タスク ツールは、ミッション中に取り組む特定のアクションに関しての Responder ユーザーと Manager ユーザー間の対象を絞った通信の手段を提供します。 タスクは、Manager でミッション アナリストにより作成され、ミッションの一部として処理する 1 人の Responder ユーザーに割り当てられます。
タスク ツールは [マイ タスク] および [タスクの詳細] 画面により構成されますが、[レポート] (詳細については、「レポートを含むタスク」をご参照ください) の使用およびマップ操作を含めることができます。
すべてのタスクにはステータスが与えられ、タスクを作成したミッション アナリストまたはタスクが割り当てられる Responder ユーザーが変更できます。 タスクは、ミッション メンバーに割り当てられるまで未割り当ての状態ですが、タスクのステータスは、必要に応じて、[進行中]、[一時中断]、[完了] に変更できます。
タスクは、タスクの作成時に設定される少数の特定の詳細を含んでいますが、ミッション アナリストが後で編集可能です。 タスクの作成に必要な詳細は、名前、説明、場所です。 オプションの詳細は、タスクの優先度と期日です。
タスクは、すべてマップにポイントで表示されます。 このポイントは、Responder ユーザーが容易に識別して他のマップ上のポイントと区別できるように、タスクのステータスを反映して色が変化します。 マップでタスクをタップすると、[タスクの詳細] 画面が開きます。
マイ タスク
[マイ タスク] 画面 ([タスク リスト] とも呼ぶ) は、Responder ユーザーが割り当てられたタスクを表示してアクセスできる画面です。 割り当てられたタスクだけが、表示されます。 他のミッション メンバーに割り当てられたタスクは、マップまたは [マイ タスク] 画面には表示されません。
[マイ タスク] 画面を開くと、マップは自動的に [タスクの範囲] にズームして、Responder ユーザーは割り当てられたタスクをすべてマップ上に表示できます。 また [マイ タスク] 画面には、[タスクにズーム] ツールもあり、リスト内の任意のタスクのマップに直接ズームできます。
タスクは、一番上が最も古いタスクになる時系列でリストに表示されます。 タスクは、すべてタスク ステータス アイコンとともに名前、優先度、および期日を含めて表示されます。 タスクの優先度は、[低]、[中]、[高] または [重大] で表され、リストの識別を容易にするために色分けされたバーで表示されます。
リストのタスクをタップすると、[タスクの詳細] 画面で開きます。
タスクの詳細
[タスクの詳細] 画面には、作成時に追加されたタスクのすべての情報が表示されますが、さらに Responder ユーザーが入力するフィールドもあります。
[タスクの詳細] 画面の上部には、タスク名、説明、優先度、期日を含む [マイ タスク] 画面で与えられるすべての情報があります。 タスクの説明はミッション アナリストによって設定されますが、[タスクの詳細] 画面でのみ表示されます。
Responder ユーザーは、この画面でタスクのステータスの変更、メモの追加、写真の添付をすることができます。 これらのアクションの後で、[更新] ボタンをタップして、更新を保存する必要があります。 変更を行った後で更新する前にタスクの詳細画面から移動しようとすると、ダイアログが表示され、変更を維持するか破棄するかをたずねられます。
注意:
タスク ステータスおよびメモは、自由に変更および編集できますが、タスクを更新した後でタスクから添付ファイルを削除することはできません。
タスク ステータスの変更
タスクのステータスの変更は、[タスクの詳細] 画面からのみ行うことができます。 ステータスを変更すると、[マイ タスク] 画面およびミッション マップでの表示が変更されます。 タスクは、複数のステータスの間で自由に変更できます。 ただし、完了したタスクには再びアクセスすることができなくなり、また表示されなくなります。 つまり、タスクを [完了] ステータスに移動して [更新] ボタンをタップすると、[マイ タスク] 画面に戻り、また完了したタスクがリストとミッション マップの両方から削除されます。
タスクのステータスを変更するには、次の手順に従います。
- タスクの [タスクの詳細] 画面を開きます。
- [ステータスの編集] をタップします。
- 変更するステータスを選択します。
- [タスクの更新] をタップします。
タスクのステータス アイコンが、タスク画面とミッション マップの両方で更新されます。 タスクにレポートが添付されている場合は、[完了] ステータスを使用することはできません。 (詳細については、「レポートを含むタスク」をご参照ください)
タスクへのメモの追加
メモは、担当者がタスクに追加することができますが、ミッション アナリストは更新後にメモを表示できるようになります。 メモは、400 文字に制限されていて、タスクのニーズに応じてさまざまな方法で使用することができます。
メモをタスクに追加するには、次の手順に従います。
- タスクの [タスクの詳細] 画面を開きます。
- [メモ] フィールドをタップします。
- 必要なテキストを入力します。
- [更新] をタップします。
メモは、タスクが [完了] ステータスになるまで編集できます。
タスクへの写真の添付
写真は、タスクの要件を満たすため、またはタスクの追加情報を提供するために、タスクに添付することができます。 写真は、デバイスのカメラを使用して撮影するか、デバイスのギャラリーから添付できます。 サポートしているファイル タイプは JPG、JPEG、および PNG です。
注意:
写真は、タスクが更新されるまで、必要に応じて添付と削除をすることができます。 更新後は、添付した写真の変更、置き換え、タスクからの削除をすることはできません。
タスクに写真を添付するには、次の手順に従います。
- タスクの [タスクの詳細] 画面を開きます。
- [追加] ボタンをタップします。
- [カメラ] または [ギャラリー] ツールを選択します。
- 写真を撮影するか、選択します。
- [更新] をタップします。
添付の写真がタスクの詳細画面に表示されます。
レポートを含むタスク
タスク作成時には、タスクを完了するためのレポートの送信を必須にするミッション アナリストのオプションがあります。 この場合のタスクには通常のタスクと同じツールとオプションがすべて含まれるため、違いはほとんどありません。 ただし、Responder ユーザーには、レポートが送信されるまで [完了] ステータスにタスクを移動するオプションはありません。
タスクの一部でレポートを送信するには、次のワークフローを実行します。
- [タスクの詳細] 画面を開きます。
- 必要なレポート フィールドで [編集] ボタンをタップします。
- レポートを入力します。 これには、位置を選択する、すべての必須フィールドを入力する、できるだけ多くの情報をオプション フィールドに含めることが含まれます。
- [レポートの送信] をタップします。
- あるいは、レポートの入力中に任意の時点で [ドラフトの保存] をタップすることもできます。 これにより、入力したすべての情報が保存され、タスクの詳細画面に戻るため、後でレポートを完成することができます。
レポートを送信すると、タスクの詳細画面が開き、引き続きタスクを実行して、更新または完了することができます。