画像の質問は、Survey123 を Spike と統合する表示設定をサポートしています。Spike は、ikeGPS が開発したレーザー計測ソリューションで、写真からオブジェクトの計測値と位置を取得できます。 この演習では、Survey123 と Spike を使用した計測値の取得方法について説明します。
計測値を取得するには、Spike ハードウェアをデバイスに取り付けて、Spike アプリをインストールする必要があります。アプリは iOS および Android バージョンがそれぞれのストアで入手できます。 Spike ハードウェアをデバイスと関連付けるには、Survey123 を使用して開始する前、または Spike の表示設定を設定した画像の質問を最初に使用するときに、アプリ内で選択します。
Spike ハードウェアでサポートされているデバイスの詳細については、Spike のサポートをご参照ください。
次の手順を開始する前に、Survey123 Connect で利用できる Spike のサンプルから作成された調査にアクセスできることを確認してください。 Spike をサポートする質問を独自の調査に追加する方法については、「表示設定」および「メディアの質問」をご参照ください。 また、コンパスの読み取り値の正確性を確保するために、Spike デバイスでコンパスのキャリブレーションを行う必要があります。 このキャリブレーション プロセスの詳細については、ikeGPS の「Spike に関するチュートリアル」をご参照ください。
- 調査を開始します。
- 最初の画像の質問で、[Spike] ボタン を選択します。
このデバイスで Spike ハードウェアをこれまで使用したことがない場合は、表示されるリストから取り付けられている Spike を選択します。 デバイスがリストされない場合は、底面にある電源ボタンを使用して Spike デバイスの電源を入れます。 電源が入ると、青色の光が点滅します。
- 距離を計測するオブジェクトの写真を撮影します。
画像の撮影に成功すると、フォームに自動的に戻ります。 フォーム上の撮影した写真の下に、オブジェクトからの距離が表示されます。
- 2 番目の画像の質問で、[Spike] ボタン を選択します。
- 計測するオブジェクトまたはエリアの写真を撮影します。
- [Alignment] ページで、計測するサーフェスの最大エリアを描くように四角形を調整します。
この手順では、Spike アプリ設定の [Draw Alignment Grid] を有効にすると調整しやすくなります。 四角形を調整したら、サーフェスが作成されます。 このサーフェスに対して以降の計測が行われます。
- [次へ] を選択します。
- 長さを計測するには、アプリの上部で [Length] を選択し、下部の [Add] を選択して、画像をタップしてラインの描画を開始します。 ドラッグして、ラインを完成させます。
- [保存] を選択します。
フォームに自動的に戻ります。 フォーム上にオブジェクトの距離と長さが表示されます。
- 3 番目の画像の質問で、[Spike] ボタン を選択します。
- 計測するオブジェクトまたはエリアの写真を撮影します。
- [Alignment] ページで、計測するサーフェスで最大の四角形を描くように四角形を調整します。
- [次へ] を選択します。
- 面積を計測するには、アプリの上部で [Area] を選択し、写真をタップおよびドラッグして、計測するエリアを表す四角形を作成します。
- [保存] を選択します。
フォームに自動的に戻ります。 フォーム上に面積、形状のディメンション (またはエッジ) の数、距離が表示されます。
- 4 番目の画像の質問で、[Spike] ボタン を選択します。
- 2 つのポイントのうちの最初のポイントの写真を撮影します。 ポイント間の計測では、Spike は、カメラ ビューの周囲の枠線が緑色に変わるまで (数秒かかることがあります)、デバイスが安定状態を保つことを必要とします。
- 目的の 2 番目のポイントに回転させ、別の写真を撮影します。
iOS では、自動的にフォームに戻り、2 つの画像が 1 つの画像として並んで表示され、2 つのポイント間の距離および角度がフォーム上にリスト表示されます。 Android では、[Point A to B] ページが、2 つのポイント間の距離および角度とともに Spike アプリ内で開きます。 このページで [保存] を選択し、値がリスト表示されたフォームに戻ります。
調査を送信すると、画像から取得した値が質問に対する回答として送信されます。