近傍

近傍テンプレートを使用し、指定した住所の近くにある関心度の高い場所を検索できるようサポートします。 このアプリは、人々が、指定した住所または地名の検索距離内にある関心の対象となるタイプの位置 (学校など) を検索する際に役立ちます。 必要に応じて、距離値を調整して検索範囲を変更し、指定の位置までのルート案内を取得することができます。

このアプリで検索距離を使用するよう構成する場合は、ユーザーが検索バッファーの定義に使用する距離スライダーの範囲を指定するか、マップ上で結果を表示する際にマップを移動して結果を確認します。 ルート案内を追加して、ユーザーが定義された検索範囲内の位置に移動できるようにします。 また、スクリーンショット ツールを有効にして、マップの画像と検索結果をキャプチャできるようにします。 (詳細については、「近傍の使用」をご参照ください。)

このテンプレートを選択し、以下に示すようなユース ケース向けにアプリを作成します。

  • 顧客が位置を入力すると、近傍の店舗を検索し、そこに移動できる店舗ロケーター アプリを作成します。
  • 検索住所から指定した距離内に保健医療施設を検索できるアプリを構築します。
  • 選挙投票所までのルート案内と情報を利用者に提供します。
  • 利用者が近くのトレイルを検索したり、各トレイルの標高断面を表示できるアプリを構築します。

データ要件

近傍アプリの機能を最大限に活用するには、フィーチャ レイヤーが必要です。

アプリの機能

このアプリ向けに構成できる主な設定と機能を、以下のリストに示します。

  • [距離スライダー] - 結果を見つけるための最小検索範囲と最大検索範囲を設定します。
  • [マップ範囲の結果] - マップ ビューにすべての結果を表示します。
  • [カバー ページ] - カスタム テキストとロゴを用いたカバー ページを含めて、アプリの目的を定めます。
  • [レイヤー効果] - レイヤー効果を使用して、フィルターに含まれるフィーチャと含まれないフィーチャを区別したり、凡例の使用時にフィルターが適用されている場合にフィーチャを強調および強調解除する方法を指定したりします。
  • [結果にフォーカスしたレイアウト] - マップをアプリ外に保持して、検索と結果へのフォーカスを維持できるようにします。
  • [パネル オプション] - 構成済みのポップアップからフィーチャ属性を使用して結果パネルの位置情報をカスタマイズします。
    注意:

    アプリの [検索] ツールの構成は、利用者が検索するマップをクリックしたいときに結果を返すため、[ロケーター ソース] を含む必要があります。

  • [属性フィルター] - アプリの利用者が利用できるマップ フィルター オプションを構成します。
  • [言語の切り替え] - カスタム テキストの翻訳を表示し、多言語アプリを作成します。
  • [選択色] - マップで選択されているフィーチャをハイライト表示するための塗りつぶし色とアウトライン色を指定します。
  • [ベースマップの切り替え] - 別のベースマップに切り替えることでマップの外観を変更します。
  • [スクリーンショット] - エクスポートするマップの画像をキャプチャするとともに、検索結果を含めるオプションを提供します。
  • [結果マップの縮尺] - 検索実行後に結果を表示するためのマップ縮尺を設定して、デフォルトのマップ縮尺またはバッファー範囲を無効にします。
  • [エクスポート] - 返されたフィーチャのポップアップ コンテンツとマップを含めるためのオプションがある .pdf ファイルとして検索結果を印刷またはエクスポートします。
  • [CSV にエクスポート] - 検索結果を .csv ファイルとしてダウンロードします。
  • [ルート案内] - 検索された位置から結果の位置までのルート案内を提供します。
  • [標高断面] - シーンで選択できる入力ライン フィーチャ全体の標高断面を生成します。または、ツールを使用して単一セグメント ラインまたは複数セグメント ラインを描画することで標高断面を作成することもできます。

Instant Apps のすべてのテンプレートには、ホーム ボタン、ズーム コントロール、凡例、マップまたはデータの検索機能のための設定があります。


このトピックの内容
  1. データ要件
  2. アプリの機能