ArcGIS Reality Studio のインストールまたはアップグレードを行う前に、お使いのシステムが最小システム要件を満たしていることを確認してください。 また、最高のパフォーマンスを得るための推奨リソースも確認してください。
サポートされているオペレーティング システム
このソフトウェアは、下記の Microsoft Windows オペレーティング システムでサポートされています。ただし、オペレーティング システムの提供元がそのオペレーティング システムを一般利用の目的にサポートしている場合に限ります。
オペレーティング システム | 最新の更新内容またはテスト済みサービス パック |
---|---|
Windows 11 Home、Pro、Enterprise (64 ビット) | 2024 年 4 月の更新内容 |
Windows 10 Home、Pro、Enterprise (64 ビット) | 2024 年 4 月の更新内容 |
Windows Server 2022 Standard、Datacenter (64 ビット) | 2024 年 4 月の更新内容 |
Windows Server 2019 Standard、Datacenter (64 ビット) | 2024 年 4 月の更新内容 |
Windows Server 2016 Standard、Datacenter (64 ビット) | 2024 年 4 月の更新内容 |
注意:
- 特に指定がない限り、これらのオペレーティング システムのバージョンに関して過去と今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされています。 また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートはオペレーティング システムのプロバイダーでもサポートされている必要があります。
- Windows Server のすべてのバージョンで、デスクトップ エクスペリエンス オプションが必要です。
ハードウェア要件
ArcGIS Reality Studio を実行するための最小要件、推奨要件、および最適要件を次に示します。 最小要件では、該当するアプリケーションを実行できますが、十分なパフォーマンスを発揮できない場合があります。 推奨要件では、ほとんどの場合に十分なパフォーマンスを発揮できます。 最適要件では、最適なパフォーマンスが得られます。
アイテム | サポートおよび推奨される要件 | |
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CPU | 最小: 6 コア、同時マルチスレッディング | |
推奨: 24 コア、1 コアあたり 3.0 GHz 以上のクロック速度。 ArcGIS Reality Studio は、最大 48 CPU スレッドを使用できます。 例: Intel Xeon/i9/i7 または AMD Threadripper/Epyc | ||
プラットフォーム | x64 | |
ストレージ | プロジェクト ディレクトリに推奨される空きローカル ストレージ容量: 1 TB | |
提供ノードに推奨される空きローカル ストレージ容量: 1 TB | ||
データセット サイズに基づいて推奨される空きネットワーク ストレージ容量: 1,500 枚以下の画像: 4 TB 5,000 枚以下の画像: 12 TB 10,000 枚以下の画像: 24 TB 70,000 枚以下の画像: 32 TB | ||
メモリ/RAM | データセット サイズに基づく推奨: 10,000 枚以下の画像: 64 GB 30,000 枚以下の画像: 128 GB 70,000 枚以下の画像: 256 GB 使用可能なメモリは、パフォーマンスを向上させるために動的に使用されます。 | |
専用または統合型 GPU | 専用 GPU の使用を強くお勧めします。 最小の専用 (未共有) メモリ: 4 GB。 統合型 GPU 搭載のノートブック コンピューターをご使用の場合は、共有メモリでの使用を補填するためにシステム RAM の増設をご検討ください。 | |
表示キャッシュ | ユーザーが選択した場所で、最大 32 GB のスペースを一時表示キャッシュとして使用できます (利用可能なスペースがある場合)。 表示キャッシュはデフォルトで、ユーザー プロファイルの \Local サブフォルダーに書き込まれるため、システム管理者によってプロファイルのローミングが有効化されている場合でも、ユーザー プロファイルは移動されません。 | |
DirectX* | 最小: DirectX 11、機能レベル 11.0、シェーダー モデル 5.0 | |
OpenGL* | 最小: OpenGL 4.3 (ARB_clip_control および EXT_texture_compression_s3tc エクステンションを含む) | |
推奨: OpenGL 4.5 (ARB_shader_draw_parameters、EXT_swap_control、EXT_texture_compression_s3tc、および EXT_texture_filter_anisotropic エクステンションを含む) | ||
画面の解像度 | 最小: 1024 x 768 | |
ネットワーク接続 | 最小: ネットワーク接続ストレージ (NAS) およびコントリビューターの両方に対して 1 ギガビット接続。 | |
推奨: NAS に対して 10 ギガビット接続、コントリビューターに対して 1 ギガビット接続。 |
ハードウェア要件を満たすクラウド インスタンス タイプを次に示します。
Amazon Web Services (AWS) | 最小: g4dn.4xlarge (Large_GPU タイプの ArcGIS Image Dedicated Pro のコンピューターとして利用可能) ハードウェア要件を参照して、プロジェクト用に適切な量の RAM が仮想デスクトップに構成されていること、および選択した EBS (Elastic Block Store) ストレージが複合的なストレージ要件を満たしていることを確認してください。 |
Microsoft Azure | 最小: NV12s v3 (Large_GPU タイプの ArcGIS Image Dedicated Pro のコンピューターとして利用可能) ハードウェア要件を参照して、プロジェクト用に適切な量の RAM が仮想デスクトップに構成されていること、および選択したローカル冗長ストレージ (LRS) ストレージが複合的なストレージ要件を満たしていることを確認してください。 |
* DirectX の要件が満たされていない場合は、OpenGL が自動的に使用されます。 OpenGL ドライバーで問題の発生が疑われる場合などは、手動で DirectX に変更することもできます。
注意:
最新のドライバーを使用してください。
GPU を使用する場合は、その GPU がメーカーで現在サポートされていることを確認してください。
特定のツールと機能に関するドキュメントに特に明記されていない限り、Microsoft OneDrive や Google Drive などのクラウド ストレージ サービスはサポートされません。
GPGPU (General-purpose computing on a GPU)
CUDA を使用した GPGPU (General-purpose computing on a GPU) のサポートは、このソフトウェアの実行には必要ありませんが、強くお勧めします。 また、GPGPU を使用すると、処理速度を上げることもできます。
アイテム | サポートおよび推奨される要件 |
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GPU タイプ | CUDA 計算機能 5.0 (最小) を搭載した NVIDIA GPU、ただし 6.1 以降を推奨します。 ArcGIS Reality Studio は、1 つの GPU を使用します。 GPU の計算機能を特定するには、CUDA 対応カードのリストをご参照ください。 例: RTX8000、RTX3090、Titan RTX、RTX6000、RTX3080、RTX2080Ti |
GPU ドライバー | NVIDIA GPU ドライバー: バージョン 527.41 以降が必要です。 |
専用のグラフィックス メモリ | 最小: 6 GB |
推奨: 20 GB 以上 | |
メモリ要件は、使用されているモデル アーキテクチャおよびバッチ サイズによって異なります。 使用可能なメモリは、パフォーマンスを向上させるために動的に使用されます。 |
ソフトウェア要件
ArcGIS Reality Studio をインストールする前に、次のソフトウェアをインストールしておく必要があります。
ソフトウェア | 最小要件 |
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Microsoft .NET | Windows x64 インストーラーを使用した、Microsoft .NET Desktop Runtime 8.0.0 またはそれ以降のパッチ リリース (8.0.1 など) が必要です。 Microsoft .NET Desktop Runtime 7 以降の有無は影響しません。 注意:Microsoft .NET Desktop Runtime は頻繁に更新されます。 入手可能になり次第、最新パッチをインストールすることをお勧めします。 |
WebView2 Runtime | Microsoft Edge WebView2 Runtime バージョン 117 以降が必要です。 コンピューターにインストールされていない場合は、Microsoft の Evergreen Bootstrapper または Evergreen Standalone インストーラーを使用してください。 注意:ArcGIS Reality Studio のコンピューター単位のインストール (デフォルト) では、WebView2 Runtime をコンピューター単位でインストールする必要があります。 インストールするには、WebView2 インストーラーを右クリックし、[管理者として実行] をクリックします。 |
ArcGIS Coordinate Systems Data | 一部の地理座標系変換 (たとえば NTv2、GEOCON、NADCON5 など) と、ジオイド、準ジオイド、あるいはその他の変換グリッドに基づく鉛直座標変換 (たとえば EGM や VERTCON) では、ArcGIS Reality Studio でインストールされないファイルが必要です。 プロセスが失敗する可能性があります。 ArcGIS Coordinate Systems Data のインストールの詳細 |
ライセンス
ArcGIS Reality Studio で使用できるライセンス タイプは、単独使用ライセンスのみです。