを確認します。
現在、ArcGIS Urban は、モバイル デバイスではサポートされていません。
ブラウザーの要件
ArcGIS Urban を使用するには、WebGL (3D グラフィックスを描画するための Web の技術標準) および WebAssembly (Urban が ArcGIS CityEngine の Procedural Runtime [PRT] C++ コードを Web での実行のため移植する場合のバイナリ命令形式) をサポートしているデスクトップ Web ブラウザーが必要です。 一般的なデスクトップ ブラウザーの最新バージョンには、WebGL のサポートが組み込まれています。 お使いのブラウザーで WebGL が有効になっているかテストするには、get.webgl.org を開きます。 WebGL 関連の問題のトラブルシューティングについては、「WebGL のトラブルシューティング」をご参照ください。
WebGL と WebAssembly は進化を続けるテクノロジであり、各ブラウザー バージョンには、ArcGIS Urban が最適なパフォーマンスを得るため改良が加えられているため、ブラウザーは常に最新の状態にしておく必要があります。 ArcGIS Urban を使用するには、お使いのブラウザーでハードウェア アクセラレーションが有効になっている必要があります。
ArcGIS Urban とシーンベースのアプリは、次の Web ブラウザーの最新バージョンをサポートしています。
- Google Chrome
- Microsoft Edge
- Mozilla Firefox
- Safari*
*Safari での WebGL の実装はメモリ使用量の多いアプリケーション向けに最適化されていないため、特定の Urban モデルを開いた場合に信頼性の低い動作になることがあります。
Microsoft Internet Explorer は WebAssembly に対応していないため、サポートされません。 WebAssembly の詳細については、WebAssembly の Web サイトをご参照ください。
ハードウェア要件
お使いのデスクトップ ブラウザーが、最低 8 GB のシステム メモリを搭載し、1 GB のビデオ メモリを持つ WebGL をサポートしているビデオ グラフィックス カードを搭載している必要があります。
高性能のスタンドアロン グラフィックス カードは、一般的に統合されたグラフィックス カードよりも優れたパフォーマンスを発揮します。 WebGL の要件の詳細については、khronos.org の WebGL wiki ページをご参照ください。
注意:
一部のシステムでは、統合されたグラフィックス カードおよび専用グラフィックス カードを自動的に切り替えて、3D グラフィックスをレンダリングすることができます。 ArcGIS Urban は、専用のグラフィックス カードを使用した場合に最高の性能を発揮します。 そのため、グラフィックス カードのドライバー設定で、Web ブラウザーのアプリケーションごとの設定が専用のグラフィックス カードに設定されていることを確認してください。 設定されていない場合は、一部のポイントのシンボルやラベルが正しく表示されない可能性があります。