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配置結果の評価

配置処理が完了したら、[品質保証] ツールと [配置] タブの [表示] グループにある視覚化オプションを使用して、結果の品質を評価できます。

品質保証ツール

[品質保証] ツール を使用して、配置のさまざまな側面に対して品質保証を行えます。 品質保証ビューには、次のタブがあります。

  • [概要] - 処理された配置に関する一般的な情報と、さまざまな品質属性に関する統計的な概要が表示されます。 品質属性は、それぞれが表す統計の種類に基づいてグループに分けられます。 各品質属性には、データの分布と統計の概要を示すヒストグラム チャートとテーブルがあります。 ヒストグラムのビンは、属性の品質を表すよう色分けされており、グローブにおける各配置エレメントがシンボル表示されます。
  • [コントロール ポイント] - コントロール ポイントの配置結果に関する詳細な統計情報が表示されます。 テーブルを検証して、外れ値およびエラーを検出します。
  • [自動タイ ポイント] - 自動タイ ポイントの配置結果に関する詳細な統計情報が表示されます。 テーブルを検証して、外れ値およびエラーを検出します。
  • [手動タイ ポイント] - 手動タイ ポイントの配置結果に関する詳細な統計情報が表示されます。 テーブルを検証して、外れ値およびエラーを検出します。
  • [カメラ姿勢] -各カメラ セッションでのカメラ姿勢の配置結果に関する詳細な統計情報を提供します。 これらのテーブルを検証して、外れ値およびエラーを検出します。
  • [カメラ] - カメラの内部パラメーターの配置結果に関する詳細な統計情報が表示されます。 ドロップダウン メニューからカメラを選択して、このビューを検証し、外れ値およびエラーを検出します。 [カメラ残差プロット] ビュー を使用すると、再投影誤差を検証して、カメラ キャリブレーションに残っている定誤差 (未補正の歪みなど) を検出できます。 ビューをカスタマイズするための追加ツールも用意されています。 [属性の選択] ドロップダウン リストから調査する属性を選択し、スライダーを使用して [ビン サイズ] 値を指定します。 ビンをクリックすると、追加の統計を含むポップアップが開きます。

ヒント:

  • 属性別にテーブルを並べ替えるには、対応する列ヘッダーをダブルクリックします。
  • テーブル上で選択したエレメントは、グローブ ビューで選択された状態で表示されます。
  • 選択したコントロール ポイントまたは手動タイ ポイントの計測値を編集するには、[コントロール ポイント] または [手動タイ ポイント] タブのツールバーで [編集] をクリックします。

視覚化オプション

配置が処理されると、配置エレメントのシンボルを変更し、属性を表すことができます。 空間コンテキスト内で配置の品質を評価することで、問題のあるエリアを検出し、情報に基づく意思決定を下しやすくなります。

視覚化オプションは、[配置] タブの [表示] グループにあります。

ヒント:

配置エレメントの表示および非表示を切り替えるには、[表示] グループにあるそれぞれのボタンをクリックします (ドロップダウン矢印ではなく、ボタンをクリックします)。 配置エレメントのシンボルを変更するには、それぞれのドロップダウン矢印をクリックし、属性をクリックします。

各配置エレメントのビジュアライゼーション オプションは以下のとおりです。

  • 以下に、[カメラ姿勢] ビジュアライゼーション オプションを示します。
    • [デフォルト] - デフォルトのビジュアライゼーション オプション
    • [カメラ] - カメラ姿勢に対応するカメラ
    • [画像あたりの自動タイ ポイント数] - 配置に使用されている各画像から抽出された自動タイ ポイントの数
    • [画像あたりのリンクされたカメラ数] - 同じ自動タイ ポイントの画像計測値を持つことでリンクされたカメラの数
    • [X 座標の位置残差] - 配置内の各カメラ姿勢の X 座標コンポーネントの残差
    • [Y 座標の位置残差] - 配置内の各カメラ姿勢の Y 座標コンポーネントの残差
    • [Z 座標の位置残差] - 配置内の各カメラ姿勢の Z 座標コンポーネントの残差
    • [Omega 角の回転残差] - 配置内の各カメラ姿勢の Omega 角コンポーネントの残差
    • [Phi 角の回転残差] - 配置内の各カメラ姿勢の Phi 角コンポーネントの残差
    • [Kappa 角の回転残差] - 配置内の各カメラ姿勢の Kappa 角コンポーネントの残差
  • 以下に、[コントロール ポイント] 視覚化オプションを示します。
    • [画像計測] - 配置内の各コントロール ポイントの画像計測の数
    • [カメラ] - 配置内の各コントロール ポイントの一意のカメラの数
    • [最大再投影誤差] - 配置内の各コントロール ポイントに対するすべての再投影誤差の最大値
    • [再投影誤差の RMS] - 配置内の各コントロール ポイントに対するすべての再投影誤差の平均値
    • [X 座標の位置残差] - 配置内の各コントロール ポイントの X 座標コンポーネントの残差
    • [Y 座標の位置残差] - 配置内の各コントロール ポイントの Y 座標コンポーネントの残差
    • [Z 座標の位置残差] - 配置内の各コントロール ポイントの Z 座標コンポーネントの残差
  • 以下に、[自動タイ ポイント] および [手動タイ ポイント] 視覚化オプションを示します。
    • [画像計測] または - 配置内の自動タイ ポイントまたは手動タイ ポイントごとの画像計測の数
    • [カメラ] または - 配置内の自動タイ ポイントまたは手動タイ ポイントごとの一意のカメラの数
    • [最大再投影誤差] または - 配置内の自動タイ ポイントまたは手動タイ ポイントごとのすべての再投影誤差の最大値
    • [再投影誤差の RMS] または - 配置内の自動タイ ポイントまたは手動タイ ポイントごとのすべての再投影誤差の平均値


このトピックの内容
  1. 品質保証ツール
  2. 視覚化オプション