Skip To Content

配置レポートの作成

配置レポートは、配置の統計的結果を表示します。 配置を行った後、レポートを作成して配置が承認基準を満たしていることを確認する前に、配置結果を評価できます。

配置レポートには、配置で使用されるコントロール ポイント (地上コントロール ポイントとチェック ポイント) とタイ ポイント (自動および手動) の品質が含まれています。

配置レポートの保存

配置を処理したら、配置レポートを作成できます。

配置レポートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. [プロジェクト ツリー] ウィンドウで、レポートを作成する配置をクリックします。
  2. [配置] タブで、[レポート] をクリックします。

    [配置レポートの作成] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 有効な場所を参照し、レポートの名前を入力します。
  4. [保存] をクリックします。

配置レポートが、指定した場所に .pdf として作成されます。

配置レポートのテーブル

配置レポートには複数のテーブルが含まれており、それらを以下に説明します。

一般情報

[一般情報] テーブルは、一般的なプロジェクト設定の概要を提供し、次のフィールドが含まれています。

フィールド名説明

配置名

配置の名前。

画像数

配置内の画像の数。

カメラ セッション

配置内のカメラ セッションの数。

カバレッジ エリア

配置内の画像の対象エリア。

シグマ 0

配置内のすべてのポイント画像計測値の品質の全体的評価。

フライト ミッションの統計情報

[フライト ミッションの統計] テーブルは、配置で使用される一般的なフライト ミッション データのさまざまな統計をリストし、次のフィールドが含まれています。

フィールド名説明

フライト高度

配置に登録された地表面からのフライト高度。

テレイン高度

配置に登録されたテレイン高度情報。

GSD

配置に登録された地上サンプル距離。

カウント

[カウント] テーブルは、配置で使用されるコントロール ポイントとタイ ポイントのさまざまなデータの数をリストし、次のフィールドが含まれています。

フィールド名説明

地上コントロール ポイント

配置内の地上コントロール ポイントの数。

チェック ポイント

配置内のチェック ポイントの数。

自動タイ ポイント

配置内の自動タイ ポイントの数。

手動タイ ポイント

配置内の手動タイ ポイントの数。

再投影誤差

[再投影誤差] テーブルは、配置で使用されるポイントのさまざまな再投影誤差の統計情報をリストするもので、次に説明するフィールドが含まれています。

注意:

それぞれの 3D ポイントは、2D 画像計測値を使用して計算されます。 画像計測を使用し、計測されたポイントの推定 3D 位置を TIN 化します。 再投影誤差とは、元の 3D ポイントの画像への投影と、TIN 化されたポイントの逆投影の間の 2D 距離 (ピクセル単位) です。

フィールド名説明

地上コントロール ポイント

配置で使用される地上コントロール ポイントの画像計測値の残差。

チェック ポイント

配置で使用されるチェック ポイントの画像計測値の残差。

手動タイ ポイント

配置内の手動タイ ポイントを計測するために使用される画像計測値の残差。

自動タイ ポイント

配置内の自動タイ ポイントを計測するために使用される画像計測値の残差。

3D 残差 - コントロール ポイント

3D 残差 - コントロール ポイント テーブルは、配置で使用されるコントロール ポイントのさまざまなエラー統計をリストし、次に説明するフィールドが含まれています。 このテーブルは、配置内でコントロール ポイントを使用した場合に、レポートに含められます。 コントロール ポイントの 3D 残差は、配置内の計算された 3D 座標と、元の 3D 座標との差です。 コントロール ポイントの残差の単位は、オブジェクト空間で表現されます。

フィールド名説明

地上コントロール ポイント

配置で使用される地上コントロール ポイントの残差。

チェック ポイント

配置で使用されるチェック ポイントの残差。

3D 残差 - カメラ姿勢

3D 残差 - カメラ姿勢テーブルは、配置で使用される外部標定パラメーター (X、Y、Z、ω、φ、Κ) のさまざまなエラー統計をリストします。 カメラ姿勢の 3D 残差は、配置内の計算された方向と、元の方向の差です。 カメラ姿勢残差はオブジェクト空間で表現され、位置残差と回転残差に分けられます。 カメラ位置残差は、それぞれの空間参照における 3D 座標 (X、Y、Z) の差を表します。 カメラ回転残差は、ラジアン単位の回転角度 (ω、φ、Κ) の差を表します。

フィールド名説明

カメラ位置

配置で使用される画像位置の残差。

カメラ回転

配置で使用される画像回転の残差。

グローバル シフト

グローバル シフトとは、世界座標系を基準として、すべてのカメラ姿勢に対して適用される共通の変換です。

注意:

グローバル シフトは、個々のキャプチャ セッションごとに計算および表示されます。

フィールド名説明

キャプチャ セッション名

すべてのカメラ姿勢に対して適用される変換。

ボアサイトのミスアライメント

ボアサイトのミスアライメントとは、IMU デバイスとカメラ システム (シングル ヘッドまたはマルチ ヘッド) 間の回転オフセットを指します。 IMU の計測値は、GPS/GNSS アンテナの位置での回転を表すものと見なされています。

注意:

ボアサイトのミスアライメントは、個々のキャプチャ セッションごとに計算および表示されます。

フィールド名説明

キャプチャ セッション名

ボアサイトのミスアライメント。

レバーアームのミスアライメント

レバーアームのミスアライメントとは、GPS/GNSS アンテナとカメラ システム (シングル ヘッドまたはマルチ ヘッド) 間の変換ベクトルに起因する誤差です。 通常、リファレンス ポイントは直下視フレームの投影中心として選択されます。

注意:

レバーアームのミスアライメントは、個々のキャプチャ セッションごとに計算および表示されます。

注意:

[レバーアームのミスアライメント] テーブルは、[配置] 設定ウィンドウの [レバーアームのミスアライメントの最適化] チェックボックスをオンにした場合のみレポートに表示されます。

フィールド名説明

キャプチャ セッション名

レバーアームのミスアライメント。