ArcGIS for Power BI のビジュアルを操作するときに、位置を特定してマップ上でレンダリングするために、Microsoft Power BI データセットの一部の情報が Esri サーバーに送信されます。
ArcGIS for Power BI の設定の詳細については、「ArcGIS Enterprise でのブラウザーの構成」と「ブラウザーのローカル ストレージの消去」をご参照ください。
ユーザー データは、Power BI の永続 API を使用して、Microsoft サーバーに格納されます。 Power BI から取得されるユーザー データは、Esri サーバーに保存または格納されません。Esri サーバーとのやりとりは一時的です。 解析サービスを実行する Esri サーバーはすべて米国にあります。
ArcGIS for Power BI は、次のエリアのデータのみを送信します。
- 位置情報フィールド ウェル - 住所、境界、またはその他の位置情報をこのフィールド ウェルに配置すると、そのデータは Esri サーバーに送信されて緯度および経度に変換され、マップ上でレンダリングされます。
- 緯度フィールド ウェルおよび経度フィールド ウェル
バッファー/到達圏解析レイヤーを作成すると、ArcGIS for Power BI は、検索エリア ポリゴンを生成するために、エリアの中心として使用される位置の緯度と経度の情報を Esri サーバーに送信します。
緯度および経度フィールド ウェル内のデータは、マップ上の場所を選択してインフォグラフィックス カードを操作する際に Esri サーバーにも送信されます。 ArcGIS for Power BI は Esri サービスを使用して、ユーザーの選択内容または現在のマップ範囲に基づいてインフォグラフィックス情報を要求します。
緯度座標および経度座標を使用して位置をマップに追加すると、ArcGIS for Power BI はジオロケーション機能を使用して位置を特定します。 ジオロケーション機能の使用中に情報は Esri サーバーに転送されません。
検索テキスト ボックス - 参照レイヤーをマップに追加すると、検索テキスト ボックスに入力した情報が Esri サーバーに送信されます。
Microsoft Power BI データセットのその他の情報は Esri サービスに送信されません。