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バッファー/到達圏レイヤーの作成

バッファー/到達圏解析ツールは、移動モード、移動時間、および移動距離パラメーターに基づいて、選択した場所間の距離または時間を計算します。 この解析の結果は、マップ内にレイヤーとして保存されます。

たとえば、事業のサイト選択を実行して、新しい場所を追加する場合、バッファー/到達圏解析を使用して、提案されたサイトから半径 1 マイル内にあるすべての競合する事業や補完的な事業の数と場所を判断できます。

解析タイプ

注意:

移動モードとルートは、一方通行や転回禁止など、ローカルおよび地域のすべての交通規制、および速度制限に従います。

次のバッファー/到達圏解析タイプを利用できます。

解析タイプ説明

リング バッファー

直線球体を使用して、ポイントの周囲に距離のバッファーを作成します。

運転時間または運転距離

乗用車やその他類似する小型自動車 (ピックアップ トラックなど) の動きをモデル化して、移動時間または移動距離の計算方法を最適化するソリューションを見つけます。

運転時間 (未舗装道路使用) または運転距離 (未舗装道路使用)

乗用車やその他類似する小型自動車 (ピックアップ トラックなど) の動きをモデル化して、未舗装道路上の移動を含む移動時間または移動距離の計算方法を最適化するソリューションを見つけます。

トラック輸送時間またはトラック輸送距離

指定されたトラック ルートを優先して使用することで、基本的なトラック移動をモデル化し、移動時間または移動距離を最適化する方法を見つけます。

徒歩時間または徒歩距離

歩行者の通行を許可する通路および道路に従って、移動時間または移動距離の計算方法を最適化するソリューションを見つけます。 デフォルトの歩行速度は時速 5 キロメートルです。

注意:

解析ツールにアクセスするには、サイン インする必要があります。

バッファー/到達圏解析レイヤーを作成するには、次の手順を実行します。

  1. マップ ツールから [解析] 解析 をクリックします。

    解析ツールが表示されます。 デフォルトでは [計測] タブが開いています。

  2. [バッファー/到達圏の作成] タブ バッファー/到達圏の作成 をクリックします。
  3. [入力レイヤー (またはフィーチャ)] ドロップダウン メニューで、解析を構成する場所を選択します。
  4. [解析タイプ] ドロップダウン メニューで、解析タイプを選択します。
    • 距離ベースの解析を使用するには、[リング バッファー][運転距離][トラック輸送距離][徒歩距離]、または [運転距離 (未舗装道路使用)] を選択します。 ドロップダウン メニューを使用して計測単位を設定し、テキスト ボックスや矢印ボタンで距離を変更します。
    • 時間ベースの解析を使用するには、[運転時間][トラック輸送時間][徒歩時間]、または [運転時間 (未舗装道路使用)] を選択します。 ドロップダウン メニューを使用して計測単位を設定し、テキスト ボックスまたは矢印ボタンを使用して時間を変更します。
  5. [運転時間][トラック輸送時間]、または [運転時間 (未舗装道路使用)] を選択した場合、[交通量の使用] ドロップダウン メニューを使用して、以下のいずれかを含めます。
    • [交通量を使用しない] - デフォルト設定。 交通状況を使用しません。
    • [ライブ交通量の使用] - 現在の交通状況に基づいて移動時間を計算します。 スライダーを使用して、リアルタイムの交通量を現在時刻から最大 4 時間オフセットすることができます。
    • [一般的な交通量] - 交通量の計算の基準にする曜日と時間帯を設定します。 時間を追加する場合は、ドロップダウン メニューからオプションを選択するか、値を手動で追加します。 12 時間制または 24 時間制を使用します。 無効な時間値には、デフォルト値である 12:00 a.m. が使用されます。

      運転速度と時間の長さが、履歴交通量データとライブ交通量データの組み合わせから計算されます。

  6. ドロップダウン メニューから [移動方向] オプションを選択します。

    選択した入力フィーチャに向かう方向またはそのフィーチャから離れる方向の時間と距離を計算できます。

    このオプションは、[リング バッファー] オプションを除くすべての解析タイプで利用できます。

  7. [バッファー スタイル] ドロップダウン メニューで移動距離または移動時間を選択した場合、[重ねる] または [結合する] を選択します。

    重ねる

    各フィーチャに対して作成されるジオメトリーは、固有のフィーチャとして表されます。

    ディゾルブ

    オーバーラップ ジオメトリーは、1 つのフィーチャにマージされます。

  8. [結果レイヤー名] テキスト ボックスに、レイヤーの名前を入力します。
  9. [分析の実行] をクリックします。

    解析を実行すると、その結果はマップに新しいレイヤーとして保存され、結果レイヤーは [レイヤー] リストに表示されます。

    [結果レイヤーを ArcGIS に保存] 切り替えボタンはデフォルトでオンになっているため、レイヤーは ArcGIS Online コンテンツまたは ArcGIS Enterprise コンテンツに保存されます。 切り替えボタンが無効の場合、必要に応じて、レイヤーはテンポラリー フィーチャ レイヤーとしてレイヤー リストにのみ追加されます フィーチャ レイヤーが ArcGIS に保存されませんでした

バッファー/到達圏の計測単位

バッファー/到達圏には次の計測単位が使用されます。

計測解析タイプ最大単位

距離

リング バッファー

  • 4,000 マイル
  • 21,120,000 フィート
  • 6,437.37 キロメートル
  • 6,437,376 メートル

運転距離、トラック輸送距離、運転距離 (未舗装道路使用)

  • 300 マイル
  • 1,584,000 フィート
  • 482.8 キロメートル
  • 482,803 メートル

歩行距離

  • 27 マイル
  • 142,560 フィート
  • 43.45 キロメートル
  • 43,452.3 メートル

時間

運転時間、トラック輸送時間、運転時間 (未舗装道路使用)

  • 300 分
  • 5 時間

歩行時間

  • 540 分
  • 9 時間

ヒント:
[時間] テキスト ボックスでは小数点を使用できます (18.2 分など)。