レポーター

ArcGIS Instant Apps のレポーター テンプレートを使用すると、ユーザーがスマート フォームを使用して、特定のエリアに関する問題や観測結果を送信できます。 レポートがアプリで使用されるマップに追加され、他のユーザーが表示できるようになります。 アプリ ユーザーが既存のレポートに関するフィードバックを提供できるように、コメントと投票を有効にすることもできます。 レポーター テンプレートには、マップと送信済みのレポートを操作する探索ツールの基本セットが含まれています。 詳細については、ArcGIS ブログ記事「ArcGIS Instant Apps: レポーターの概要」をご参照ください。

このテンプレートを選択し、以下に示すようなユース ケース向けにアプリを作成します。

  • 一般ユーザーからの緊急でないリクエスト (損傷したインフラストラクチャー、落書き、詰まった排水管など) を表示して取得します。
  • 危機管理リソースから医療と安全のレポートを収集します。
  • 今後の開発に向けて不動産の位置を収集します。

データ要件

レポーター テンプレートには、少なくとも 1 つの編集可能なフィーチャ レイヤーを含む Web マップが必要です。

アプリの機能

このテンプレートを使用してアプリを作成するために構成できる主な設定と機能を、以下のリストに示します。

  • [編集ツール] - 編集可能なレイヤー内でフィーチャを追加および更新します。
  • [ブックマーク] - 利用者が、マップに保存された設定済み範囲のコレクションにズームおよび画面移動できます。
  • [スクロールの無効化] - アプリの利用者がスクロール中にマップがズームされないようにします。 主にアプリをモバイル デバイスで使用する場合やアプリが Web サイトに埋め込まれている場合に、マップ内のスクロールを無効にします。
  • [ナビゲーションの境界] - マップ ナビゲーションを特定の地域とズーム縮尺に制限することで、重要なマップ領域にフォーカスを固定します。 マップを回転することも、マップの回転を禁止することもできます。
  • [カバー ページ] - カスタム テキストとロゴを用いたカバー ページを含めて、アプリの目的を定めます。
  • [サイン インの有効化] - サインイン プロンプトを有効化してカバー ページに表示します。
  • [レポート境界の設定] - ユーザーがレポートを送信できる場所を制限する編集不可のポリゴン レイヤーをマップから選択します。

Instant Apps のすべてのテンプレートには、[ホーム] ボタン、ズーム コントロール、凡例、マップまたはデータの検索機能のための設定があります。


このトピックの内容
  1. データ要件
  2. アプリの機能