カタログ ウィンドウの使用

[カタログ] ウィンドウを使用すると、アイテムをプロジェクトに追加したり、アイテムを表示、作成、管理したり、アイテムのプロパティに関する情報を入手したりすることができます。

[カタログ] ウィンドウには次の 4 つのタブがあります。

  • [プロジェクト] タブは、「プロジェクトに追加」したアイテムまたはプロジェクトで作成したアイテムがタイプ別に分類されて表示されるツリー ビューです。 たとえば、インポートまたは作成したマップは [マップ] コンテナー マップ に表示されます。
  • [ポータル] タブには、「アクティブなポータル内にあるアイテム」がポータル カテゴリ別に分類されて表示されます。 たとえば、組織で共有されているポータル アイテムは [自組織] 自組織 に表示されます。
  • [コンピューター] タブには、File Explorer と同様にコンピューター上のアイテムが表示されます。 このタブでは、フォルダー接続を作成せずにフォルダーとファイルにアクセスして管理できます。
  • [お気に入り] タブには、指定したアイテムが「プロジェクトのお気に入り」として表示されます。

異なるタブが選択されているカタログ ウィンドウの、左右に並べて表示された画像
左側: [プロジェクト] タブには、データベースやフォルダー接続など、プロジェクトのコンテンツが表示されます。 右側: [コンピューター] タブでは、フォルダーへのショートカットなど、他のローカルおよびネットワーク リソースにアクセスできます。

[カタログ] ウィンドウで実行できる共通タスクを次の表にまとめています。

タスク方法追加情報

プロジェクト アイテムの参照

[プロジェクト] タブで、アイテム コンテナーとアイテムの横にある [展開矢印] ボタン コンテンツの展開 をクリックして、コンテンツを表示します。

たとえば、[マップ] マップ を展開してプロジェクトのマップを表示します。 Ctrl + 等号キーまたは Ctrl + ハイフン キーを押すと、すべてのコンテナーを展開または折りたたむことができます。

アイテムをプロジェクトに追加

アイテム コンテナーを右クリックし、適切なコマンドをクリックして、該当するタイプのアイテムをプロジェクトに追加します。

たとえば、[フォルダー] フォルダー接続 を右クリックし、[フォルダー接続の追加] フォルダー接続の追加 をクリックしてフォルダーを参照します。

データを新しいマップまたはシーンに追加

フォルダー接続からデータセットを参照します。 データセットを右クリックし、[現在のマップに追加] 現在のマップに追加 などの適切なコマンドをクリックします。

フォルダーへのショートカットにアクセス

[コンピューター] タブをクリックします。 フォルダーへのショートカットを参照してダブルクリックし、そのコンテンツを使用します。

Windows で作成されたフォルダーへのショートカットを使用できます (フォルダー以外のリソースへのショートカットは ArcGIS AllSource に表示されません)。

フォルダーへのショートカットを右クリックすると、ショートカット メニューが開きます。

アイテムの作成

アイテム コンテナーを右クリックし、該当するタイプのアイテムを作成するコマンドをクリックします。

たとえば、[データベース] データベース を右クリックし、[新しいファイル ジオデータベース] 新しいファイル ジオデータベース をクリックします。

アイテムの管理

アイテムを選択し、右クリックしてショートカット メニューを開き、使用可能なコマンドを選択します。

複数のアイテムを選択するには、Ctrl キーまたは Shift キーを押しながらクリックします。 (すべてのコマンドで複数選択が可能なわけではありません)。

アイテム情報の入手

アイテムにポインターを合わせて、そのアイテムのポップアップを表示します。

アイテムのポップアップ情報を管理」します。

Microsoft File Explorer を開いて、アイテムの場所に移動します。

ファイルベースのアイテムを右クリックし、[ファイル エクスプローラーで表示] ファイル エクスプローラーで表示 をクリックします。

プロジェクト アイテムとポータル アイテムの検索

検索ボックスに 1 つ以上のキーワードを入力して、Enter キーを押します。

プロジェクト アイテムの検索」と「ポータル アイテムの検索」をご参照ください。

アイテムのコピーまたは移動

アイテムをコピーするには、Ctrl キーを押しながらドラッグします。 アイテムを移動するには、Shift キーを押しながらドラッグします。

また、ショートカット メニュー コマンドまたはキーボード ショートカットを使用することもできます。 「アイテムのコピーと移動」をご参照ください。

アイテムのパスのコピー

ファイルベースのアイテムを右クリックし、[パスのコピー] パスのコピー をクリックします。

また、このコマンドをリボンの [マップ] タブまたは [カタログ] タブで使用することもできます。 「アイテムのコピーと移動」をご参照ください。

ウィンドウのドッキング解除または自動非表示

ウィンドウを別のドッキング ターゲットまでドラッグするか、ウィンドウをドラッグしてターゲットから離します。 [自動非表示] 自動非表示 をクリックして、ウィンドウを自動的に非表示にします。

ArcGIS AllSource の概要」をご参照ください。

カタログ ウィンドウで実行できる共通タスク

カタログ ウィンドウを開く

[カタログ] ウィンドウは、通常、プロジェクトを作成したり開いたりする場合に開きます。 このウィンドウが閉じていたら、リボンから開くことができます。

  1. リボンの [表示] タブをクリックします。
  2. [ウィンドウ] グループで、[カタログ ウィンドウ] カタログ ウィンドウ をクリックします。
    ヒント:

    [表示] タブにある [ウィンドウのリセット] ボタン ウィンドウのリセット を使用すると、特定のウィンドウを組み合わせて開くことができます。 たとえば、[マッピング用にウィンドウをリセット (デフォルト)] をクリックすると、[カタログ] ウィンドウと [コンテンツ] ウィンドウが開き、それ以外のウィンドウがすべて閉じます。

アイテムのポップアップを表示/非表示

デフォルトでは、[カタログ] ウィンドウ内のアイテムにポインターを合わせると、そのアイテムのポップアップが表示されます。 プロジェクト アイテムの場合は、アイテムの名前、タイプ、変更日時 (ある場合)、およびパスがポップアップに表示されます。 ポータル アイテムの場合は、アイテムの所有者とアイテムに関連付けられているバッジもポップアップに表示されます。

ファイルベースのローカル アイテムとネットワーク アイテムへのパスは、アイテムを含むフォルダーを File Explorer で開くリンクとして書式設定されます。 スタンドアロン ファイルでないアイテム (ジオデータベース フィーチャクラスやジオプロセシング モデルなど) およびリンク切れしたアイテムの場合は、リンクなしでパスが表示されます。 ポータル アイテムへのパスは、オンラインの「アイテム ページ」へのリンクとして書式設定されます。 所有者の名前は、パブリックに共有可能または共有不可の ArcGIS 組織「プロフィール」へのリンクとして書式設定されます。 ArcGIS Server サービスへのパスは、ブラウザーにあるそのサービスの REST エンドポイントにリンクされます。

必要に応じて、サムネイル画像とタグ付きの詳細なポップアップを表示することができます。 ポータル アイテムのサムネイルとタグには、インターネット上でアクセスできます。ローカル アイテムとネットワーク アイテムの場合、サムネイルとタグは「インデックス」から取得されます。 アイテムのインデックスが作成されていない場合は、そのアイテムのメタデータ (存在する場合) から情報が抽出されます。 詳細なアイテムのポップアップを表示すると、低速なネットワークまたはインターネット接続やエンタープライズ ジオデータベースで特に、パフォーマンスに影響が及ぶ場合があります。

アイテム ポップアップを表示したくない場合は非表示にできます。

ジオデータベース フィーチャクラスの詳細なアイテムのポップアップ

以下の手順を実行し、アイテムのポップアップを表示または非表示にします。

  1. [カタログ] ウィンドウで、[メニュー] メニュー をクリックしてから [ポップアップの表示] をクリックします。 ショートカット メニューで、次のオプションをクリックします。
    • ポップアップの非表示
    • ポップアップの表示
    • 詳細ポップアップの表示
    注意:

    アイテムのポップアップは、カタログ ビューに表示されません。 ただし、カタログ ビューがアクティブの場合は、ポップアップ設定を変更することができます。 リボンの [表示] タブをクリックします。 [オプション] グループで、[アイテムのポップアップ] ポップアップの表示 をクリックしてから、必要なオプションをクリックします。