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編集テンプレート

ArcGIS Enterprise (11.4)    |

ArcGIS Web Editor で編集テンプレートにアクセスするには 2 通りの方法があります。サービスに格納されているフィーチャ テンプレートまたはデータベースに格納されている共有の編集テンプレートです。 共有の編集テンプレートには、グループ テンプレートおよびプリセット テンプレートが含まれています。

編集テンプレートには、データベースにフィーチャを作成するためのツールと設定があります。 必要に応じて説明メタデータも格納され、ターゲット データ ソースと、フィーチャに適用されるフィーチャ属性値を指定します。

テンプレートのタイプ

フィーチャ テンプレートでは、単一のターゲット レイヤー上にフィーチャが作成されます。 フィーチャ テンプレートは、名前、およびターゲット フィーチャ レイヤーに割り当てられたシンボルを示すシンボルとともに、[フィーチャ作成] ウィンドウに表示されます。 たとえば、学校のフィーチャ レイヤーのフィーチャ テンプレートでは、新しいフィーチャを小学校、中学校、高校のどれに分類するかを編集者が選択できるように定義できます。 テンプレート作成者は、これら 3 つのオプションに対する学校タイプの属性を事前に設定できます。 これにより、編集者がこの属性に無効な値を入力できないようにできます。 ユーティリティ ネットワークの例では、使用できるパイプラインのタイプを、パイプの直径とその素材に基づいて定義できます。

グループ テンプレートを使用すると、複数のソース レイヤーに複数のフィーチャを配置できます。 フィーチャ ビルダーを使用して、既存のテンプレートを参照し、マップ上にスケッチされている 1 つのプライマリ フィーチャを基準にしてフィーチャを配置します。 たとえば、道路の中心線と一方向の自転車ルート、両側に特定の距離で追加された歩道をスケッチできます。 オフセット機能を使用すると、この距離を指定できます。 ユーティリティ ネットワークの例では、グループ テンプレートを使用して水道管をスケッチし、水道管の指定の位置に継手とバルブを自動的に作成できます。

プリセット テンプレートを使用すると、フィーチャ コレクションを配置できます。 プリセット テンプレートによって、テンプレートの作成時に選択されたのと同じ配置で、事前定義されたフィーチャがマップに追加されます。 プリセット テンプレートでは、ポイント作図ツールと挿入アンカーを使用することで、アクティブなスナップ設定を使用して、フィーチャの追加、回転、所定の位置へのスナップを行います。 たとえば、公共公園内の野球場のプリセット テンプレートには、フィールド、バックネット、ダグアウト、観客席などが含まれている場合があります。 ユーティリティ ネットワークの例では、プリセット テンプレートを設定し、すべての内部スイッチ、ヒューズ、バスバーを含むスイッチギア格納器を配置して、それらを適切に接続できます。 回転機能を使用すると、配置しているフィーチャのセットの方向を指定できます。

関連トピック

詳細については、次のリソースをご参照ください。