注意:
このワークフローを使用するには、次のアカウント タイプとライセンス タイプが必要です。
- Microsoft ライセンス - ArcGIS にレイヤーを共有するには、Microsoft 365 ライセンス (提供者以上のロール) が必要です。
- ArcGIS アカウント タイプ - このワークフローの手順を実行するには、ArcGIS アカウントにサイン インする必要があります。
ArcGIS for SharePoint で作成したレイヤーを共有すると、組織内や ArcGIS コミュニティに情報をすばやく共有することができます。
ArcGIS コンテンツの共有の情報については、「コンテンツの共有」をご参照ください。
レイヤーの共有
ArcGIS にレイヤーを共有すると、そのレイヤーはマップ上の現在のデータのスナップショットを表します。 SharePoint と ArcGIS 間のリンクを作成して維持するには、編集モードのときにマップを共有し、実行モードに戻る前にマップを保存する必要があります。
注意:
- コンテンツを作成、解析、および共有する権限が付与されているユーザー タイプとロールを持つ ArcGIS アカウントにサイン インしている場合、ArcGIS にマップまたはレイヤーを共有できます。 共有は、管理者によって有効化されている必要があります。 アカウントの権限がわからない場合は、ArcGIS アカウント管理者にお問い合わせください。
- ヒート マップ レイヤーを ArcGIS Enterprise ポータルに共有するには、ArcGIS Enterprise 10.8 以降が必要です。 ArcGIS Enterprise の以前のバージョンは、ヒート マップ レイヤーに対応していません。
- 共有できるのは、SharePoint で作成されたレイヤーのみです。 参照レイヤーは ArcGIS に共有できません。
レイヤーを ArcGIS に共有するには、次の手順を実行します。
- SharePoint ページで、マップの編集モードを有効にします。
- ArcGIS アカウントにサイン インします。
- [レイヤー] リストで [レイヤー オプション] をクリックします。
レイヤー オプションが表示されます。
- [アクティブなレイヤー] ドロップダウン メニューで、共有するレイヤーを選択します。
- レイヤー オプションで [レイヤーの共有] をクリックします。
注意:
[レイヤーの共有] オプションは、ArcGIS で共有できるレイヤーを選択する場合のみアクティブになります。 自分のデータで作成したデータ レイヤーを共有できます。 ArcGIS から追加された参照レイヤーのデータを共有することはできません。
[レイヤーの共有] ウィンドウが表示されます。
- [レイヤーの共有] ウィンドウで、レイヤーのタイトル、関連タグ、簡単な説明を指定し、レイヤーを自分のコンテンツ (プライベート)、すべてのユーザー (パブリック)、組織、または属しているグループと共有するかどうかを選択します。
これらの値は、ArcGIS のレイヤーに関する情報の表示に使用され、検索にも使用されます。
- [共有] をクリックして ArcGIS にレイヤーを共有します。
進行状況ホイールによって、公開プロセスが示されます。 レイヤー内のデータ量によっては、公開に数分かかることがあります。 共有をキャンセルするには、[キャンセル] をクリックして [レイヤーの共有] ウィンドウに戻ります。
レイヤーが正常に共有されると、確認メッセージとともに ArcGIS で共有レイヤーを表示するリンクが表示されます。 ArcGIS でアイテム ページを表示するリンクをクリックします。 このページには、入力したタイトル、タグ、および説明が表示されます。
- [戻る] ボタン をクリックして、[レイヤー] リストに戻ります。
- マップのタイトル バーで [保存] をクリックして、SharePoint ページを保存します。
注意:
SharePoint データ レイヤーと ArcGIS 間のリレーションシップを維持するには、レイヤーの共有後にマップ上で常に [保存] をクリックする必要があります。 共有レイヤーの作成に使用されたデータに変更を加える場合、[共有レイヤーの更新] オプションは使用できず、レイヤーの再共有が必要となります。
注意:
SharePoint データを使用して作成されたレイヤーを共有する場合、ArcGIS で加えられ、保存された変更は、SharePoint マップに反映されません。SharePoint データに加えられた変更のみがマップに反映されます。 そのような変更を ArcGIS で表示するには、共有レイヤーを更新します。
共有レイヤーの更新
共有したレイヤーの作成に使用されたデータに変更を加える場合は、共有レイヤーを更新して、ArcGIS で再公開することができます。
共有レイヤーを更新するには、次の手順を実行します。
- レイヤーの作成に使用されたデータに変更を加えます。
マップ対応の SharePoint ページで、マップを再読み込みして、変更を表示します。
- [レイヤー] リストで [レイヤー オプション] をクリックします。
レイヤー オプションが表示されます。
- [アクティブなレイヤー] ドロップダウン メニューで、共有するレイヤーを選択します。
- レイヤー オプションで [レイヤーの共有] をクリックします。
[レイヤーの共有] ウィンドウが表示されます。
- [レイヤーの共有] ウィンドウで、必要に応じてレイヤーの詳細を変更し、[更新] をクリックします。
注意:
共有レイヤーのタイトルは編集できません。進行状況ホイールによって、更新プロセスが示されます。 レイヤーが正常に更新されると、確認メッセージが表示されます。
- [戻る] ボタン をクリックして、[レイヤー] リストに戻ります。
- マップのタイトル バーで [保存] をクリックして、SharePoint ページを保存します。