エディター ツールを使用したフィーチャの編集

ArcGIS for SharePoint のエディター ツールを使用すると、ArcGIS フィーチャ レイヤー上のフィーチャを作成、編集、削除できます。 このツールは、編集モードと実行モードの両方で使用でき、ページの作成者がオンまたはオフにすることができます。 編集可能な ArcGIS フィーチャ レイヤーが 1 つ以上存在している限り、このツールは有効です。

フィーチャ レイヤーの所有者であるか、ArcGIS 組織の編集権限を持っている必要があります。 フィーチャ レイヤーを編集するには、レイヤーで編集の有効化設定が有効になっているとともに、Map Viewer で [編集の有効化] 切り替えボタンがオンになっている必要があります。 編集アクセス権のあるレイヤーは、ツールでハイライト表示され、特定のレイヤーが選択不可になっている理由がツールチップに示されます。

注意:

フォームが構成されているレイヤーは、現在サポートされていません。

エディター ツールにアクセスするには、次の手順を実行します。

1. マップと共に SharePoint ページを開きます。
2. [レイヤー] ウィンドウで、[その他のオプション] をクリックします。
3. [エディター] をクリックします。

   [エディター] ウィンドウが表示されます。

4. [アクティブなレイヤー] ドロップダウン メニューで、フィーチャの作成、編集、削除を行うフィーチャ レイヤーを選択します。

フィーチャの作成

新しいフィーチャをレイヤーに追加するには、次の手順を実行します。

1. フィーチャの作成を行うフィーチャ レイヤーが選択されていることを確認します。
2. [フィーチャの作成] をクリックします。
3. フィーチャクラス タイプに基づいて、次のいずれかを実行します。
   • ポイント - マップをクリックしてポイント フィーチャを追加します。
   • ラインまたはポリゴン - マップをクリックして、ラインおよびポリゴン フィーチャの始点と頂点を追加します。 ラインまたはポリゴン フィーチャの描画を終了するには、マップをダブルクリックして最後の頂点を追加し、変更を適用します。
4. 新しいフィーチャの属性を入力します。
5. [作成] をクリックしてフィーチャを作成します。
6. 同じレイヤーに追加のフィーチャを作成するには、ステップ 2 〜 5 を繰り返します。または、別のアクティブなレイヤーにフィーチャを追加するには、戻る矢印をクリックします。

フィーチャの編集または削除

レイヤー上の既存のフィーチャを編集または削除するには、次の手順を実行します。

1. フィーチャの作成を行うフィーチャ レイヤーが選択されていることを確認します。
2. [フィーチャの編集または削除] をクリックします。
3. マップ上で編集または削除するフィーチャを選択します。
   オーバーラップしているフィーチャがある場合は、[エディター] ウィンドウのリストから正しいフィーチャを選択します。
4. 編集するには、次の操作を行います。
   • ウィンドウでフィーチャ属性を編集します。
   • マウスを使ってフィーチャをクリックしてドラッグし、その位置を移動します。
   • 編集が完了したら、[更新] をクリックします。
5. フィーチャを削除するには、[削除] をクリックします。

テンプレートとサブタイプ

フィーチャ レイヤーにサブタイプまたはフィーチャ テンプレートが含まれている場合、[テンプレートの選択] ドロップダウン メニューに表示されます。 テンプレートは、レイヤー内のフィーチャのデフォルト値を定義するために使用されるもので、 選択したサブタイプに基づいて変化するフォームと考えることができます。 たとえば、電柱のテンプレートには、材料の種類 (木製や鋼製など) に応じて異なる属性が含まれます。 ユーザーがテンプレートを選択すると、そのフィーチャ タイプに関連する属性が表示されます。 サブタイプは、同じ属性を共有するフィーチャのセットです。 各サブタイプは、ドメインやデフォルト値を含む正しい属性情報を、他のフィールドに提供するために定義されます。 サブタイプが最も効果を発揮するのは、データ内の属性が他の属性にリンクされている状況です。 たとえば、道路サブタイプには、住区内道路、幹線道路、高速道路を含めることができます。 これら各サブタイプには、デフォルトの速度制限を関連付けることもできます。 メニューからサブタイプまたはテンプレートを選択した後は、定義済みの構成に基づいてフィールドが設定されます。