Skip To Content

新機能

機能強化と修正が含まれる Collector for ArcGIS のリリース。このトピックでは、過去 1 年間のリリースで行われた変更を示します。

現在のリリース (iOS) - 18.0.2

iOS 版の Collector for ArcGIS 18.0.2 がリリースされました。このリリースには、BUG-000113226BUG-000113236BUG-000113419、および BUG-000114083 など、多数のバグ修正と機能改善が含まれています。

現在のリリース (Android、Windows) - 18.0.1

Collector for ArcGIS 18.0.1 は、すべてのプラットフォームでリリースされました。このリリースで実行できる機能は、次のとおりです。

これまでのリリース

Collector for ArcGIS のこれまでのリリースの最新版は、次のとおりです。

17.0.4

Collector for ArcGIS 17.0.4 は、バグを修正した Android 版が 2017 年 10 月、iOS 版が 2017 年 11 月にリリースされました。Windows 版は 17.0.3 のままです。

17.0.3

Collector for ArcGIS 17.0.3 は、iOS 版と Windows 版が 2017 年 9 月、Android 版が 2017 年 10 月にリリースされました。

95% 信頼区間の要求

Collector では、データ収集の実行時に、GPS を使用して位置を収集するのに必要な精度を指定できます。デフォルトでは、位置の精度は二乗平均平方根 (RMS) を使用して計算されます。RMS による信頼度は、水平精度は 63 ~ 68%、垂直精度は 68% です。組織によっては信頼度 95% が必要な場合があります。このリリースでは、その要件を Collector で指定すると、必要な精度に信頼度 95% が使用されます。

Trimble Catalyst からの位置の取得

Collector は、Trimble が発表した新しいサブスクリプションベースのソフトウェア GNSS 受信機である Catalyst から位置を取得できるようになりました。

注意:

Android のみ

URL スキーマを通じた収集情報の伝達

カスタム URL スキーマを使用して、別のアプリ、Web サイト、または電子メールから Collector を開くときに、収集を開始するための情報を含めることができるようになりました。フィーチャを追加するレイヤーや、特定の属性とそれに割り当てる値に関する情報を渡すことができます。詳細については、「Collector-integration GitHub repository」をご参照ください。Workforce for ArcGIS との統合は、収集の開始もサポートしています。

注意:

Android および iOS のみ

ArcGIS Enterprise での Managed App Configuration の使用

モバイル デバイス管理 (MDM) を通じて ArcGIS Enterprise ポータルの URL をプッシュすることで、アプリの配置を能率化できます。アプリを開くと、ポータルからの OAuth 画面が表示されます。

注意:

Android および iOS のみ

多数のバグ修正および機能改善

新機能に加えて、問題点の修正も行われています。修正された主な問題点は次のとおりです。

17.0.2

いくつかのバグを修正するために Collector for ArcGIS 17.0.2 が 6 月 (Android) と 8 月 (iOS) にリリースされました。Windows 版は 17.0.1 のままです。

17.0.1

Collector for ArcGIS 17.0.1 は、2017 年 6 月にすべてのプラットフォームでリリースされました。ボスニア語 (Android および Windows のみ)、ヒンディー語、インドネシア語のサポートが含まれています。

GPS 平均化の使用

高精度なデータ収集や更新を行う場合は、複数の位置を取得してそれらの平均をもとに位置を作成したいことがありますが、Collector でこのワークフローがサポートされるようになりました。GPS 平均化をオンにし、必要なポイント数を設定すると、GPS を使用したデータ収集で、その数のポイントが記録されてから位置が決定されます。これは、ポイント フィーチャに使用できます。また、ラインおよびポリゴンの個々の頂点にも使用できます。詳細については、「GPS 平均化の有効化」をご参照ください。

添付ファイル名の変更

わかりやすくするために添付ファイルの名前を変更できるようになりました。添付ファイル (写真またはビデオ) を追加してから、デバイス指定の名前をわかりやすい名前に変更します。たとえば、調査の一環として、すべての方向から対象物の写真を撮る必要がある場合、写真に方向別に名前を付けて、データを使用する他のユーザーが写真を正確に区別できるようにします。詳細については、「添付ファイル名の変更」をご参照ください。

SD カード内のベースマップの使用

大きなベースマップの使用を容易にし、データの配備をすばやく行うために、Collector から、SD カードに保存されたベースマップにアクセスできるようになりました。SD カードをプリロードするか、アプリを使用して SD カードにベースマップをダウンロードします。Collector のマップでこれらのベースマップが使用できるようになります。詳細については、「ダウンロードしたベースマップをデバイスの内部ストレージではなく SD カードに保存できますか?」と 「デバイスでのベースマップの使用」をご参照ください。

注意:

Android のみ

マップ レイヤーの更新間隔に従ったデータ更新の表示

データが定期的に変更される場合、収集作業の前に最新データを表示する必要があります。マップで、レイヤーの更新間隔を設定し、レイヤーの更新頻度を指定できます。今回、この設定が Collector でサポートされるようになりました。更新間隔の設定の詳細については、「更新間隔の設定 (ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise)」をご参照ください。

注意:

Android および Windows では初めてサポートされます。iOS ではすでにサポートされています。

追加シナリオにおけるフィーチャの連続収集およびコピー

Collector では、複数のフィーチャ、類似するフィーチャ、または同じフィーチャの収集が 2 つの点で改善されました。既存のフィーチャのコピーによる収集と、送信ごとに新しい収集を開始する連続収集モードによる収集の 2 つです。これまでは、時間の節約になりエラーも少ないこのような便利なワークフローは、リレーションシップのレイヤーを持つマップの使用時には利用できませんでした。今回のリリースでは、マップの他のデータとは関係なく、リレーションシップのないすべてのレイヤーおよびリレーションシップが存在するときの親レイヤーでサポートされています。詳細については、「既存のフィーチャのコピー」および「複数のフィーチャの効率的な収集」をご参照ください。

多数のバグ修正および機能改善

新機能に加えて、問題点の修正も行われています。修正された主な問題点は次のとおりです。