Esri Maps for IBM Cognos の以前のバージョンに関するヘルプです。現在のバージョンについては、http://doc.arcgis.com/ja/maps-for-cognos を参照してください。
Esri Maps for IBM Cognos のインストールを完了するには、サーバー上にコンポーネントをインストールしてから、環境内で動作するようにそれらを構成します。開始する前に、インストール オプションをよく理解しておく必要があります。また、インストール先のオペレーティング システムに対して適切なインストーラーであることを確認します。
次の手順を管理者として実行する必要があります。
G:\em4c\launchInstaller.bat
次の手順を完了する前に、使用できる構成設定をよく理解しておく必要があります。
管理者権限を持つユーザーとして、Esri Maps for IBM Cognos の構成を実行します。
Esri Maps for IBM Cognos の EM4C サーバーは、EM4C サーバー コンポーネントがインストールされたすべての場所で起動する必要があります。
EM4C サーバーはサービスとして動作し、デフォルトでは自動的に起動するように構成されます (Microsoft 管理コンソール (MMC) を使用して手動で再起動できます)。
Esri Maps for IBM Cognos と IBM Cognos が通信するには、次の表に示した仮想ディレクトリ (エイリアス) を作成する必要があります。IBM Cognos は Web サーバー上で ibmcognos として公開されていると想定しています (環境に合わせて変更してください)。
| エイリアス | 場所 |
|---|---|
ibmcognos\em4c | em4c_location\webcontent |
ibmcognos\em4c\cgi-bin | em4c_location\cgi-bin または em4c_location\cgi-bin-64bit (環境 (x86 または x64) によって異なります) |
Web サーバーの構成の詳細については、「Web サーバーの構成について」をご参照ください。
Esri Maps for IBM Cognos の構成に変更を適用したら、レポート サービスやプレゼンテーション サービスを実行している IBM Cognos ディスパッチャのすべてのコンピューター上で IBM Cognos サービスを再起動する必要があります。
IBM Cognos サービスの再起動方法の詳細については、お使いのバージョンの IBM Cognos の 『IBM Cognos インストールおよび構成ガイド』 をご参照ください。
この時点で、Esri Maps for IBM Cognos のすべてのレポート作成者とエンド ユーザーは、Web ブラウザーのキャッシュを削除する必要があります。キャッシュを削除する手順はブラウザーによって異なりますが、ほとんどのブラウザーでは Ctrl + Shift + Delete キーで削除できます。
Esri Maps for IBM Cognos の使用を有効化するには、はじめに Esri Maps の機能を作成する必要があります。この機能に対して必要な権限を持たないユーザーは、Esri Maps Designer を使用したり、マップ連動レポートで Esri Maps を表示したりできなくなります。
IBM Cognos のシステム管理者は、Cognos Connection の [起動] メニューから Esri Maps Designer を開いて、この機能を作成します。Esri Maps の機能を作成するとき、Cognos 機能のデフォルト設定に基づいてユーザーとグループが追加され、Esri Maps for IBM Cognos に対するトラバースおよび実行権限がそのデフォルトのユーザーおよびグループに与えられます。Esri Maps for IBM Cognos の使用を無効化するには、対象のユーザーまたはグループの実行権限を削除します。権限は、Cognos Administration で変更できます。
機能が作成されます。
Esri Maps for IBM Cognos をインストールおよび構成したら、Web ブラウザーのキャッシュをまだ削除していない場合は削除します (Ctrl + Shift + Delete キー)。その後、インストールおよび構成プロセスのさまざまな側面をテストできます。
次の例では、IBM Cognos が ibmcognos というエイリアスによって公開されていると想定します。
http://<em4c_server>:9896/em4c/version.txt
このテストが失敗した場合は、EM4C サーバーがインストールされているすべての場所で起動していることを確認します。
http://<cognos_gateway>/ibmcognos/em4c/version.txt
http://<cognos_gateway>/ibmcognos/em4c/cgi-bin/em4c.cgi
ArcGIS Online:http://ibmcognosserver/ibmcognos/em4c/cgi-bin/em4c.cgi?http://www.arcgis.com/sharing?f=pjson
Portal for ArcGIS インスタンス:http://ibmcognosserver/ibmcognos/em4c/cgi-bin/em4c.cgi?http://myPortal/gis/sharing/?f=pjson
テストに成功すると、現在のバージョンが返されます (例: "currentVersion":"x.x")。