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スタイルの適用

マップを使用すると、重要な情報が地理的に表現され、データの理解を深めることができます。 ArcGIS for SharePoint にはスタイル ツールが含まれており、強調したい情報や、説得力のあるさまざまな形でその情報を表示する方法を選択できます。 この機能は、マップの見た目を改善するだけでなく、データの性質や重要性を効果的に伝えるうえで役立ちます。

スタイルのそれぞれの決定事項によってマップが理解しやすくなり、ユーザーの興味をより引きやすくなります。 しかし、マップは柔軟に作成できるので、最適なスタイル オプションが 1 つもない場合でも効果的な決定を下すことは可能です。

マップ スタイルの変更により、同じデータを使用して異なるストーリーを伝えることができ、隠れたパターンを検出する可能性があります。 たとえば、次の画像では、人口密度を薄い色から濃い色で表示したり (図を参照)、等級別の円 (大きさの異なる円など) で表示したりして、人口の少ない地域から人口の多い地域までの範囲を示すことができます。

人口マップ
このマップの詳細については、米国国勢調査局による 2020 年の「Demographic Data Map Viewer」をご参照ください。

スタイル ツールを使用すると、特定のデータ特性を強調する、データが経時的に変化する様子を示す、さまざまな値を比較対照する、管理しやすいように大規模なデータ グループをクラスター化する、複数のスタイル ツールを組み合わせて独自のデータの空間コンテキストを作成することができます。

データの表現方法 (円や色を使用した人口密度の表示など) を決定した後、次のスタイルとデザインを選択できます。 ArcGIS for SharePoint には、カラー ランプ、ライン幅、シンボルなどのグラフィック構成ツールが用意されており、これらを使用してマップにデータを表示する方法を構成できます。

レイヤーに適用されるデフォルトのスタイル (スマート マッピングとも呼ばれます) を適用または変更するには、次の手順に従います。

  1. [レイヤー] ウィンドウで [シンボル] タブ シンボル をクリックします。
  2. [アクティブなレイヤー] ドロップダウン メニューで、変更するレイヤーを選択します。

    現時点でレイヤーに適用されているデフォルト スタイルは [シンボル タイプ] セクションに示されています。

  3. 左側のドロップダウン メニューから属性を選択します。 <なし> がデフォルトで選択されています。
  4. マップ上で選択された属性を表現するために、右側のドロップダウン メニューから [サイズ][色] を選択します。

    属性を追加すると、アクティブなレイヤーに適用されるデフォルトのシンボル スタイル (スマート マッピング スタイル) が自動的に更新されます。

    ヒント:

    カテゴリー属性と数値属性は、[色] を使用して表現できますが、[サイズ] で表現できるのは数値属性のみです。 属性は、マップ上でデータの追加の詳細を示します。 追加するデータのタイプにより、使用可能なシンボル オプションと、適用されるデフォルトのスタイルが決まります。 詳細については、「シンボル タイプ」トピックをご参照ください。

  5. 必要に応じて、[フィールドの追加] をクリックし、アクティブなレイヤーから別のデータ属性を選択します。
  6. 必要に応じ、[シンボル タイプ] ドロップダウン メニューから別のスタイルを選択します。

    スタイルの選択に関するヘルプについては、「シンボル タイプ」トピックをご参照ください。

    注意:
    アクティブなレイヤーに論理的に適用されるオプションと、選択されたデータ属性のみが、[シンボル タイプ] ドロップダウン メニューに表示されます。 たとえば、レイヤーに地理的なポイント座標しか含まれていない場合、[位置] または [ヒート マップ] スタイルのみがリストされます。 ただし、カテゴリーや数値のデータ属性を追加した場合は、タイプとサイズや色などのオプションが追加で表示されます。

  7. [スタイル オプション] タブ スタイル オプション をクリックし、適用されたスタイルの外観をカスタマイズします。