SharePoint 管理者は、ArcGIS for SharePoint を構成して、ジオタグの用語を格納する場所を設定できます。
ユーザーは、ArcGIS for SharePoint でデータをマップに追加するときに、そのデータを、ドキュメントにジオタグを付けるための参照レイヤーとして使用することができます。 レイヤーと、それらに指定された属性は、ジオタグ機能とジオサーチ機能に向けたコンテキストを提供します。 ユーザーは、マップを追加および構成するにあたり、編集、デザイン、または投稿の権限を付与された ArcGIS アカウントにサイン インする必要があります。
ArcGIS 用語セットの作成
SharePoint 管理者は、このワークフローを 1 度限りのプロセスとして任意に実行できます。
ArcGIS for SharePoint のジオタグ ワークフローは、SharePoint 用語ストアに用語をジオタグとして作成します。 用語は、デフォルトで設定されている組み込み済みのキーワード用語に格納されます。 ArcGIS for SharePoint でこれらの用語を専用の用語セットに作成して整理する場合は、ArcGIS for Microsoft 365 管理 PowerShell をインストールして使用します。 英語以外のロケールの場合は、用語セットに手動で言語を追加して、エラーが発生しないようにします。
PowerShell のインストールと構成
PowerShell をインストールして構成するには、次の手順を実行します。
- PnP.PowerShell モジュールがインストールされていることを確認します。
PnP.PowerShell モジュールは、SharePoint 用語ストア、用語グループ、用語セットを管理するために使用されます。 このモジュールの詳細については、Microsoft のドキュメントおよび「PowerShell cmdlets」をご参照ください。
- システム管理者として、次の Microsoft Windows PowerShell Install-Module コマンドレットを実行します。
Install-Module -Name PnP.PowerShell - 次のコマンドレットを実行して、PnP.PowerShell モジュールを構成します。
Register-PnPManagementShellAccess詳細については、PowerShell の認証記事をご参照ください。
- 次のコマンドレットを実行して、ArcGIS.Microsoft365 モジュールをインストールします。
Install-Module -Name ArcGIS.Microsoft365 - 次のコマンドレットを実行して、リモート署名付きの PowerShell コマンドレットおよび関数を許可します。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
使用法
SharePoint システム管理者として次のコマンドレットを実行できます。
Connect-PnPOnline -Url https://[yourtenant]-admin.sharepoint.com -Interactive # (or-UseWebLogin)
注意:
これは、テナントあたり 1 度限りの構成です。 テナントが多要素認証 (MFA) を有効にしている場合、-Interactive フラグを適用する必要があります。 特定の環境と構成オプションについては、PowerShellの「PnP PowerShell との接続」の記事をご参照ください。
次のコマンドレットを実行して、Esri 用語グループと ArcGIS 用語セットを作成します。New-ArcGISTermSet
組織内の ArcGIS for SharePoint アプリ ユーザーを、新しく作成された Esri 用語グループに、提供者として追加できます。