ストーリーの設定を使用してストーリーをカスタマイズする方法について説明します。
表示オプション
表示オプションを使用すると、ユーザー エクスペリエンスをカスタマイズできます。
表示
[共有オプションの非表示] を有効化して、ユーザーがソーシャル メディアでストーリーを共有できるようにするボタンを削除できます。
注意:
このオプションは、パブリックに共有されているストーリーにのみ適用されます。
ストーリーを表示する際に、ストーリーのカバーが表示されないようにするには、[カバーの非表示] を有効にします。
注意:
ストーリーのカバーを非表示にすると、ストーリーは検索エンジンでインデックスできなくなります。 そのため、この高度な設定は、ストーリーを広く共有しない場合にのみ使用することをおすすめします。
[カバーの日付] 設定を使用して、日付をストーリー カバーに表示するかどうか、およびその表示方法を指定できます。
ストーリーの言語
[ストーリーの設定] で言語を設定すると、ストーリーは正しい言語を Web ブラウザーにブロードキャストするようになります。 これをおすすめします。これにより、ブラウザーの翻訳ツールや補助テクノロジー (スクリーン リーダーなど) が期待どおりに機能します。 一部の言語では、数字および日付の形式を設定する必要がある場合もあります。
カスタマイズしていない場合、ストーリーの言語は ArcGIS プロフィールの言語に設定されます。
注意:
ArcGIS プロフィールは、ストーリー ビルダーで使用される言語を決定します。 ストーリーを異なる言語で記述するときは、ArcGIS プロフィールを記述する言語に変更することをおすすめします。
翻訳 (ベータ版)
[翻訳] タブのストーリー設定でストーリーの翻訳済みバージョンをリンクできます。 これにより、ユーザーは言語バージョンを簡単に切り替えることができます。
解析
解析は、公開されたストーリーに関連するメトリクスのコレクションです。 作成者が解析のトラッキングをストーリーに追加すると、利用者とコンテンツの利用方法についての洞察が得られます。
位置や言語の基本設定などの人口統計学的指標は、ストーリーの伝え方や強調すべきポイントを決める際の参考となり、ストーリーのインパクトを最大限に高めることができます。 さらに、ストーリーを見た人数、ページに滞在した時間、使用したデバイスの種類など、他の指標にもアクセスできます。 これらの知見を得るには、ストーリーで Google Analytics や Adobe Analytics を使用します。
注意:
ストーリーへの解析の追加は、ArcGIS Online で組織アカウントを持つ作成者だけが使用できます。 アカウント オプションの詳細については、「ライセンス」をご参照ください。
注意:
ArcGIS Online の ArcGIS StoryMaps を使用している場合、アナリティクスのトラッキングは、組織が Esri User Experience Improvement (EUEI) プログラムに参加している場合のみ追加できます。 EUEI プログラムの詳細とその構成方法については、「一般設定の構成」をご参照ください。 ストーリーの作成者は、アナリティクスを使用するストーリーで同意メッセージを記述し、ユーザーに匿名のトラッキングを通知して、その事前許可を求めることができます。 2021 年 7 月 14 日より前に Google Analytics をすでに構成しているストーリーは、組織が EUEI プログラムに参加していない場合でも、解析の追跡を継続します。ただし、ストーリーの作成者または管理者は、[ストーリーの設定] を使用してストーリーのトラッキングをいつでも削除することができます。
Google Analytics の追加
Google Analytics をストーリーに追加するには、次の手順に従います。
- Google Analytics ID を取得します。 Google Analytics でのプロパティの作成と Google Analytics ID の検索の詳細については、Google Analytics ヘルプの Set up the Analytics Google tag をご参照ください。
Google Analytics でのプロパティの作成と Google Analytics ID の取得の詳細については、Google Analytics ヘルプの「Set up the Analytics Google tag」をご参照ください。
- ストーリー ビルダーで、メニュー ボタン
をクリックします。
- [ストーリーの設定] をクリックして、[ストーリーの設定] メニューを開きます。
- [解析] タブで、[解析の有効化] 切り替えボタンをオンにして [Google Analytics] を選択します。 Google Analytics ID を [トラッキング ID] フィールドに追加し、必要に応じて、[同意メッセージ] フィールドに同意メッセージを記述して、[保存] をクリックします。
- Google Analytics ID を [トラッキング ID] フィールドに追加し、必要に応じて、[同意メッセージ] フィールドに同意メッセージを記述して、[保存] をクリックします。
Google Analytics ID がストーリーに追加されます。 Google Analytics は、Google Analytics の Web サイトでアクセスできる公開されたストーリーの指標を記録します。
Adobe Analytics の追加
Adobe Analytics をストーリーに追加するには、次の手順に従います。
- Adobe Analytics でレポート スイートを作成します。 レポート スイートの作成の詳細については、「Adobe Analytics: Create a report suite」をご参照ください。
レポート スイートの作成の詳細については、「Adobe Analytics: Create a report suite」をご参照ください。
- Adobe イベントを正しくキャプチャーするようにスイートを構成します。 このページの最後に記載されている、Report Suite Manager での Adobe Analytics のマッピングを使用します。
- ストーリー ビルダーで、メニュー ボタン
をクリックします。
- [ストーリーの設定] をクリックして、[ストーリーの設定] メニューを開きます。
- [解析] タブで、[解析の有効化] 切り替えボタンをオンにして [Adobe Analytics] を選択します。 [Report suite ID] および [Tracking Server] の詳細を追加します。 レポート スイート ID と Tracking Server の検索場所の詳細については、「Adobe Analytics: How to identify your analytics tracking server and report suites ID」をご参照ください。 必要に応じて [同意メッセージ] のテキストを記述して、[保存] をクリックします。
- [Report suite ID] および [Tracking Server] の詳細を追加します。
レポート スイート ID と Tracking Server の検索場所の詳細については、「Adobe Analytics: How to identify your analytics tracking server and report suites ID」をご参照ください。
- 必要に応じて [同意メッセージ] のテキストを記述し、[保存] をクリックします。
Adobe Analytics がストーリーで使用されるように構成されます。 Adobe Analytics は、Adobe Analytics Report Suite Manager でアクセスできる公開されたストーリーのメトリクスを記録します。
Report Suite Manager でのマッピング
プロパティ | 名前 |
---|---|
prop1 | eventType |
prop2 | referrer |
prop3 | hostname |
prop4 | path |
prop5 | pageName |
prop6 | previousPageName |
prop7 | previousPageUrl |
prop8 | category |
prop9 | action |
prop10 | label |
prop11 | attribute |
prop12 | details |
高度な埋め込みの有効化
開発者は、ArcGIS StoryMaps の高度な埋め込み機能を有効にすることで、ストーリーのカスタマイズとスタイル設定を行えます。 この機能を使用すると、各自のドメインでホストされている Web ページにストーリーを埋め込み、HTML、CSS、JavaScript コードを使用してストーリーの外観と機能を変更できます。
注意:
この機能は、現在のところ ArcGIS Online でのみ使用できます。高度な埋め込みを有効化するには、次の手順に従います。
- [ストーリーの設定] メニューの [高度な設定] タブで、[高度な埋め込みの有効化] をクリックします。
- [許可されたドメイン] の下のテキスト ボックスに、ストーリーを埋め込みたいドメイン名 (www.example.com など) を入力します。 プロトコルやポート番号は含めないでください。
プロトコルやポート番号は含めないでください。
- [追加] をクリックします。
- 必要に応じて、上記の手順を繰り返してドメインをさらに追加します。
- ストーリーを公開します。
他の Web サイトにストーリーを埋め込むには、ストーリーをすべての人に共有する必要があります。
ストーリーを公開すると、公開されたストーリーを表示し、[共有] をクリックし、ドロップダウン メニューから [スクリプト (高度)] を選択することで、Web サイトにストーリーを埋め込むために必要なコード スニペットを取得できます。 コード スニペットは、以下に似た <script> タグです。
<script src="https://storymaps.arcgis.com/embed/view" data-story-id="[your-story-ID]" data-root-node=".storymaps-root" ></script>