フィールド ツールセットの概要

フィールド ツールセットには、フィールドを作成および変更するツールが含まれています。 フィールドとはテーブルの列です。各フィールドの中には、1 つの属性の値があります。 テーブルには、任意の数のフィールドを含めることができます。 フィールドのタイプやフィールドに格納できるデータの最大サイズなどの設定を、フィールドに指定することができます。

ツール説明

フィールドの追加 (Add Field)

新しいフィールドを単独のテーブル、フィーチャクラスまたはフィーチャ レイヤーのテーブル、属性テーブルを持つラスターに追加します。

フィールドの追加 (複数) (Add Fields)

新しいフィールドをテーブル、フィーチャクラス、またはラスターに追加します。

フィールドの変更 (Alter Field)

このツールでは、ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラスのフィールド名またはフィールド エイリアス名を変更できます。

終了時間の計算 (Calculate End Time)

別のフィールドに格納されている値に基づいて、フィーチャの終了時間を計算します。

フィールド演算 (Calculate Field)

フィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、またはラスターのフィールドの値を計算します。

フィールド演算 (複数) (Calculate Fields)

フィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、またはラスターの 2 つ以上のフィールドの値を計算します。

時間フィールドの変換 (Convert Temporal Field)

フィールドに格納されている時間値を別のフィールドに移行します。 このツールを使用すると、フィールド タイプ (テキスト フィールド、数値フィールド、日時フィールド) 間を変換したり、値を別の形式に変換 (たとえば、dd/MM/yy HH:mm:ss を yyyy-MM-dd に変換) したりできます。

タイム ゾーンの変換 (Convert Time Zone)

日付フィールドに記録されている時間値をタイム ゾーン間で変換します。

フィールドの削除 (Delete Field)

テーブル、フィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、またはラスター データセットから 1 つ以上のフィールドを削除します。

編集情報の記録を無効化 (Disable Editor Tracking)

フィーチャクラス、テーブル、フィーチャ データセット、またはモザイク データセットに対して、編集情報の記録を無効化します。

編集情報の記録を有効化 (Enable Editor Tracking)

ジオデータベース内のフィーチャクラス、テーブル、フィーチャ データセット、またはリレーションシップ クラスに対して編集情報の記録を有効化します。

フィールドのエンコード (Encode Field)

カテゴリ値 (文字列、整数、または日付) を複数の数値フィールド (それぞれが 1 つのカテゴリを表す) に変換します。 エンコードされた数値フィールドは、ほとんどのデータ サイエンス ワークフローと統計ワークフロー (回帰モデルを含む) で使用できます。

フィールドの再分類 (Reclassify Field)

手動で定義した境界に基づき、または再分類方法を使用して、数字フィールドまたはテキスト フィールドの値をクラスに再分類します。

フィールドの標準化 (Standardize Field)

フィールド内の値を指定のスケールに準拠した値に変換することで標準化します。 標準化方法には、Z スコア、最小値-最大値、絶対最大値、およびロバスト標準化があります。

フィールドの変換 (Transform Field)

それぞれの値に数学関数を適用し、分布の形状を変更して、1 つ以上のフィールド内の連続値を変換します。 このツールでの変換方法には、対数、平方根、Box-Cox、逆数、二乗、指数、および逆 Box-Cox があります。

フィールドの転置 (Transpose Fields)

フィールドまたは列に格納されたデータを、新しいテーブルまたはフィーチャクラスの行に転置します。