Floor Plan Editor アプリの作成

ArcGIS Indoors Spaces エクステンションで利用できます。

Indoors Floor Plan Editor はブラウザーベースのアプリで、屋内空間のフロア プラン データを変更して、職場への実世界の変更を反映することができます。 Floor Plan Editor は、ArcGIS Indoors Spaces エクステンションを持つ ArcGIS 組織の Indoors アプリ ギャラリーで使用できます。

Floor Plan Editor アプリを作成する前に、Floor Plan Editor でマップを準備して、組織にマップを共有する必要があります。 Indoors アプリ ギャラリーから屋内マップを作成することもできます。

Floor Plan Editor アプリを作成したら、マージ権限と自動サイン アウト タイマーのアプリ設定を構成できます。 カスタム オブジェクト パレットまたはデフォルト パレットを使用して、Details レイヤーから壁フィーチャを定義できます。

既存の Web マップからのアプリの作成

Floor Plan Editor Web マップの準備が完了し、ArcGIS Pro から共有され、必要なレイヤーとテーブルが確認されたら、Indoors アプリ ギャラリーから Floor Plan Editor アプリを作成します。

注意:

64 ビットの ObjectID、Big Integer、Date Only、Time Only、または Timestamp Offset を含む Indoors スキーマにカスタム フィールドを追加した場合、Floor Plan Editor 機能に必要な同期機能では、それらを使用できません。

フィールド タイプと同期機能間の互換性の詳細

Floor Plan Editor アプリを作成するには、次の手順を実行します。

1. ArcGIS 組織サイトにサイン インしていることと、ArcGIS Online でコンテンツを作成するために必要な権限を持っていることを確認します。
2. 次のいずれかの方法を使用して、Indoors アプリのギャラリー ページを参照します。
   • サイトのヘッダーにある [アプリ] ボタン をクリックして、利用可能なアプリを表示した後、[Indoors] をクリックします。
   • [マイ コンテンツ] ページで、[アプリの作成] をクリックした後、[Indoors] をクリックします。
   • Indoors で共有された Web マップのアイテム詳細ページで、[Web アプリの作成] をクリックした後、[Indoors] をクリックします。
3. [Indoors Floor Plan Editor] カードの [作成] をクリックします。
4. 表示された Web マップのリストからマップを選択した後、[マップの選択] をクリックします。

   組織の他のメンバーが作成したマップ、またはグループで共有しているマップから選択するには、[マイ コンテンツ] ドロップダウン メニューをクリックして、利用可能なマップの選択を変更します。

5. タイトル、タグ、サマリー、フォルダーを指定します。
6. [アプリの作成] をクリックします。

Floor Plan Editor が開き、[アプリの構成] パネルが表示されます。 デフォルト構成を使用することもできますが、[アプリの構成] パネルを使用してアプリを構成し、変更をプレビューすることもできます。

アプリと Web マップの作成

ArcGIS Pro を使用せずに、Indoors アプリ ギャラリーから Floor Plan Editor アプリと Web マップを作成できます。 このオプションでは、ArcGIS Indoors Information Model に準拠している必要なレイヤーが作成されます。 アプリを作成した後、Floor Plan Editor を使用して、フロア プランの CAD ドローイングをインポートしたり、画像のトレースにより最初からフロア プランを作成したりすることができます。

Floor Plan Editor および関連付けられた屋内 Web マップを作成するには、次の手順を実行します。

1. ArcGIS 組織サイトにサイン インしていることと、ArcGIS Online でコンテンツを作成するために必要な権限を持っていることを確認します。
2. 次のいずれかの方法を使用して、Indoors アプリのギャラリー ページを参照します。
   • サイトのヘッダーにある [アプリ] ボタン をクリックして、利用可能なアプリを表示した後、[Indoors] をクリックします。
   • [マイ コンテンツ] ページで、[アプリの作成] をクリックした後、[Indoors] をクリックします。
   • Indoors で共有された Web マップのアイテム詳細ページで、[Web アプリの作成] をクリックした後、[Indoors] をクリックします。
3. [新しい屋内マップ] をクリックします。

   [はじめに] ウィンドウが開きます。

4. フロア プラン データを作成するためのオプションを選択します。
   • [はい、フロア プランの CAD ファイルがあります] - 既存の CAD ドローイングを使用してフロア プラン データをインポートします。
   • [いいえ、フロア プランを最初から作成する必要があります] - 手動でフロア プラン データを描画するか、インポートした画像をトレースします。
5. [次へ] をクリックします。
6. タイトルを入力します。

   このタイトルは屋内 Web マップと Floor Plan Editor アプリによって共有され、後から変更できます。

7. [作成] をクリックします。

次のアイテムが ArcGIS 組織で作成されます。

• Occupants、Units、Details、Facilities、Levels、Facilities、Sites の各レイヤーと、Indoors Model からの Areas テーブルおよび Area Roles テーブルを含むフィーチャ レイヤー
• 指定したタイトルを持つ Web マップ
• 指定したタイトルを持つ Floor Plan Editor アプリ
• 作成した Floor Plan Editor アプリでアクセス可能な空白のフロア プラン

注意:

作成した Floor Plan Editor アプリおよび関連付けられたアイテムの共有レベルを、Indoors アプリ ギャラリーから更新できます。

Floor Plan Editor アプリの構成

[アプリの構成] パネルを使用して、Floor Plan Editor アプリの次のオプションを構成します。

• [アプリ] - 現在のアプリ アイテムまたは Web マップのアイテム詳細ページを開きます。 マージ権限を制限したり、自動サイン アウト タイマーを構成したりすることもできます。
• [パレット] - カスタム パレットを選択するか、デフォルト パレットを使用してオブジェクトを配置します。
• [壁] - USE_TYPE フィールドに基づいて、Details レイヤーのフィーチャを壁として定義します。