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フィーチャの集約

空間集約は、指定されたエリア内のポイント、ライン、ポリゴンなどのフィーチャを集計します。 各境界エリア内のフィーチャの合計数を計算するだけでなく、ポイント、ライン、またはポリゴンの指定された統計も計算します。 ラインとポリゴンでは、境界エリア内の集計された区画 (ラインの長さと面積) も計算できます。 ArcGIS for SharePoint では、[解析] ウィンドウの [空間集約] タブを使用して空間集約を実行できます。

生成されるレイヤーには、次のいずれかが表示されます。

  • ポリゴン内で集約した場合、スタイル設定はサイズ シンボル タイプ別です。
  • ビン内で集約した場合、スタイル設定は色シンボル タイプ別です。
  • ポイントを集約している場合、スタイル設定はポイント数別です。
  • 集計されたジオメトリーは、フィーチャのジオメトリーでスタイル設定されます。
    • 集約されたラインは集計された長さでスタイル設定されます。
    • 集約されたポリゴンは集計された面積でスタイル設定されます。
    • 集約されたジオメトリーが存在しない場合、スタイル設定はポイント数別です。

組織の管理者は、空間解析を実行するための適切なユーザー タイプ、ロール、権限を付与する必要があります。 さらに、一部の機能には、ArcGIS Network Analyst エクステンションArcGIS GeoEnrichment Service などの追加の権限が必要です。 これらのプロセスを実行するとクレジットが消費される場合があります。 ArcGIS でのクレジット消費の詳細については、ArcGIS Online ヘルプの「クレジットの概要」をご参照ください。

注意:

空間集約は、高密度データを視覚化する方法の 1 つです。 この方法の詳細および他の方法の概要を確認するには、「高密度なデータの視覚化に関するベスト プラクティス」をご参照ください。

[空間集約] を使用するには、次の手順を実行します。

  1. マップ ツールから [解析] 解析 をクリックします。

    解析ツールが表示されます。 デフォルトでは [計測] タブがアクティブになっています。

  2. [空間集約] タブ 空間集約 をクリックします。
  3. 次のパラメーターを入力します。

    • [集計するレイヤー] - 集計されるレイヤー。
    • [サマリー エリア タイプ] - フィーチャを集計する境界のタイプを指定します。 オプションには、[ポリゴン レイヤー][四角形のビン][六角形のビン] があります。
    • [ビン サイズ] - 生成するビンのサイズ。 四角形のビンの場合、値はビンの高さと幅に等しくなります。 六角形のビンの場合は、値によって、平行する 2 辺間の距離が決まります。 このパラメーターは、[サマリー エリア タイプ][四角形のビン] または [六角形のビン] が指定されている場合に使用できます。
      注意:

      [サマリー エリア タイプ][ポリゴン レイヤー] が指定されている場合、[集計ポリゴン レイヤー] ドロップダウン メニューが表示されます。 このドロップダウン メニューから [境界レイヤー] を選択できます。

    • [統計の計算] - 使用すると、集計する入力レイヤーの数値フィールドまたは日付フィールドを決定するのに役立ちます。 サポートされる統計サマリーには、合計、最小、最大、平均、標準偏差が含まれます。 統計は、各境界で個別に計算されます。
      注意:

      日付フィールドは、最大と最小をサポートします。 数値フィールドは、合計、最小、最大、平均、標準偏差をサポートします。 文字列フィールドはサポートされていません。

    • [ポイントを含まないエリアを維持] - 結果レイヤーに含まれるエリアを指定します。 オン (デフォルト) の場合は、入力ポイントにオーバーラップしないビンまたはポリゴンを含む、すべての生成されたビンまたは入力ポリゴンが返されます。 オフの場合、集計されたポイントを含まないビンまたはポリゴンは出力から削除されます。
      注意:

      現在、このパラメーターは、[集計するレイヤー] 値がポイント レイヤーの場合にのみ利用できます。 ラインまたはポリゴンの集計は、このパラメーターではサポートされていません。

    • [結果レイヤー名] - 作成および表示されるレイヤーの名前。 名前は、一意でなければなりません。 組織内に同じ名前のレイヤーがすでに存在する場合、ツールは失敗し、別の名前を指定するよう求められます。 このパラメーターは必須です。

  4. [実行] をクリックします。

    結果データセットは、レイヤーとしてマップと [レイヤー] リストに、ホスト フィーチャ サービスとして組織アカウントに保存されます。

    [結果レイヤーを ArcGIS に保存] 切り替えボタンはデフォルトではオンになっているため、レイヤーは ArcGIS Online コンテンツまたは ArcGIS Enterprise コンテンツに保存されます。 この切り替えボタンがオフの場合、必要に応じて、レイヤーはテンポラリー フィーチャ レイヤー フィーチャ レイヤーが ArcGIS に保存されませんでした としてレイヤー リストにのみ追加されます 。

  5. [フォルダーに保存] に名前を入力して、[マイ コンテンツ] の同じ名前のフォルダーに結果を保存します。