ArcGIS Mission は、ArcGIS Enterprise 10.8.1 以降で使用できるようになりました。ArcGIS Mission は、地理空間コミュニケーションと状況認識に向けたアプリです。ArcGIS Mission を使用すると、マップ、チーム、および操作で使用する他のマテリアルを作成、共有、監視できます。ArcGIS Mission には、Manager、Responder、Server という 3 つのコンポーネントがあります。
ArcGIS Mission Manager Web アプリでは、ミッションが構築され、編成されます。ArcGIS Mission Responder を使用すると、モバイル アプリを通じてミッションに取り組むことができます。 ArcGIS Mission Server は、Manager と Responder をリンクする ArcGIS Enterprise サーバーです。詳細については、「ArcGIS Mission とは」をご参照ください。
ArcGIS Mission Manager
- ダッシュボードの作成 - すべての地理情報を表示し、ミッションでのイベントを監視できます。
- ミッション レポート - このフォームはミッション アナリストによって作成され、フィールドに存在するミッション メンバーによって入力されます。
- タスク - 所定の日付までに完了するように、特定のタスクをフィールドのミッション応答者ユーザーに割り当てます。
- イベント リスト - ミッション アナリスト ビューでミッションに接続してから発生したイベントのリストを表示します。
- ミッション時間 - ミッションの特定時間でフィルタリングしてイベントを表示します。
- ミッション リードの割り当て - ミッションの所有者と類似する能力を持つように、他のメンバーをミッション リードに指定します。
- ミッション アクティビティのキャッシュ - [メッセージ]、[タスク]、および [レポート] フィードでミッション アクティビティをキャッシュします。
ArcGIS Mission Responder
- iOS と Android の統合と相互運用性 - Responder が同一ミッションで iOS と Android の両方のデバイスで使用できるようになりました。
- タスクとレポート - Responder ユーザーは、ミッション アナリストによって作成されたタスクを受け取って実行できるようになり、またミッション イベントに関するレポートを発行できるようになりました。
- ピアツーピア ワークフロー - Responder ユーザーは、 ArcGIS Mission Server との接続が失われた場合でも、ピアツーピア機能を使用して引き続きミッションに参加し、他の Responder ユーザーと通信できます。
ArcGIS Mission Server
- 高可用性の機能 - ArcGIS Mission Server は、高可用性構成でも動作するようになりました。
- REST API - ArcGIS Mission Server は、開発者が Server REST API を活用するための新しい方法を含むようになりました。新機能には、次のものがあります。
- ミッションの作成
- ストリーム レイヤー UI - ミッション トラック レイヤーにサブスクライブします。
- セキュリティの強化