ArcGIS Urban の新機能

ArcGIS Enterprise 12.0ArcGIS Urban は、ArcGIS Online での Urban リリース (2025 年 3 月) と同等です。

新しい機能

プロジェクトの編集

このリリースでは、新しいプロジェクト編集操作が導入されました。 次の新しい機能と既存の機能拡張が含まれています:

  • サイド パネルでは、さまざまなモードで次の操作を実行できます:
    • [情報] モードでは、ステータス、サムネイル、説明、分析範囲を含むプロジェクトの詳細を構成および編集できます。
    • [開発] モードでは、ボリュームとサーフェスの作成および編集、対象物の配置および変更、既存の建物の解体、距離と面積の計測を行うことができます。
      • 選択したアイテムのショートカット ツールバー オプションを使用すると、ボリューム、サーフェス、樹木、乗り物、家具などの対象物の編集操作が向上します。
    • [解析] モードでプロジェクトの影響を確認でき、このモードに解析のリストが格納および維持されます。
      • [解析モード] には、[影] ツール、[見通し線] ツール、[可視領域] ツール、[標高断面] ツールが含まれます。
      • 見通し線解析と可視領域解析では、観測点の座標と正確な高さを構成します。
  • サイド ツールバーでは、次の操作を実行できます:
    • [ダッシュボード] パネルでは、指標を構成および確認できます。
    • [レイヤー] パネルでレイヤーをオンまたはオフにし、視覚化モードを切り替えることができます。
    • [日光] パネルでは、日付、時刻、影を設定できます。
    • [観測点] パネルでは、観測点を追加または編集できます。
  • [3D ナビゲーション] ツールバーで、ナビゲーションの使用、スクリーンショットの取得、分析範囲へのズームを行うことができます。
    • スクリーンショット ツールには新しい UI が導入され、事前に構成した範囲を使用できるようになりました。
  • 新しいプロジェクト エディターに、次の新しいヘッダーが追加されました:
    • ドキュメント、リリース ノートなどへのリンクを含む [ヘルプ メニュー] が含まれています。
    • ドロップダウン メニューの新しいシナリオ スイッチャーを使用して、シナリオにアクセスし、シナリオ設定を構成できます。
    • ヘッダーのプロジェクト名ドロップダウン メニューから、Web シーンを作成したり、プロジェクトを複製、共有、削除したりできます。
  • Urban モデルのプロジェクトでは、モデルの所有者であれば、プロジェクトの [編集の有効化] をクリックできます。
  • 他のプロジェクトの近傍の将来の建物がプロジェクト エディターに表示されます。

プランの編集

プランの編集操作に、次の機能および機能拡張が追加されました。

  • [詳細] モードの [画像のアップロード] ツールを使用して、プランに画像をコンテキストとしてアップロードできます。 画像は、シナリオごとにメディア レイヤーとして格納されます。
    • シーン内の画像をジオリファレンスするには、コントロール ポイントを使用して画像をサイズ変更および回転します。
    • コントロール ポイントが維持されている間は、画像を置換できます。
    • シナリオ間で画像をコピーできます。
    • 1 つのシナリオに複数の画像が存在する場合、画像の表示順を変更できます。

削除された機能

このリリースでは、次の機能が削除されました:

  • 古いプロジェクト エディターが削除されました。 以前のすべての機能は、新しいプロジェクト エディターに統合されました。 Urban の新しいプロジェクト エディター操作では、既存のすべてのプロジェクトが開くようになりました。 詳細については、「プロジェクトの構成」をご参照ください。
  • 新しいプロジェクト エディターでは、プロジェクト コンテキスト レイヤーを構成できません。 シナリオのコンテキスト レイヤーは引き続き構成できます。 詳細については、「シナリオのコンテキストの構成」をご参照ください。

既知の制限

以下のセクションでは、このリリースでの既知の制限事項について説明します。

ArcGIS Enterprise 12.0Urban

ArcGIS Enterprise 12.0Urban に固有の既知の制限事項は以下のとおりです。

  • 場合によっては、以前の ArcGIS Enterprise バージョンからアップグレードした後、Urban を起動できません。 回避策については、よくあるご質問 (FAQ) の [以前のバージョンからのアップグレード] セクションをご参照ください。
  • Urban モデルのコピーを作成した後、コピー処理のレポートをダウンロードすることはできません。
  • 3D モデルをプロジェクトにアップロードすることはできません。
  • 都市の例がありません。
  • [USA デフォルト] テンプレートを使用して Urban モデルを作成する際に、ArcGIS Living Atlas of the World データは含まれません。
  • プランとプロジェクトで、フィードバックとディスカッションの機能は使用できません。

一般的な既知の制限

Urban の一般的な既知の制限事項は以下のとおりです。

  • 新しいプロジェクト エディターでプロジェクトの分析範囲を編集する際、Urban モデルの区画は表示できません。
  • 新しいプロジェクト エディターで、レイヤー パネルから分析範囲をオフにできません。
  • 組織でベースマップ ギャラリーを構成した場合、[ベースマップの選択] ダイアログ ボックスにはベースマップのみが表示されます。 ベースマップ ギャラリーを構成する方法については、ArcGIS Enterprise ドキュメントの「マップの構成」のトピックをご参照ください。
  • 分析範囲のジオメトリーの頂点の数は、プランを読み込むときや区画を編集するときのパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 分析範囲のジオメトリーは、インポートする前に単純化することを検討してください。 ArcGIS Pro でこれを行う方法については、[ポリゴンの単純化 (Simplify Polygon)] ツールのドキュメントをご参照ください。
  • シナリオあたりの区画の数は、計算された適合性スコアに従って区画を色分けする際のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。 適合性スコアを含むシナリオ Web シーンを作成し、それをシナリオのコンテキストとして構成して、プラン エディターで適合性スコアを視覚化するための読み込み時間を短縮することを検討してください。 適合性スコアをエクスポートする方法については「シナリオの Web シーンの操作」、シナリオのコンテキストを追加する方法については「シナリオのコンテキストの構成」をご参照ください。
  • Urban モデル、プラン、プロジェクトは、単位がメートル法の座標系から米国標準単位の座標系に、またはその逆にコピーできません。 これは、鉛直座標のプラットフォーム制限によるものです。 異なる単位を使用する座標系にコピーしようとすると、エラー メッセージが表示されます。
  • 空間参照に WKID (Well Known ID) の代わりに WKT (Well Known Text) が含まれる方法で公開したベースマップは、Urban モデルの作成またはコピーに使用できません。
  • 空間参照に WKID の代わりに WKT が含まれる方法で公開したフィーチャ サービスは、Urban へのデータのインポートに使用できません。
  • [区画のコピー] ツールでは、区画のオーバーラップを処理する方法を選択できます。 区画をクリップする必要がある場合、マルチパート フィーチャが作成される可能性があります。 これらの区画では、建物タイプの適用、エンベロープの表示、区画エッジの編集は完全にはサポートされていません。 コピーした後、マルチパートの区画を分割するには、スプリット ツールを使用します。