注意:
分散型コラボレーションは Insights in ArcGIS Enterprise と Insights in ArcGIS Online で利用できます。 パートナー コラボレーションは Insights in ArcGIS Online で利用できます。 コラボレーションそのものは、ArcGIS Online ポータルか ArcGIS Enterprise ポータルを通じて行われます。
分散型およびパートナー コラボレーションでは、他の ArcGIS 組織と Insights での作業を共有できます。 その後、ユーザーはレポートやワークブックを表示したり、モデルを取得してフレームワークとして使用することで、ユーザー独自のデータ探索や解析ワークフローを再作成したりすることもできます。
分散型コラボレーション
分散型のコラボレーションとは、複数の信頼されたポータル間の接続で、企業やコミュニティ、個々のユーザー同士でコンテンツを整理、共有することができます。 信頼できるコラボレーションを確立すれば、自らが提供する GIS コンテンツを、参加者のネットワークに展開することも可能になります。 コラボレーションの参加者ごとに共有コンテンツが検出可能になります。
コラボレーションは、複数の ArcGIS Enterprise ポータル間、または ArcGIS Enterprise および ArcGIS Online 間で設定できます。 コラボレーションが活用されるパターンとしては、次の 2 つが一般的です。
- 2 つのポータル間のコラボレーション
- 1 つの主管ポータルと複数のポータルとのコラボレーション
パートナー コラボレーション
パートナー コラボレーションでは、ArcGIS Online 組織間の信頼関係が構築され、コンテンツの共有が可能になります。 コラボレーションでは、パートナー組織は、組織を代表するコラボレーション コーディネーターとなるメンバーを指定します。
パートナー コラボレーションを確立後、組織間のコンテンツ共有に使用されるグループを作成できます。 また、自分が所有する既存の組織を使用して、任意の組織のメンバーの加入を許可することもできます。
サポートされているアイテム
以下のアイテムは、Insights で使用でき、分散型およびパートナー コラボレーションを通じて共有することができます。
- フィーチャ レイヤー
- Insights レポート
- Insights モデル
- Insights ワークブック
- Insights テーマ
制限事項
分散型のコラボレーションには、次の制限があります。
- Insights アイテムを ArcGIS Online から ArcGIS Enterprise に共有することはできません。
- アイテムを Insights の新バージョンから Insights の旧バージョンに共有することはできません。
- リレーショナル データベース接続アイテムをコラボレーションで共有することはできません。 データベース データセットにアクセスするためのデータベース接続は、各 Insights in ArcGIS Enterprise 組織で作成する必要があります。
- コラボレーションから共有されたワークブックは、ビューアー モードでのみアクセスできます。
- コラボレーションからのワークブックを受信側の ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise ポータルに複製することはできません。
パートナー コラボレーションには、次の制限があります。
- コラボレーションから共有されたワークブックは、ビューアー モードでのみアクセスできます。
- コラボレーションからのワークブックを受信側の ArcGIS Online ポータルに複製することはできません。
リソース
詳細については、次のリソースをご参照ください。