新しい指摘事項の作成ウィジェットの使用

プロジェクトの問題の追加ツールを使用して Autodesk Construction Cloud (ACC) から ArcGIS GeoBIM プロジェクトに指摘事項が同期され、ArcGIS GeoBIM プロジェクトのマップとシーンにポイント フィーチャとして追加されます。 新しい指摘事項の作成ウィジェットでは、ArcGIS GeoBIM プロジェクト内にプロジェクトの指摘事項を作成し、関連する Autodesk プロジェクトにこれらを直接アップロードできます。 ArcGIS Field Maps と ArcGIS GeoBIM との連携により、指摘事項を作成する機能を現場でも使用可能になりました。

注意:

ArcGIS GeoBIM での指摘事項の同期は一方向です。 ソース ACC プロジェクトで作成または編集された指摘事項は、ArcGIS GeoBIM には自動的に同期されません。 [プロジェクトの問題の追加] ツールを頻繁に実行して、ArcGIS GeoBIM または ArcGIS Field Maps の外で作成されたプロジェクトの最新の指摘事項を同期します。

使用例

新しい指摘事項の作成ウィジェットでは次のようなタスクを実行できます:

• 指摘事項の説明を完成させて ACC にアップロードする前に、新しい指摘事項の地理的状況を確認して、さらなる意味合いを明らかにする。
• ドキュメント レイヤー ポリゴンの上に指摘事項を配置することで、ソース ACC ドキュメントにリンクする。
• 新しい指摘事項ごとに、タイプ、ステータス、タイトル、期日、根本原因、説明のフィールドを設定する。

プロジェクトの指摘事項の作成

ArcGIS GeoBIM アプリで指摘事項を作成するには、次の手順を実行します:

1. [新しい指摘事項の作成] ウィジェット をクリックします。

   [新しい指摘事項の作成] ウィジェットのパネルが表示されます。

   

2. [クリックしてマップ上に指摘事項を配置] ボタン をクリックします。

   マップまたはシーンの上にポインターを合わせ、ドキュメント レイヤー ポリゴンに配置する準備が整うと、指摘事項ポイントが表示されます。

3. ドキュメント レイヤー ポリゴンが含まれているマップ上でクリックして、指摘事項の位置を指定します。

   [新しい指摘事項の作成] ウィジェットのパネルで [リンクされたドキュメント] 設定が更新され、指摘事項が配置されたドキュメントが示されます。

   注意:

   指摘事項ポイントを配置したエリアに、オーバーラップする複数のドキュメント レイヤー ポリゴンが含まれている場合、[リンクされたドキュメント] ドロップダウン矢印をクリックし、指摘事項のリンク先となるドキュメントを選択します。

4. [タイプ] ドロップダウン矢印をクリックし、指摘事項のタイプを選択します。
5. 必要に応じて、[ステータス] ドロップダウン矢印をクリックし、ステータスを選択します。
6. [タイトル] テキスト ボックスに、指摘事項の名前を入力します。
7. [期日] テキスト ボックスをクリックし、指摘事項の期日を選択します。
8. [根本原因] ドロップダウン矢印をクリックし、原因を選択します。
9. 必要に応じ、[説明] テキスト ボックスに指摘事項の説明を入力します。
10. [作成] をクリックします。

    指摘事項がマップ上に作成され、テーブル ウィジェットの指摘事項レイヤーに追加されます。

    さらに、指摘事項は関連する ACC プロジェクトにアップロードされます。

新しい指摘事項の詳細を表示して ACC 内の指摘事項を開くには、「指摘事項の表示」をご参照ください。